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2023/12/31

大晦日

2023年12月31日23123001a

 

今年ももう少しで終わります。今年もいろんなことがありましたが、ここに書けないようなことが一番大変でした。いくらかは、来年に引き継ぎです。

 

今日駅の方へ行ったら、岡山駅の地下街が一斉に休みになっていました。以前は大晦日に休むなど考えられませんでしたが、時代は変わりましたね。ただ駅直結の地下街ですから、帰省客のためにも、今日は開いていた方が良いと思いますが。

 

来年のカレンダーとして、やくもカレンダーを買いました。おそらく来年から置き換え開始ですね。今のうちに撮りに行かねばと思いつつ、体調が日光の手前なので、行かずじまいです。

 

皆様。今年1年いろいろとお世話になりました。どうぞよいお年を!

2023/12/27

白目の炎症

2023年12月27日

眼科には一昨日行って、先生に「良いお年を」と言ってきたばかりなのですが、何か違和感があり、今日また行ってきました。眼科は明日から正月休みです。
見てもらったら、目の中の、白目の炎症がひどくなっていました。先生は抗生剤はなるべく津川な一用に指定おるのですが、さすがにそういうわけにも行かず、ベガモックスの目薬と、タリビッドの眼軟膏が出ました。眼軟膏を使うのは、久しぶりですね。

これで1月は5日から開くのでそのあたりで見てもらうことになりますが、実は先生、正月休み中も1日当番医に当たっています。先生「来ちゃダメよ(笑)」。お正月の当番医のところへは、東京にいた頃かかりつけ医が当番医になっているときに一度行ったことがありますが、ともかく大混雑でした。そしてほとんどが新患のため、事務が大変そうでした。小生のようないつも来ている患者は、精算が後回しに、「今度来たとき」になったと思います。

しっかり薬を付けて、正月休み明けを待ちましょう。

2023/12/25

めまい、その後のその後

2023年12月25日

前回の「めまいその後」の記事を書いた翌日(21日)がすごく調子が悪く、22日にめまい止めの薬をもらいにめまい専門医に行ってきました。世界が回るような大きなのめまいは、朝上を向いて起こし、下を向いて起こしておけば起こりませんが、それでも急に動いたときにふらつきのようなめまいが一瞬起こります。21日はそれがかなり激しく起こりました。ただ医者に行った22日にはかなり良くなっていたので、特に追加検査は行わず、めまい止めの薬だけもらってきました。

ところがこの日から、めまいがぴたっと治まりました。一番よくわかるのは夜横になったときで、横になった時に今まで瞬間的にふらつきが起こっていたのが、起こらなくなりました。本物かどうか確認するために昨日(24日)ラジオ体操をやってみましたが、ちゃんとできました。今までは、最初の胸の運動でふらつき、体前屈ではめまいが起こってどうしようもなかったのです。

結局「薬をもらったらそれだけで治った」というよくあるパターンになりました。ただ1月は東京行きもあるし、この薬は大事に取っておきます。

2023/12/23

第九のブルーレイ

2023年12月23日23121041a

 

第九のブルーレイ(BD)が送られてきました。以前はDVDだったのですが、途中でBDの方が音が良いことに気がつき、それからはBDを注文しています。
今回のものは、お客さんの入場から始まり、飯森先生のトーク、そして演奏へと続きます。カメラワークが、以前は固定カメラでせいぜい2台の切替だったのですが、今回のものはソロがあればちゃんとそこにズームします。スコアを見ながらカメラを切り替えているNHKまでは行きませんが、ちゃんとソロがアップになるので立派なものです。そして音が良い!

 

その状態で肝心のオーケストラの演奏はと言うと、これがなかなか良いです。トランペットとティンパニは今日はいつもの首席奏者ではなく代役ですが、なかなか良いです。トランペットは岡フィルのベテラン横田健德さん、ティンパニは広響の照沼滋さんです。

 

そして3楽章が終わり、合唱団が入場。流れは自然です。小生もその流れの中に溶け込んでいます。きょろきょろしないように気をつけましたから(笑)。4楽章開始、コントラバスは良い響きです。「歓喜の歌」のテーマを全体合奏する段になってソリストが入場、そこで合唱団は起立ですが、一斉でなく三々五々というのもわざとらしくなく、自然ですね。大西凌さんのバスソロ、後で聞いていたより、BDの方が声がよく出ています。合唱は、男声が女声に負けています。練習の時は人数の多いはずの女声の声量が今ひとつで男声の方が圧倒していたのに、本番になったらまるで違います。メゾの金子美香さんが解団式の時に「ゲネプロとはまるで別物」と言っていましたが、本番になったらすごいです。指揮者泣かせだなあ。まあ飯森先生はこのくらい心得ているでしょうが。

