大学男声合唱団の団員数
2026年5月5日
小生のところには、定期的に大学の時の合唱団のOB会から会報が送られてきますが、現役の団員数はびっくりするくらいに減っています。一時は消滅するのではないかと思うくらいに減っていたのですが、少しは持ち直してきたようです。その同窓会報に、大学の男声合唱団団員数の推移のグラフが載っていました。1910年代から最近までで、出典をメモしてなかったのですが、おそらく合唱連盟のデータでしょう。大元の男子学生数は戦後うなぎ登りですが、1978年に一旦ピークを迎えてそこで足踏みします。1985年に再度上昇に転じ、1998年が本当のピークで、そこから緩やかな減少に向かいます。
一方の男声合唱団員数(平均)はというと、ピークは1965年、この時は平均団員数が95人です。平均ですから規模の大きいところも小さいところもあっての平均で、規模の大きいところは数百人の団員を抱えていたことでしょう。そこから急激に減少し、そこが1974年で平均団員数39人。まさに激減ですね。直接の原因かどうかはともかく、この時代は学園紛争の時代です。
小生が大学に入学したのは1967年で、まさに合唱団員数がピークの時代。定期演奏会では100人以上がオンステしていました。従って舞台上何列にもなってひな壇も高く、あの時代のひな壇は後に柵も何もない時代だったので、本当に怖かったです。合唱団員数の激減期にあったのですが、小生にはまだそんな意識はなかったですね。ただ同期の仲間がどんどん辞めていったのは確かです。小生も半分休眠状態に入ったので、大きな事は言えませんが。
平均合唱団員数の方は、1980年代からバブル期にかけては65人程度に持ち直しますが、それから就職氷河期に入ると歌っている場合ではなくなったのかまた減少に入り、底は2010年の30人です。そして持ち直したところでコロナ禍に入り、現在に至っています。
こうやってみると、趣味の多様化や楽器をやる人間が増えた事による合唱団員数の減少ではなく、社会情勢をもろに反映しているようですね。合唱は設備投資(?)が要らないので始めやすく辞めやすく、まわりに流されやすいのかもしれません。まあ我々の頃はそもそも母数が多く、どこへ行っても、何をやっても大勢いたのは確かでした。
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