キマロキが見たい(5)
2024年6月12日(水)
天気、晴。今日も暑いらしい。ここの朝食には海鮮茶漬けというものがあり、狙っていたが、昨日からおなかの調子が今ひとつなので止めて通常のパン主体にしておく。ベーコンもパス。

ホテルはチェックアウトしたので、荷物を札幌駅のコインロッカーに入れる。小樽からまた戻ってくるので、荷物は札幌に置いたままにできる。コインロッカーをよく見たら、400円サイズが少し横に広い。昔のテレビと地デジのテレビの差のようだ。おかげでキャリーバッグが400円のロッカーに入る。これは助かる。
小樽までは快速エアポート、札幌から先は空くので、普通車で座れる。ロングシートだが、35分である。
小樽からのバスは、しばらく待って水族館行きに乗る。手宮でなんとなここのあたりだという気はしたのだが、バス停の路線表示に総合博物館というのがあったので、そのまま乗る。ところがどんどん知らないところに入っていく。これは絶対違うと思った頃、終点の水族館前に付いた。終点で運転手さんに聞いたところ、総合博物館前を通る線と通らない線があるという。そう言えばそういう注意書きを見たような記憶があるが、すっかり失念していた。折り返しそのまま乗り、手宮で降ろしてもらう。料金は、片道だけで良いという。手宮で詳しい道順も教えてくれた。
総合博物館の手宮口は、言わば裏口である。しかし屋外展示の車両には、こちらの方が近い。前回ここを訪れたのは2009年6月であるが、その時に比べて「荒れた」という印象が強い。展示車両はその時と変わっていないが、その時のまま15年分古びている。現役の鉄道車両は定期的に洗車清掃がされ、また間隔は長いが定期的に工場に入場し、再塗装される。この時は塗り重ねではなく、古い塗装は剥離し、腐食やひびがあれば補修し、パテで整形して再塗装される。鉄道車両の保存は、それこそ毎日のように清掃して手入れするか(九州鉄道記念館がそうらしい)、定期的に大修理をするか、あるいはその両方かなのだが、残念ながらどちらもなされていないようだ。いくらかは補修されているようだが、追いついていない。これでは遅かれ早かれ、スクラップになる。C5550は煙突が腐食して落下していたが、修理はなされるのだろうか。
前回の訪問時にはED75501もED76509も健在だったが、どちらも絶縁油にPCBをつかっているとのことで、内部機器を取り出すことになった。しかしED76は取り出すのが大変で解体、前面だけ保存、ED75は外側だけなんとか形にして残すということだったが、ED75らしき半解体の車両がブルーシートに覆われていた。アスベストもそうだが、保存車両は現代の規制に合わせなければいけないので、大変だ。特にPCBはやっかいである。交流機や交直流機は全滅するかもしれない。なお九州のED72は乾式なので、PCBを使っていない。
小樽総合博物館の白眉は、SL修理用の治工具類だと思っている。蒸気機関車資料館という別棟に保管されている。まだまだSLの復元もあり得るので、残しておいてほしいものだ。

昨日マックレー車の圧縮空気源はブレーキ管を使っていると書いたが、ここに保存してあるラッセル車を見たら、元ダメ管を装備している。SLだけとしか組まなかったキマロキと違って、ラッセル車はELやDLとも組んだ。おそらく後押しがDE10になったあたりで元ダメ管を装備したものだろう。ジョルダン車キ700の750番台は近代化改造で、台車が新しい。またディーゼルエンジンを積んでおり、動作翼も油圧だ。
貨車の展示も、トラ55000(通称ストラ)や北海道線用のセキ、さらには穀物ホッパー車のホキ2200など、珍しい貨車ではなく、なじみのあった貨車が保存してあるのはありがたい。願わくばワラ1やワム90000といったどこにでもいた貨車をどこか保存してくれないものだろうか。しかしワラ1やワム90000、現存車がいるのだろうか。
ここのスターは静号で、ちゃんと屋内展示である。C55にも屋根がほしかったなあ。それにこの屋外展示は、草取りをしてほしい。足回りが見えないだけではなく、これでは傷みも早くなる。除草剤が使えなくなって線路も草ぼうぼうのところが増えたが、まさかそれをまねているわけでもあるまい。
帰りもやはり手宮から乗り、小樽駅まで戻る。そうしたら、計画の1本前の快速エアポートに乗れた。そう言えば今日はまだ昼食を採っていなかったので、札幌で駅ビル、というより駅タワーに上がる。軽い物をと思ってパンケーキの店に入ってメニューを見たら、どれもデコレーションケーキのような豪華さだ。一番シンプルなものと紅茶を頼む。まだ昨日のスープカレーのたたりが続いている(笑)。
« キマロキが見たい(4) | トップページ | 倉敷院展 »
「旅行・地域」カテゴリの記事
- 宇土半島の海岸散策(4)(2026.03.23)
- 宇土半島の海岸散策(3)(2026.03.20)
- 宇土半島の海岸散策(2)(2026.03.19)
- 宇土半島の海岸散策(1)(2026.03.17)
- 門司撮影記(2026.02.24)



コメント