 

男声、特にテノールは声がよく出ていて、ドッペルフーガではちゃんとAが聞こえます。全く聞こえなかった去年とは比べものになりません。だけどもうちょいボリューム、具体的には頭数があと5人くらいはほしかったです。小生はと言うと、歌う時に結構動いている人が多いのに、全く動いていないです。時々アップになるので、わかります。目立つわけではないので、その気で見ていないと気がつきませんが。ブレスや歌の時に肩を動かさないという基本を守っていることもありますが、全体のペース配分を考えて、歌に没頭していないからですね。めまいがまだ治っていないときだったので、身体のバランスを取る方に注力していたこともあります。第三者的に聞いてみると、なかなか良い演奏なんではないでしょうか。

 

このBD、終演後の解団式まで全部入っています。そのため、森野美咲さんのはしゃぎっぷりも、テノールの中島康博さんの爆弾発言も、皆入っています。これはまた面白い記録になりました。

2023/12/21

星とクリスマス

2023年12月21日


23122001a 昨日Jホールに行って、「星とクリスマス」というコンサートを聞いてきました。見てきました、と言った方が良いのかもしれません。「音楽と一緒に夜空に浮かぶ星をご紹介します」と書かれていて、Jホールがプラネタリウムに化けるのかと思っていたのですが、ステージ上にスクリーンを置く、そこにプロジェクターで星の写真などいろいろ掲示しながら解説し、星にちなんだ曲を演奏するというスタイルでした。解説は星のソムリエである万代仁美さん。岡山シンフォニーホールの職員のようです。演奏は弦楽四重奏で、Vn1:田中郁也、Vn2:仁熊美鈴、Va:大道真弓、Vc:江島直之という顔ぶれ、田中さんと大道さんは岡フィルの団員、仁熊さんは団員ではありませんが先日の第九ではオンステしていました。江島さんはくらしき作陽大学の講師です。

 

曲目は、ドビュッシーの月の光、ホルストの惑星より木星といったクラシックから、クリスマスメドレー、見上げてごらん夜の星をから昴まで、本来ならサロンでコーヒーでも飲みながら、星の写真を眺めながら聞けるような感じでした。ところがJホールは大学病院敷地内の施設のため感染対策が厳重で、マスクは義務、手指の消毒に座席は市松の隔席配置と、あまり気軽に聞ける雰囲気ではありません。解説の万代さんがみんな堅いと言っていましたが、どうしてもそうなる雰囲気でした。

 

ただ面白い試みで、楽しめました。

2023/12/20

めまいその後

2023年12月20日

めまいの状況チェックのため、めまいの専門医院に行ってきました。現状はと言うと、朝から上を向いても下を向いてもめまいが起きますが、起こるのはその1回だけで、一度起こしておけばその日一日はめまいは起きません。中途半端に起こすとまた起こるので、朝から一度大きいめまいを起こすようにしています。上向きで起こし、下向きで起こしておけば、OKです。そして、昨日から耳鳴りが少し少なくなりました。小生の耳鳴りは5KHzあたりにずっと起こっていたのですが、めまいが起こったあたりから蝉が鳴くような耳鳴りも加わっていました。その蝉がいなくなったのです。

医院について、毎回ですが、まず聴力検査。次にバランス検査です。その後先生が目にカメラを付けて、頭を下げたりあちこち強制的に向けたり、ぐるぐる回したり。めまいは起きませんでした。

診察の結果、めまいの原因自体は治っており、朝から一度出るのは、センサーの誤動作のようです。これはそのまま時間をかけるしかないです。その他いろいろ聞いてみましたが、バランス自体は良くなっていること。小生にはそうは感じられませんでしたが、数字ではそうなっていました。聴力は右の高周波は問題なく、逆に左の低周波が落ちているそうです。左は耳管開放症が起こりやすいことも加え、内耳に元々問題があったみたいです。顔面神経麻痺が起こったのは右ですから、これは別要因ですね。

面白いことを聞いたのは、帯状疱疹ウイルスによる顔面神経麻痺の影響で、ある特定周波数を不快に感じることがあるらしいです。最近ピッコロトランペットの音が神経に障るようになってきましたが、そのせいかもしれません。

ともかくこれでめまい専門医は卒業、後はひどくなったりしたらまた行くことになりますが、様子見です。

追記です。めまいの原因の説明をするときに、先生は何の職業だったかを聞きました。機械の設計をやっていたというと、「センサー」という単語を使って説明を始めました。確かに、機械の設計をやっている人だとセンサーとその信号伝達系のことはすぐに理解しますが、説明が難しい人もいるでしょうね。

