トランペットのヴォカリーズ
2025年10月24日
「青のオーケストラ」(アニメではなく、原作の漫画の方です)に、完全下校時間を過ぎて帰ろうとしている3年生の原田「元」コンマスが、鮎川先生に呼び止められ、「乗ってくか?」と車に誘われるシーンがあります。その時車内に流れていたのがラフマニノフのヴォカリーズ、トランペット版です。これは原田君の「ヴォカリーズのトランペットだ」と言う独り言と、鮎川先生に対する「ラフマニノフですね」という問いかけだけでした。ヴォカリーズに関してはそれだけで、話の本筋とは関係がありません。
NHKのアニメでこのあたりのシーンが放映されましたが、話の本筋にない「ヴォカリーズ」の部分は全部カット、車内にも音楽は流れていませんでした。まあちょっとのシーンでわざわざヴォカリーズを演奏してもらうのは大変だし、誰かの音源を持ってきたら著作権の関係でもっと大変だし。ただここは気になっていました。
しかしこのトランペットでのヴォカリーズを「題名のない音楽会」が「児玉隼人の音楽会」(10月18日放送)でやってくれました。しかも共演が宮田大さんというおまけ付き。ヴォカリーズは曲の雰囲気からトランペットには不向きで、柔らかい音でないと合わないと(小生は)思っているのですが、柔らかく、実に良い音色でした。素晴らしいヴォカリーズです。
「青のオーケストラ」の劇場版というものがもし作られたら、あのシーンのバックに児玉隼人さんの演奏のヴォカリーズを流してくれないかな。曲が気になって、会話が頭に入らないかもしれませんが(笑)。
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