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2024/07/21

コール・ロータスOB会創立60年記念演奏会

2024年7月21日


600001a 岡山大学男声合唱団コール・ロータスOB会の、創立60年記念演奏会に行ってきました。まず岡山大学に男声合唱団があったというのが、正直驚きです。しかも創立が1961年ですから、結構古いです。グリークラブ(混声)があるのは知っていたのですが、どうやらそのグリーから分かれる形で最初は医学部合唱団として出発し、その後全学部に広げたようです。岡山大学は医学部(歯学部も)の専門課程が鹿田、その他(医学部の教養課程も含む)が津島のキャンパスですから、部活動も大変ですね。もっとも、鹿田キャンパスから津島キャンパスまで、岡山駅でのバス乗り継ぎですが、東京の思いをすれば近いです。

 

本来は2020年に60周年記念演奏会をやるはずだったそうですが、コロナ禍のせいで今年に延期となっています。

 

さてそのコンサートですが、OBステージの方は、賛助の現役学生を入れて80名以上(プログラムの名簿では、89名)、これだけの数が揃った男声合唱を聞くのは、久しぶりです。現役だけのステージになると、16名。う~~ん、どこでもこんなものですねえ。昔も今も「音楽部に入りたい」と思う学生の数(比率)はそう変わらないはずなのですが、昔に比べて楽器をやる人の数が増え、その分だけ歌う人が減っているように思います。我がK大の男声合唱団も、小生達の頃はオンステメンバーで100人を超えていたのですが、今はやっと30人くらいです。その代わり、元々あったオーケストラの他にウインドアンサンブルも出来、他に独立団体のオーケストラも多数あります。その上に、いわゆる軽音楽系のバンドまで。コール・ロータスの現役学生諸君、頑張ってください。

 

ステージは、第1ステージは男声合唱とピアノのための「五つのモノローグ」(作詞:谷川俊太郎、作曲:信長貴富)。創立50周年の時の記念委嘱作品だそうで、今回は再演です。

 

第2ステージは現役学生による「ロータス愛唱曲集アラカルト」こういう愛唱曲集は、新入部員が真っ先に歌わされ、結局はいつまでも歌い続けられるものです。「いざ起て戦人よ」は小生も歌いました。編曲も全く同じで、こういう愛唱曲は大学が違っても一緒に歌うことができます。最後は多田武彦作曲に組曲「雨」より雨。この曲は明治グリーの委嘱作品で、初演は1967年。東京文化会館でこの初演を聞きました。この曲が愛唱曲に入っているとは、感慨深かったです。

 

第3ステージは再びOB(+賛助の現役)で、多田武彦男声合唱曲集より。合唱曲集よりとなっていますが、いろんな組曲からの抜粋で、この全部が載っている曲集だったら、ものすごく厚い全集になりそうです。「柳川」(作詞:北原白秋)から始まり、最後は富士山(作詞:草野心平)から作品第肆(だいし)と作品第貳拾壹。第四(字は略)は「少女達は、ウマゴヤシの花を」の歌詞、第二十一は「宇宙線富士」で、どちらも歌いました。しかも多田武彦氏から直に指導も受けています。聞いていて、昔を思い出し、泣きそうになりました。指揮をした学生指揮者(当時4年生)も、隣で歌っていた先輩も、また同級生も、みんな鬼籍です。もう演奏の善し悪しより、思い出の方が先に来ますね。

 

コール・ロータスOB会、なかなかやりますね。

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