2023/12/19

葉書85円と年賀状

2023年12月19日

先日目にゴミが入り、そのゴミがまぶたの裏にくっついて紙やすりみたいに目の表面をこすったため目に傷が付き、傷用の目薬を差していました。その経過を見てもらうために眼科に行きましたが、傷は治っているもののまぶたの炎症が増え、また目薬が追加になりました。

このまぶたの炎症、アジマイシンが効かずに非ステロイド系の抗炎症剤二フランに変えたところこれが良く効いて、炎症はすっかり治りました。ところが、今度は別のところに炎症が出たのです。そのため二フランは追加になりましたが、年末はギリギリまで眼科に通うことになりました。

このギリギリまで通うことになって先生、「最終週、来れる?」「年賀状はもう出したので、暇になりました」「えらいわね~~」と言うことで年賀状談義。今日はお客さん(患者さん)が少ないので、あまり後を気にする必要がありません。先生、年賀状を止める機会を探しているものの、なかなか踏み切れないそうです。そこで提案、「来年の秋に、葉書が85円に値上がりするそうですよ」「え~~、そんなに上がるの!」止める口実ができたようです。

先生には人ごとみたいに紹介しましたが、年賀葉書の85円は、痛いですね。これを機会に年賀状を止める人が続出するでしょうね。小生も、少し整理をして、枚数を現在の半分くらいにした方が良いのではないかと思います。どうするかなあ。

2023/12/15

新しい床屋

2023年12月15日

行きつけの床屋さんが親父さんの病気で廃業してしまったので、新しい床屋を探しに行きました。岡山に来たばかりの頃、ふらっと床屋に入ったら「予約制です」と言われ、慌てて出たこともありました。(小生の目から見て)ごく普通の床屋さんを見つけて入りました。普通に散髪し、洗髪の段になったらくるっと椅子を反対に向けます。そして後ろ向きにと言うか、仰向けで洗います。美容院はこの向きが標準ですが、床屋でこの向きは初めてです。小生は北は山形から南は熊本まで、かなりあちこちの床屋に行っているのですが、この向きは初めてでした。

目の手術の後顔に水がかかるのは厳禁と言われ、美容院でシャンプーをしてもらったことがあります。後ろ向きで洗ってくれる床屋さんがなかったからです。ここ、覚えておこう。

洗髪後、「こりゃー楽でいいや」と言ったら親父さん、「この向きで楽だというのは、身体がしっかりしている人です。背中が曲がってくるとこの向きができなく、前向きでやってくれと言ってきます」とのこと。帰宅後カミさんにこの話をしたら、美容院でも背中が曲がっている人は後ろ向きができなく、前向きで洗ってくれと言っている、とのこと。こりゃ一つのバロメーターですね。

小生も、めまいのひどいときだったらこの向きはできません。もっとも、前を向いても頭を下げたらめまいがしますから、両方ダメでしたね。めまいが朝だけになったので、床屋に行けました。

2023/12/14

月1回の心臓の検診=不整脈は様子見

2023年12月14日

月1回の、心臓の検診に行ってきました。先日は臨時でめまいの紹介状を書いてもらったため、その報告もあります。そして状況報告では不整脈もありました。

第九の本番が終わった翌日、駅前の地下街を歩いているとき、急に胸が苦しくなって立ち止まりました。そのまま歩いていたら、意識を失うような不快さです。しゃがみ込むことはありませんでしたが、しばらく壁に手をついて立ち止まっていたら治まったので、また歩き出しました。帰宅して心電図を撮ってみたら、房室ブロックのようでした。

この心電図を見せて状況を話したのですが、これは疲れからくる一過性のものだろうとのことです。房室ブロックも、自覚症状が毎月出るようなら、S病院行きですね。しばらくは様子見です。まあ、第九の本番の時には何も出ませんでしたから、良かったです。

薬をもらいに薬局に行ったときに、耳鼻科に2院、副鼻腔炎とめまい、で行ってこの分は別の薬局で薬をもらっているため、かなり詳細に聞かれました。お薬手帳は役に立ちます。

2023/12/12

4年ぶりの第九合唱練習記(17)=本番

2023年12月10日(日)(つづき)

定刻より少し遅れて集合。今年は冷えないし、出番が短いのでトイレの心配をしなくて済むが、一応行っておく。舞台袖に移動、例年ではここがものすごく寒いのだが、今年は楽だ。3楽章が終わって扉が開き、入場。昼食時に後の人から、「南海さんの立ち位置は、もうちょっと右に寄った方が直線になる」と指摘を受けたので、そのあたりも考慮して座る位置を決める。

