第九のブルーレイ
第九のブルーレイ(BD)が送られてきました。以前はDVDだったのですが、途中でBDの方が音が良いことに気がつき、それからはBDを注文しています。
今回のものは、お客さんの入場から始まり、飯森先生のトーク、そして演奏へと続きます。カメラワークが、以前は固定カメラでせいぜい2台の切替だったのですが、今回のものはソロがあればちゃんとそこにズームします。スコアを見ながらカメラを切り替えているNHKまでは行きませんが、ちゃんとソロがアップになるので立派なものです。そして音が良い!
その状態で肝心のオーケストラの演奏はと言うと、これがなかなか良いです。トランペットとティンパニは今日はいつもの首席奏者ではなく代役ですが、なかなか良いです。トランペットは岡フィルのベテラン横田健德さん、ティンパニは広響の照沼滋さんです。
そして3楽章が終わり、合唱団が入場。流れは自然です。小生もその流れの中に溶け込んでいます。きょろきょろしないように気をつけましたから(笑)。4楽章開始、コントラバスは良い響きです。「歓喜の歌」のテーマを全体合奏する段になってソリストが入場、そこで合唱団は起立ですが、一斉でなく三々五々というのもわざとらしくなく、自然ですね。大西凌さんのバスソロ、後で聞いていたより、BDの方が声がよく出ています。合唱は、男声が女声に負けています。練習の時は人数の多いはずの女声の声量が今ひとつで男声の方が圧倒していたのに、本番になったらまるで違います。メゾの金子美香さんが解団式の時に「ゲネプロとはまるで別物」と言っていましたが、本番になったらすごいです。指揮者泣かせだなあ。まあ飯森先生はこのくらい心得ているでしょうが。
男声、特にテノールは声がよく出ていて、ドッペルフーガではちゃんとAが聞こえます。全く聞こえなかった去年とは比べものになりません。だけどもうちょいボリューム、具体的には頭数があと5人くらいはほしかったです。小生はと言うと、歌う時に結構動いている人が多いのに、全く動いていないです。時々アップになるので、わかります。目立つわけではないので、その気で見ていないと気がつきませんが。ブレスや歌の時に肩を動かさないという基本を守っていることもありますが、全体のペース配分を考えて、歌に没頭していないからですね。めまいがまだ治っていないときだったので、身体のバランスを取る方に注力していたこともあります。第三者的に聞いてみると、なかなか良い演奏なんではないでしょうか。
このBD、終演後の解団式まで全部入っています。そのため、森野美咲さんのはしゃぎっぷりも、テノールの中島康博さんの爆弾発言も、皆入っています。これはまた面白い記録になりました。
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