岡山シンフォニーホール無料公開
2025年5月6日
岡山シンフォニーホールが6月からの改装工事を前にして一般公開されるイベントがあり、行ってきました。途中でSさんと合流です。
公開は13時からで、その少し前に付いたら長蛇の列です。Sさんと2人で「第九にもこんなにお客さんが来てくれたらなあ」。無料の効果は大きいですね。
館長さんによる改修内容の説明を受けましたが、現在の耐震基準に合致していない部分の改修が大きいですね。特に釣り天井が東日本大震災のミューザ川﨑での天井落下事故以降規制が厳しくなって、それ以前の釣り天井は軒並みアウトになっています。音響に変化がなければ良いのですが。それとトイレ。半分以上和式ですから、全面改修でしょうね。
残念ながら、エレベーターとエスカレーターの増設はありません。ただ現在は、1階の車椅子席に行くには非公開のエレベーターを使うしかないので、せめてこれを公開するようにしないと、バリアフリー法違反になります。車椅子でない人は、1階席まではエスカレーターはあるものの、2階席以上へは相変わらずの階段ですね。いつまで上がれるかなあ。
そのまま第九の練習で顔なじみのUさんによるオルガン(電子オルガン)演奏。Uさん、オルガンも弾けたんだ。
そしてピアノ庫見学へ移動。案内では時間を決めて定員10名の5回だけの予定でしたが、参加者が多く、10分刻みの交代制で次々です。とても無理だと思っていたのですが、これなら見られますね。それでも30分くらい並んで、ピアノ庫に入れました。岡山シンフォニーホールが持っているフルコンは、スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ヤマハ、カワイの4台。他に各ホールに小ぶりのグランドがあります。今日はスタインウェイはステージに上がっているので、残りは3台。小生は、ベーゼンドルファーを近くでじっくり見たかったので、じっくり見ます。やはりベーゼンドルファーは、弦というかワイヤの張り方が独特ですね。一つの鍵盤に対し2本のワイヤが張ってある場合、他のメーカーは(おそらく、スタインウェイも)鍵盤の反対側で折り返していますが、ベーゼンは反対側にも留め具があって、2本の別のワイヤが張られています。
フレームというか外枠も独特で、他のメーカーより薄く(厚さが半分くらいしかない)、途中にエッジが立っています。山羽などは長い板(板自体は重ね合わせ)を曲げて外枠を造っていますが、エッジが立っているところを見ると、途中で繋いでいますね。独特の音響理論があるのでしょうが、面白かったです。
ホールの改修が終わったら、カワイをシゲルカワイに更新してもらいたいところですが、予算がないだろうなあ。
まだまだ見所はあったのですが、疲れてきたのでこのくらいにして帰りました。それでも十分楽しめました。
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