4楽章開始。3楽章が聞けなかったのが残念だが、4楽章のコントラバスは良い響きをしている。木管や金管を見渡したいが、舞台上で頭を動かすとすごく目立つので、我慢する。ソリスト入場、小生はドクターより少し遅れて立つ。あっという間にFreude!が来る。心の準備が追いついていない。舞台袖で3楽章を聞いているときに、舞台の上にいる気持ちにならなければいけなかった。次のDeine Zauberから心も追いついた。ここはいつもはサボりを決め込む場所なのだが、最後のWo dein sanfter Flu¨gel weilt.のテノールは結構目立つので、しっかり歌う。前半の山場、vor Gott.は、ゲネプロの感じからフェルマータは長く引っ張ると思い、vorの後にカンニングブレス。やっぱり長いがクレッシェンド。指揮に合わせてottで切る。頭が動いてしまった。あまり良い切り方ではなかった。

男声合唱のマーチは、練習時にセカンドテノールの人数が少なく、「音量がちょっと足りないけど、まあ良いか」と言われたところだ。本番でも、セカンドテノールは7人しかいない。それでも、声はよく出ていた。全体がどうかは、DVDを聞いてのお楽しみ、と言うところだ。

「歓喜の歌」は繰り返しのDeine Zauberまでは省エネモード、エネルギーを次の男声のみのSeid umschlungenまで取っておく。そしてバストロのGを聞いてエンジン全開。スタッカートはしっかり切る。VaterのFまでエネルギーを保つ。うまく響いた。その次が、小生が和音の変化の意味がわからないと以前書いたところだ。やはりⅠの和音=安定、Ⅴの和音=ドミナント=不安定、Ⅳの和音=サブドミナント=中間、と言うことだ。休憩時間にわざわざ訪ねてこられたY先生、ありがとうございます。

ドッペルフーガへ。ソプラノは元々声がよく出ているが、アルトも本番になったらよく出ているな。テノールの出だしは高いAで、去年はテノールの声は全く聞こえずトロンボーンの音しか聞こえなかったところだ。隣のドクターの声がよく響く。小生も、ゲネプロの時より声がよく出る。

ソロの4重唱にかぶって出てくるDeine Zauberは、どこをきっかけにするか(ソリストの誰をきっかけにするか)毎回迷うところだが、飯森先生は4拍前から4,3と合図を送ってくれるので、間違いなく出られる。最もここは小さく出てクレッシェンドなので、出遅れても何の問題もないのだが。

ソプラノの森野美咲さんのFlu¨gelweiltがすーっと小さくなり、一瞬の無音。飯森先生、いわゆる章の変わり目で曲をしっかり切って、無音状態を作っている。そのため会場からの返りの音が、何回も聞ける。H-durからD-durに転調し、ヴァイオリンがゆっくりとppでシラ、シラと弾き始める。この先はラストのプレストである。あっ、もう終わりなんだ。もっとここで歌っていたい。こういう気持ちになったのは、初めてかもしれない。会場で聞いていたカミさんも、もっと聞いていたい、と思ったそうだから、(珍しく)舞台と会場が一体になっていた。歌う方は終わりが近づいても気は抜けない。特にWeltの発音には力を入れる。最後のGo¨tter funkenは最後のkenもしっかり発音する。オケの演奏が怒濤のように終わる。終わった。ブラボーの声を久々に舞台で聞いた。

会場からの拍手とカーテンコール。この時いつも思うのだが、カーテンコールで合唱団が紹介されたときに、合唱団員はどうするかだ。小生は姿勢を正すか(座っていて立ち上がった姿勢)揃って頭を下げるかだと思っているが、大多数の方はそのまま拍手を続けている。小生はそこでは拍手をするべきではないと思っているのだが、客席から見ると拍手をしていない小生はすごく目立つそうだ。どうするのか、指示がほしいところだ。

撤収して着替える。ドクターは、「久しぶりにうるっときましたよ」とおっしゃっていた。小生は、めまいも起こらず、耳管開放症も起こらず、無事に歌い切れたのが何よりである。しかし、良い演奏だった。

例年だと懇親会があるのだが、今年はまだコロナ対策で、飲食一切無しの解団式のみ。森野美咲さんがオケ合わせの時からはしゃいでいた。まるで帰省した実家に東京の友達を招いた大学生だ。その森野さんと、飯森先生のサインをもらい損ねたのが残念である。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。さて、来年どうするかなあ。

4年ぶりの第九合唱練習記(16)=ゲネプロ

2023年12月10日(日)

いよいよ本番の日である。午前中にゲネプロがあるので、9時前に家を出る。靴は4年ぶりの革靴、いつもの装具が使えないので、痛み止めを塗っておいた。一旦岡山駅前まで出て、そこで昼食を買い込む。こういう時だから、いつもの7-11のサンドイッチとおにぎり、お茶はホットにした。最近のペットボトルは太くなり、リュックのサイドポケットに入らない。

