大阪で山響さくらんぼコンサート
2026年6月19日
17日は東京泊まりでしたが18日に大阪に移動し、山響のさくらんぼコンサートを聞いてきました。山響のさくらんぼコンサートは去年行きましたが夜のコンサートのため、その日のうちに岡山に帰り着くのが大変なので一泊せざるを得ない、終演後食事をするのが大変(去年はコンビニ弁当)、というのがあって、今年は見送るつもりでした。しかしバボラーク氏がホルン協奏曲を吹くというので急遽チケットW手配しましたが出遅れ、1回のS席しか残っていなかったものです。
曲目は、前半がドボルザーク:序曲「わが故郷」、モーツアルト:協奏交響曲変ホ長調K.297b(バボラーク版)。この曲は元はフルート、オーボエ、ホルン、ファゴットだったのが楽譜が紛失し(モーツァルトではよくある話)、見つかったのはオーボエ、クラリネット、ホルン、ファゴットでの編曲版。それでもっぱらこの編曲版が演奏されてきたのですが、今回のバボラーク版は当初の楽器編成の再現です。そして前半の2曲は、バボラーク氏の指揮です。
後半は指揮が阪哲朗氏に代わり、バボラーク氏のソロでプント:ホルン協奏曲第5番。ジョバンニ・プントはボヘミアの出身で、イタリア人っぽい名前は芸名だそうです。ベートーベンが彼のためにホルンソナタを作曲したくらいのホルンの名手だそうです。そして最後はブラームス:交響曲第1番。何とバボラーク氏がオケの中に入ります。サイトウキネン、水戸室内以外では初めてだそうです。
19時開演のところ、18時40分からプレトーク。曲目解説より、山形の宣伝です。これがさくらんぼコンサートですね。
客席は舞台後ろの席と3階バルコニーは閉鎖ですが、それ以外はほぼ満席。毎年人気なんです。オーケストラ入場、弦は10-8-6-7-4というちょっと変則の布陣、対向配置です。そのためテレビでおなじみの首席の矢口里菜子さんが、真っ正面に来ます。
演奏開始。山響はアンサンブルが良く、少人数とは思えない迫力があります。協奏交響曲は弦が6-6-4-3-2と少なくなります。本当に美しい。あっという間に前半が終わりました。
休憩時間にトイレに行きましたが、1階席後方からトイレまでは2階分の階段を降りる(帰りは登る)上に、満席で行列になっているため、行列を階段に持ってきています。そこで1階分降りてまた登って。ホールに来る前にホテルに荷物を置きに寄りましたが、新大阪駅というところは新幹線の改札口にはエスカレーターがあるものの、外から在来線に乗ろうとすると、3階の改札口までエスカレーターが一つもないんです。日頃はドクターストップもあって極力階段は使わないようにしているのですが、今日はやたら階段を上り下りします。
後半のプントのホルン協奏曲。楽器編成を見たら、独奏ホルン、オーボエ2、ホルン2、ラチェット、ムチ、犬の鳴き声(何じゃ、こりゃ)、弦5部。バボラーク氏のホルンはナチュラルホルンです。よく見たら、オケの2名もナチュラルホルンのようです。曲の途中で、本当に犬が出てきます。途中で犬が追い立てられたり、楽しい曲です。ただナチュラルホルンに関して、ウィスキーのシングルモルトのように味はあるのでしょうが、小生の好みは、モダンホルンです。ウィスキーも、ブレンデッドが好きです。
最後のブラームスの1番、アンサンブル、迫力、良いですねえ。ホルンのコラールは、朗々と響きます。ただバボラーク氏のホルンは音色が個性的なので、やはりソロ向きですね。午後9時半までの長いコンサート、小生は朝東京で活動してからの移動だったので、多少疲れました。
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