1971年の紅白歌合戦
2025年8月4日
今頃ですが、3月頃放送された1971年の紅白歌合戦を見ています。この頃の紅白は、テンポが良いですねえ。次々にかすが出てきて歌い、得点の中間発表もスピーディ。アナウンサーの話す速度も速かったですね。日本全体が若く、というのは変な言い方で、人口構成の多数を占める世代(要は、我々の世代)が若かったせいでしょう。今の紅白は、関係ないお笑いタレントが出過ぎです。
1971年といえば、小生は大学を卒業した年です。就職はしましたが体調を崩して、実家近くで入院していました。お正月ですから外泊許可をもらって実家で見ていたはずですが、全く記憶には残っていません。体調もすぐれなかったですしね。
見ていると、いろいろ面白いことに気がつきます。この時代はワイヤレスマイクの黎明期で、まだマイクに50cmくらいのアンテナ線をぶら下げています。そして、技術的制約か法律的制約かはわかりませんが同時使用チャンネル数が少なく、おそらく3チャンネルか4チャンネルでしょう。有線マイクが幅をきかせています。
そして舞台の上のバンドによる生演奏生放送。今では当たり前になっている、演奏を歌手に聞かせるイヤホンなどは、まだ登場していません。NHKホールは広いため、演奏の音がなかなか聞き取りにくいということも聞いたことがあります。歌手の足下にスピーカーが置かれるのは、まだ先ですね。
その歌手も、発音がはっきりしていて、歌詞がしっかり聞き取れます。そのためか、画面に歌詞の字幕はまだ出ません。歌詞が字幕で出るようになったのは、いつからなんだろう。
我々の頃は、男声低音(バリトン、バス)を除き、口の開け方は「え」と「い」は横開き、「お」と「う」は縦開きで教わっていました。男声低音は、全部縦開きです。女性低音(アルト)に関しては知りません。ところが今は全部縦開きです。ところがこの紅白では、いわゆる「本格派」の歌手も、皆横開きなんですね。唯一の例外(縦開き)が相良直美でした。横開きにすると明るい声が、縦開きにすると深い声が出ます。声優の指導をしていた姉も、縦の方が良く聞き取れるからと、縦開きで指導していました。この横開きは時代ですかね。
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