会場到着は、テノールでは一番乗りのようだ。慣れない3日連続なので身体は疲れているが、気温が高いので、呼吸器系に異常は無い。この異常気象、寒がりの小生には非常にありがたい。M先生が自分用の発声練習、と言うか、ウォーミングアップ。M先生が栄養ドリンクを飲んでいたので「お疲れですか?」と声をかけたところ、「いやあ、本番続きで疲れています」とのこと。M先生が合唱に参加されるのはこの岡山フィルの第九だけで、他は皆ソリストとしての参加だそうだ。他にも、12月はいろんな出演機会も多いのだろう。

定刻10:30になり、Y先生の指揮で発声と、ヤバそうなところを軽くおさらい。ここでM先生から「ピアノは弱く歌うのでは無く、エネルギーは高く保ったまま息を混ぜるのだ」というイタリア仕込みのアドバイス。これでアルトの問題のところが格段に良くなった。今回は、皆勤賞は無し。去年もなかったそうだから、昨日もらった感謝状に変わったようだ。

舞台ではゲネプロが始まっているが、今回は合唱団は事前に着席しておくのではなく、3楽章が終わってから入る。これは飯森先生の、第九の3楽章までと4楽章は全くの別物だ、という解釈による。3楽章までで一つの完成した交響曲なので、合唱団などいては邪魔というか、いてほしくない、ということだ。そこで我々も、3楽章が終わるタイミングを見計らって舞台袖に移動する。楽屋口から舞台袖に上がる階段が長く、これを大変に思うようになったら第九も終わりだな、とふと思う。舞台袖で第3楽章のゲネプロが聞こえるが、飯森先生、かなり頻繁に止めて指示を出している。まあ、リハが2日間しかないからなあ。

3楽章が終わり、打楽器奏者が入場したところで、合唱団も入場する。着席は位置に着いた人から順次。合唱団が全員入場したところでゲネプロ再開、4楽章である。飯森先生、ここでも良く止める。「コントラバス、Fisをもう少したっぷり」。ちなみに、飯森先生は暗譜である。「あ、やりすぎた。もう少し押さえて」「ブラボー」。飯森先生、指示をしたところがきちんとできると、声に出すかサムアップで褒める。褒めてやらねば人は動かじ。

ソリストが入場してくるのは練習番号B、コントラバスで提起された「歓喜の歌」のメロディーを、フルオーケストラで演奏するようになった部分だ。そこで合唱団は起立、ただこれも一斉ではなく、バラバラに、自分の意思で立つようにという指示。小生にとっては、立ちくらみを起こさないようにゆっくり立てるので、ありがたい。飯森先生、元々なのか今回だけなのか、一斉に何かするということを徹底的に排除している。この話を帰宅後カミさんにしたら、カミさん、我が意を得たり、と喜んでいた。

いよいよバスのソロ、ここでも先生「こんな演奏じゃダメだ、という位に否定して」とnichtの指示。コンマスの藤原浜雄さんが笑っていた。隣のフォアシュピーラは、福田廉之介君ではないか。日本にいるから、混ぜてもらったんだ。小生は、体調が今ひとつである。疲れが残っているところに長時間立っていたので、耳管開放症まで起こった。耳管開放症が起こると普通は歌えなくなるのだが、第九の場合は喉で覚えているところが多く、かまわず歌える。

少し遅れ気味にゲネプロが終わったが、本番の移動開始予定は14:35頃なので、時間はたっぷりある。イベントホールの一角を仕切ったテノールの控え室に戻り、サンドイッチとおにぎり1個、小生にとっての定番である。スリッパを持ってくると書いておきながら忘れたので、楽譜に挟み込んでおいたA4の紙を敷いて、靴を脱ぐ。食後目薬を差そうとしたら、世界が回った。今朝は上を向いてもめまいが起きなかったので、治ったと思っていたら今頃出てきた。そこで追加の対策として下を向き、強制的にめまいを起こす。こうやって起こしておけば、少なくとも本番が終わるまではめまいは起きない(はず)。

食後黒服に着替える。皆さん、蝶ネクタイに苦労している。と第三者的な見方をしていたら、小生も蝶ネクタイのフックがなかなか留まらず、やっと留まった。出来たところで、ドクターと記念写真を撮る。席を替わってもらったため、舞台上ではドクターの隣になった。Si大兄とドクターと3人で記念写真を撮ったのが2017年、6年も前になる。ドアの外では、入場が始まった。

(つづく)

2023/12/10

第九演奏会、無事終了

2023年12月10日

岡山フィルの第九演奏会は、今日無事終了しました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

良い演奏だったと思います。第3楽章の終わりでの入場は初体験ですが、身体は楽ですね。小生としては、3楽章が舞台上で聞けないのが残念ですが。詳しいことはまた後で書きます。今日は速報まで。

