二礼二拍手一礼
2025年1月13日
神社にお参りするとき、参拝の仕方として、一部の例外的な神社を除き、二礼二拍手一礼が推奨されています。小生はこの拝礼の仕方にどうも違和感があり、まわりに人がいないときは、自己流でやっています。二礼二拍手一礼だと、お祈りすることができないのです。
この違和感の正体、「神社で柏手を打つな」(島田裕巳著、中公新書クラレ)を読んではっきりしました。このやり方、平成以降広まったというか、意識的に広められたやり方だったんですね。
二礼二拍手一礼は、知らなかったわけではありません。小生は高校時代弓道部で、弓道場に入るときと出るときは、必ず神様に挨拶していて、その時の礼の仕方がこうです。ただいつもはここまできちんとはやらず、二拍手一礼の略式でした。要は挨拶であり、言わば朝練の時の「おはようございます」や空手部の「押忍!」と同じです。
初詣は大抵の方はこの一年の無事を祈念するのですが、二礼二拍手一礼だと祈念する時間がありません。まあ有名神宮に行って、「来ましたよ」と神様に挨拶するだけなら別ですが。
小生は周りに誰もいないときのお参りはどうやっているかというと、まず鈴があるところでは鈴を鳴らし、ないところでは2回柏手を打ちます。鈴を鳴らしたときは、柏手は打ちません。柏手は神様に対するノックだと何かで見たことがあり、呼び鈴があるところではノックは不要だからです。最も今となっては、この話の出典は不明ですが。そして合掌して何か願い事を祈念し、最後に一礼。なお手水は、かなり前から(コロナ禍の前から)、不衛生な感じがして使っていません。
しきたりは人為的に作られたというか、広められたものが多く、有名なところではバレンタインデーはチョコレートのモロゾフが、恵方巻きはセブンイレブンが仕掛け人ですね。ひな祭りの段飾りも、人形の吉徳が始めたものだそうです。日本だけではなく、サンタクロースの赤い衣装もコカ・コーラが着せたもののようです。初詣は電鉄会社が仕掛けたのは知っていましたが、除夜の鐘もNHKが仕掛け人だと初めて知りました。
二礼二拍手一礼も神社本庁が自分の権威を示すために仕掛けたみたいなのですが、小生がお参りしているのは地元の氏神様であり、神社本庁序列78,902番目(数字はいい加減です)の神社ではありません。小生は、国家神道的な強制が入ると、ついつい反発したくなるようです。
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