自動運転実証実験バス
2025年5月16日
高校の先輩Nさんを芸術祭に招待し、合流するために熊本城の城彩苑に行きました。城彩苑など昔はなかったので場所がわからずに右往左往しましたが。そこから市役所(目当ては食堂)に行くために、実証実験中の自動運転バスに乗ってみました。
バス自体は中国BYDの電気バスで、それにセンサーといろいろ付いた自動運転モデルです。運転手は乗っていて手動介入ができる体制でいます。大きさは日野のポンチョクラスです。乗ってみると、走り出しはスムーズなのですが、ブレーキがいわゆるカックンブレーキです。そして熊本城内出発で駐車場などを回って外に出るので、歩行者は多い、交差点に信号はない。そこを律儀に他車や歩行者が通り過ぎるまで待つので、やたら時間がかかります。「先に行け」と行った合図は、自動運転バスは認識しないです。そして出ようとすると歩行者を検知してブレーキ、急停止モードのブレーキです。乗り心地は悪いですね。
話しは少し脱線しますが、電車のブレーキがデジタルになり、乗り心地が悪くなりました。電車の摩擦ブレーキは停止寸前に摩擦係数が大きくなるので、停止寸前にはブレーキは緩めなければがっくんと止まります。かつてのアナログ時代は、動作遅れも見越して微妙な制御をやり、ショックレスで止まるのが名人芸でしたが、デジタルになってブレーキ1ノッチを残したまま止まるようになったので、停止時のショックが大きいです。本当は停止寸前にブレーキ力を0にし、最後は走行抵抗だけで止まるとショックがないのですが、自動制御でそういうのは無理ですね。0にしなくても停止寸前でブレーキを弱めてやればショックは少ないのですが、安全最優先で、乗り心地が後回しなんでしょう。
しかし中国製のバスで、自動運転のノウハウも、おそらく中国でしょう。実験元は熊本市ですが、自治体なのに、いや自治体だからなおさら国際入札なんでしょうね。ここで得られたノウハウは、全部中国に流れます。こんなことで良いのだろうか。最も日本のバスメーカーに、自動運転を研究するような体力のある会社は一つも無いですが。
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