2023/12/09

4年ぶりの第九合唱練習記(15)

2023年12月9日(土)

昨日の会場練習の時に、自分の席はめまいが起こる危険性があると思ったので、今日の練習前にマネージャーさんにもう少し前にできないか聞いてみた。すると、一人分なら前に出られそう、つまり小生の前の人と場所交代可能、と言うことだった。そして出席確認御斎の前の人に話、小生と場所交代になった。Seさん、ご迷惑をおかけします。

時間前に見かけないピアニストの方が現れ、事務局から「人がいてもかまわず練習して良いですよ」と言われ、時間前に第九のピアノ伴奏部分をさらい始める。一昨日の晩に急遽お願いされたらしい。本来はTさんのはずだったのだが、何かの都合で来られなくなったのだろう。幸い今日はオケ合わせなので、発声練習と軽く確認するくらいしかピアノが必要ではないので、その分は良かっただろう。大変な役目、ご苦労様です。

軽く発声と所々の確認を済ませ、並ぶ練習。今回はかなり後での入場になるので、舞台袖待機の場所確認も行う。そして1回入場の練習。統制の取れないこと幼稚園以下の団体なので、事務局も大変だ(笑)。

変わってもらった席に着く。立ち上がると、たった1段でここまで違うかと思うくらいに楽だ。楽というより、目線が自然だ。これならめまいは起こるまい。

ソリストも入場し、マエストロも登場してオケ合わせ開始。ソリストが皆若い。リハは第4楽章冒頭から。このひな壇というのはオケを聴くには最高の場所なのだ。コントラバスのピッチカートがよく響く。あれ、管の主席はかなり代役のようだ。明日プログラムはもらえるはずなので、確認してみよう。

飯森マエストロは止めずに最後まで行くつもりだったようだが、途中で女声が出損なって、止まってしまった。ピアノ伴奏とオケとでは、タイミングを取る目標が違うことがある。その確認のためのオケ合わせでもある。最後まで行って、今度はマエストロが気になったところを確認。「オーボエ、もうちょっとください。特に2番」。マエストロは耳が良い。あれだけなっている中で、管楽器の音を第1第2と聞き分けているのだ。

小生の方は、うまい方と前後を変わってもらったため、自分のパートの音が後からよく響く。今年の練習で初めて、第2テノールを聞いた。今までは全く聞こえなかったのだ。vor Gott!はスパッと切れるので、会場からの帰りが良い。これは明日が楽しみである。

いよいよ明日が、4年ぶりの本番だ。

2023/12/08

4年ぶりの第九合唱練習記(14)

2023年12月8日(金)

前回の練習時に音盤の部隊の配置表が配られ、それに全員の名前が載っているので、去年オンステした方が今年どうしたかを確認してみる。今年出ない人が結構いるな。さらに去年のオーディションで落ちて今年再挑戦した人もわかる。えっ、たった二人?そしてもう一人の方は運営側に名を連ねているので、純粋に再挑戦したのは小生一人?皆さん、リターンマッチはやらんのかい。

さて、いよいよ怒濤の3日間が始まった。仕事の現役の方や、毎日練習している学生団体から見れば、たった3日の連続がどうした、ということだろうが、日頃ぐーたらした生活を送っていると、3日の連続は疲れる。毎年、と言っても3年間のブランクがあったが、秋口は「今年はこういう歌い方をしよう」と思っているのだが、直前になると、ともかく当日オンステすること、が最大の重点テーマになってくる。まして今年は、めまいがまだ治りきっていない。どうやってめまいをなだめるか、だ。

練習会場前で、Sさんから長老Siさんの近況を聞く。腰を痛めて長時間経つことがつらくなり、合唱団への応募を断念したそうだ。本番の日は聞きに来るとのこと。腰以外はお元気で良かった。

今日はいつものホールで発声だけやり、大ホールへ移動。自分の席と言うか立ち位置を確認する。舞台上にはすでにひな壇ができているが、今年のひな壇は高い。一段ずつの高さが高く、これは2017年と同じだ。2018年から一段が低くなったのだが、その前の仕様に戻したようだ。場所もファゴット3番(コントラファゴット)の後あたりという、2017年と同じあたりである。ただ今回後から2列目になったので、かなり高い。後はもう1段あり壁に接しているので絶壁の恐怖は無いのだが、指揮者を見下ろすような位置である。この位置だと、顔は客席に向け横目の下目で指揮者を見た方が良いのだが、そうするとめまいが起こる。カミさんは危険だから席を変えてもらえと言うのだが、まあなんとかなるだろう。明日のオケ合わせ次第だ。

