ペタノンとゲテノン
2025年9月27日
小生はいわゆるバスマニアとの付き合いが全くなく、こういうマニア俗語を耳にしたのは最近です。耳にしたのではなく、目に付いたのですが(笑)。どちらも三菱ふそう製のノンステップ車の愛称で、ペタノンのほうが古いです。ペタノンは1997年から本格的に販売されたノンステップ車で、車高が低く、ぺたんとしたノンステップという意味で、ペタノンと呼ばれています。なお三菱ふそうの本格的なノンステップの販売は1997年からですが、それ以前にも(古いものは1984年)特注車扱いでノンステップバスを製造しています。ペタノン量産車の一番古いタイプ(KC-MP747M)は両備にも岡電にも入りましたが、どちらも廃車されて残っていません。今残っているペタノンは、2000年以降のモデルです。
日本のノンステップ車はノンステップと言いながら、中扉から前扉までが低床で、中扉から後は高床です。そのためペタノンの後方は天井が低く、小生は後部座席から立ち上がるときに、天井のつかみ棒に頭をぶつけたことがあります。
UDからのOEM供給を経てモデルチェンジされたのがゲテノンで、ワンステップのボディーを流用して前部だけを低床化したため、側窓は段違いになっています。そのため、左右非対称の前面と合わせて「ゲテモノ」と呼ばれているのでしょうが、後方に行っても通路に立てるし、小生はゲテモノなどではなく、機能的なデザインだと思っています。この「ゲテノン」という言い方は最近知ったのですが、まさかゲテモノ扱いされているとは、思いもしませんでした。
岡山にいると、両備と岡電が100%三菱ふそうのため、バスの前面は非対称が当たり前ですね。逆に日野のバス(下電にいます)が来ると、「あれで左前下方は見えるのか?」と思ってしまいます。
このゲテノン、製造は2009年からですが、両備バスへの導入は意外と遅く2017年から、先に岡電バスの方に2012年に入っています(QKG-MP37FK)。従って、PKG-MP35改の型式は、岡山にはいないですね。2010年頃は岡山市内の路線バス再編、両備から岡電への営業所の移管などもあり、両備にはノンステップどころか、しばらく新車が入らなかった時期です。この後のタイプ(2つ目ヘッドライト=3代目エアロスター=2PG-MP38FK/FM)から、両備、岡電共に大量に入っています。これでツーステップを駆逐するはずだったのですが、両備は駆逐したものの、岡電ではコロナもあって、まだまだツーステップ車がのさばっています。「たま」(実はツーステップ)の後継車両が、出ないかなあ。
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