シェレンベルガー、ウェルカムホームコンサート
2024年11月22日
昨日、「シェレンベルガー Welcome Home Concert」に行ってきました。会場はハレノワの4階アートサロン。開場時刻のちょっと前にエレベーターで4階に上がったら、すでに長蛇の列です。今日は自由席なので、良い席は早い者勝ちですからね。列に並んだら、次々にエレベーターから人が吐き出されてきます。200人収容らしく、小生が並んだのは100番目くらいです。係員の案内も熱を帯びます。「列の後ろに、2列でお並びください。あ、シェレンベルガーさん、こちらへどうぞ」。何と、シェレンベルガーさんも同じエレベーターで上がってきました。
今日の出演者はシェレンベルガーさんの他に、ヴァイオリンの福田廉之助氏、ヴィオラに岡フィル主席の七澤達也氏、チェロの同じく岡フィル首席の松岡洋平氏。23日の福田廉之助氏構成の「シネマ・ザ・ワールド」がありますが、この演奏が岡フィルなので、ちょうどメンバーが揃っていましたね。
プログラムが掲示されていましたが、新規追加がありました。
J.ドルツェッキ:オーボエ(フルート)と弦楽三重奏のための四重奏曲、ニ長調
☆テレマン:ファンタジー第7番(シェレンベルガー ソロ)
J.フィアラ:オーボエと弦楽三重奏のための四重奏曲、ヘ長調
休憩が入って
☆バッハ:ソナタ第1番 シチリアーノ、プレスト(福田廉之助 ソロ)
モーツァルト:四重奏曲ヘ長調 K370
☆の付いた曲が紙のプログラム(実際はチラシですが)に載っておらず、追加された曲です。
演奏開始前に高次専務理事の挨拶が有り、この演奏会について説明されました。元々シェレンベルガー氏は今回の来日では興行ビザでの入国ではなく、目的は義理の息子さん(娘さんの御夫君)の個展への出席と、大学の講義だけだったそうです。この個展を岡山でもという話が出て、その会場で演奏しようという話になりました。ところがいろいろ検討した結果、美術品の輸送が難しいということになり、岡山での個展は中止になりました。それでもシェレンベルガー氏は縁のある土地岡山で演奏したいということで、急遽会場を手配しメンバーが集められたものだそうです。リハも今日だけ、廉之助くんのソロも突然決まった無茶振りだそうです。シェレンベルガー氏も興行ビザでないため、ほとんどチャリティコンサートだとか。
会場のアートサロンは平土間でステージなし、彫刻や生け花の展示に向いたホールですね。音楽の演奏には不向きなホールですが、そこでどうのこうのとなるようなメンバーではありません。ただステージがないので、見づらいことこの上なし。小生は、ちょうどシェレンベルガー氏と廉之助くんが(だけ)見える席でした。
200の席は満席で、演奏開始。シェレンベルガー氏はいつものように黒ずくめ。廉之助くんも黒シャツに黒い上着。ところがヴィオラとチェロの二人は、岡フィル用の白いシャツに背広です。まあ服の調節などしている時間はなかったでしょう。
シェレンベルガー氏のオーボエは、健在です。ドルツェッキもフィアラも、「誰、それ?」という状態なのですが、聞いてみるときれいな曲ですね。特にフィアラの曲は楽しい曲で、小生は好きになりました。といっても、CDなんか売ってないでしょうね。
後半は福田氏の、「急遽お鉢が回ってきた」という話と共にバッハを2曲。「この分のギャラはシェレンベルガー氏からもらうぞ」と冗談を言っていましたが、元々シェレン氏はチャリティなので、回すギャラはないでしょう(笑)。しかし、相変わらずうまいなあ。最後のモーツァルト、やっぱりモーツァルトを聞くと、落ち着きますね。モーツァルトの曲には、そういう作用があるらしいです。アンコールは同じ曲の第一楽章を演奏してくれました。
至福のひとときでした。
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