もう一つが席に着くときで、入場して腰を下ろすときに、場所の確認をするため頭を下げるとめまいが起こる危険がある。これは見ないでカンでやるしか無い。後は立ち上がるときの立ちくらみだが、これは目立たない程度にゆっくり立ち上がる。これも明日入場の練習をするので、その時確認である。

今日の練習は会場での全体のバランスを見るのも目的の一つなのだが、女声の方はマスクをしたままの方が多い。この舞台に上がったら、本番に合わせマスクは外すべきだと思う。明日のオケ合わせは、マスクを外して歌わないとバランスがわからないと思うが、強くは言えないのだろうか。飯森先生も苦労する。今日も早めに終わった。

2023/12/07

4年ぶりの第九合唱練習記-番外

2023年12月7日

第九の楽譜で、今年はベーレンライター版を使っていますが、カワイの楽譜には歌詞の日本語訳も載っています。この日本語歌詞を見ながら、頭の中では第九の合唱部分を再生したりしています。確信する前と後とでは、歌い方が変わるか?当然変わるわけですが、当方にそれを表現する能力があるかというと、これはまた別問題。しかし意識するかどうかは違うので、学生時代にブル先生は盛んに「ヘルツ、ヘルツ」と言っていましたね。後半2回目のDeine Zauberあたりからは顔はもっと喜びにあふれていた方が良いですね。

さて、自宅で練習しているとき、前半の山場のvor Gott!のFの音がちょっと低いことに気がつきました。ここのvor Gottの繰り返しは、最初はFis、次にEが2回来て最後の決めるところはFなのですが、FisはDの和音の第3音で、純正律からは音は少し低めに取った方が良く、次のEはAの和音の第5音ですからほんのちょっと高め、そして最後のFは根音ですからしっかりした音程が必要です。Fisが低めだから(と言うより、下がっても問題ないから)、ついついFも低めになっているのかもしれません。ここは気をつけておこう。

なんだかんだであと3日、本番に向けて白ワイシャツチェックも問題なく、今度は靴磨きです。2時間あれば風邪は引くので、体調管理には気をつけます。

2023/12/05

アジマイシンが効かない

2023年12月5日

毎朝アジマイシンの目薬を点眼していますが、昨日目薬を差した後、猛烈に目が(正確にはまぶたが)かゆくなりました。このかゆみは時間がたつと治まりましたが、今朝も、昨日ほどでは無いにしろかゆみが出たので、眼科に行ってきました。

見てもらったところ、まぶたの炎症が全く治っておらず、アジマイシンが効いていないことがわかりました。培養検査結果でいやな菌はいなかったので、そちらは安心ですが、アジマイシンは中止して別の薬に変えることになります。先生しばらく考えていて(おそらく、強い抗生剤は使いたくないし、と脳内の薬インデックスを調査中)、非ステロイドの抗炎症剤二フランを使うことになりました。それで様子見です。

昨日(4日)の山陽新聞に第九の練習中の写真が掲載されたので、先生に見せました。
「すご~~い!ばっちり写ってるじゃない」
「帰ってから、服の背中に穴が空いているのに気がつきました」
「キャハハハハ。前しか写っていないから大丈夫よ」

この眼科に行くと、余計な話が多くなります。

2023/12/04

4年ぶりの第九合唱練習記(13)

2023年12月3日(日)

あっという間に本番まであと一週間になった。そろそろ、衣装のチェックである。男声は略礼服で良いので楽だが、その略礼服、このところとんと出番が無い。冠婚葬祭用なのだが、冠ははなっから縁が無く、婚も遠い世界になった。残りは葬と祭だが、コロナ禍以降家族だけにしたり人数を絞ることが増え、この出番も無くなった。直近の出番は2019年の第九の時だから、こちらも4年ぶりの出番である。

略礼服は一度着てみる。ん?ウエストがきつい。腹が出たか(笑)。背広のようにかっちりとした服を着る機会が無くなったため、体型が少したるんだようだ。本番まで、おやつの量を減らす(笑)。革靴は、半日履いて歩いてみる。こちらもOK、装具が使えないが、当日は痛み止めでも塗っておこう。スリッパ持参で、昼食休憩の時は靴を脱いでおくのも手だ。そうしよう。

