長崎の原爆は熊本から見えた
2025年8月10日
偶然ですが、昨日(8月9日)に見た録画番組の中で、元NHKアナウンサーの杉山邦博さんが昭和20年の想い出として、「8月9日熊本の陸軍幼年学校での訓練中に、金峰山越しに紫色の気持ちの悪い光が見え、その後キノコ雲が立ち上ったのが見えた。方角からして長崎だ」と語られていました。熊本市から長崎市は、雲仙岳と金峰山を間に挟みますが、直線距離で約80km。見える距離ではありますが、熊本から長崎原爆のキノコ雲が見えたという話は初めて耳にしました。
そこで調べてみたところ、証言があるわあるわ。やはり熊本からは見えたんですね。特に有明海に面した宇土半島からは黒い雨まで見えたという証言もあり、特にはっきり見えたようです。
その時小生の父親はどうしていたかというと、熊本ではなく佐賀にいました。電信第二連隊の訓練施設で、親父は教官をやっていました。電信第二連隊といえば、配属される将校は高等工業卒か電報局で働いていたその道のプロ、言わば電信のエリート部隊です。そこで旧制中学しか出ていない親父がなんで教官をやっていたかというと、乗馬の教官だったそうです。電信のプロとは言え将校になれば馬に乗る必要があるので(多分それまで縁がなかったでしょうね)、経験豊富な親父が引っ張り出されたのでしょう。なお親父は2回目の招集ですが、内地で教官をやっていたため終戦まで生き延びました。
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