今日の練習開始はいつもより30分早い。いつもと同じ時間の駅ビル内の食事の店に行くと、いつもはがら空きなのに今日はほぼ満員。今日は日曜日だった。初めてカウンター席に座る。そして、シンフォニーホール(というより、シンフォニービル)に5時半頃着けるように電車に乗る。この岡電の路面電車、「おかでんトラム」とかいった愛称がほしいところだ。岡電も岡山市も、路面電車の積極利用策には不熱心だ。席に座っていると、キャリーバッグを持った(引きずった?)男性が現れた。夕方にこの方向でのキャリーバッグ持ちは珍しいと思ったら、なんと飯森先生だった。先生、小生の隣に腰を下ろされたので、挨拶する。この前来たときに乗り損なったので、今日は路面電車に乗ってみたとおっしゃっていた。岡山の路面電車はほとんどが古い車両で、逆に今は「レトロ!」とか言って人気だ。岡山の話になったが、小生は8年前に岡山に越してきたのに対し、先生は30年以上前から岡山に来られているので、どこがどう変わったかは先生の方が詳しい。城下に着き、先生は「コーヒー飲んでくるから」と表町商店街の方へ。小生もコーヒータイムだが、小生はコンビニのイートインコーナーへ。さすがにマエストロがコンビニのイートインコーナーは無いだろう。

時系列が前後するが、帰宅してこの話をカミさんにしたところ、音楽家は舞台上では愛想が良くても、街中などでは無愛想だったり、話しかけると怒ったりする人も多々いるそうだ。飯森先生は気さくだったが、岡山駅に着いたときから営業モードなのかもしれない。

練習の受付で、当日の注意と一緒に座席表が配られる。小生は前から6列目、後から2列目である。後はひな壇の高さがどのくらいかだが、大学時代の渋谷公会堂や厚生年金ホールはひな壇が高く、本当に怖かった。その点、東京文化会館は良かった。なおSさんは最後列だった。ひょっとしたら毎年?今日から練習時の並び方も、本番と同じになる。よく見たら、今日はテノールは全員出席で、空いた席は最前列のM先生用の席だけだった。座席表にI先生の名前がない。どうした?

まずはY先生の指導で発声。そして定刻に飯森先生登場。早速Freude!から注意される。本来頭のFrは拍の前に出なければいけないのだが、それがどうしても遅れる。そして二重母音。二重母音は日本語にはないので(日本語にあるのは連母音)、日本人には苦手な発音だ。Deinはダーアインの、weltはヴェーエルトのつもりでなど、先へ行っても続く。特に注意が多かったのが、「歓喜の歌」の後、Seid um-schlungenのところである(595小節)ここは男声だけなので、しっかり歌わなければいけないところだ。やはりschlungen。本来はschlu-ngenなのだが、uでしっかり終わらないと(口を次のnの形にしただけで)schlun-genと聞こえてしまうようだ。ここは自宅で練習あるのみ。現在のスタッカーティシモ記号のところ、音は前後とつながらないように切るのだが、しかしたっぷりと、と難しい注文も付く。そしてどこに向かって歌うか、特に天だの父(神)だのという単語は、遠くを意識しないといけない。

練習番号S(Deine Zauber,deine Zauber)は快速で進むが、途中でAlle Menschenを3回言った後poco adagioになって急に遅くなる。 これがなぜかと全員に質問され、今まで神の存在を疑問に思い揺れ動いていたのが、このあたりから存在の確信に変わったと思うので、そのように答えた。先生、小生が電車の中で世間話をした男だと気がついたかどうか。電車の中では帽子にマスク、マフラーにダウンジャケットだったのが、練習会場では全部外したからなあ。これに正解などないのだが、一つの考え方ではあるようだ。

最後まで言ったところで練習時間はあと1時間あったのだが、先生ここで終了宣言。ある程度形になり、もうちょっとやろうとすると1時間では終わらないと見なされたのだろう。早く終わるのは、バスの便が良いので助かる。そこで、飯森先生は素早く消えたので、Y先生にこの前から疑問の思っていた、和音変化で神の存在の疑問と確信が行ったり来たりしているところを質問する。ここは8日に持ち越しになった。ドミナント、サブドミナントということかもしれない。

次はいよいよ、怒濤の3日間だ。小生は、体力温存である。

2023/12/02

めまい、その後の診察

2023年12月2日

めまい専門の医院に最初に行ってからほぼ2週間経ったので、診察に行ってきました。状況確認です。

自覚症状としては、激しかった肩こり首こりもほとんど治り、普通の生活ではめまいは起こりません。朝方ちょっとふらつくことが多いのですが、これは耳からくるめまいか、脳貧血によるものか、判断が難しいです。斜め下に頭を下げたときは、これははっきりと回るめまいが起きます。普通はそういう動作をやらないのですが、何か落っことして拾うときが一番危ないです。そして強制的に1回めまいを起こすと、それからしばらくは(大抵はその日一杯は)同じ動作でのめまいは起こりません。

ということを診察で報告しました。診察の前に、聴力測定(骨伝導も含むフルバージョン)をやり、バランスの測定もやりました。そして診察の時はまた目の前に特殊なカメラを付け、頭を下げたり横を向けたり。首をぐるぐる回してもも、起きなかったですね。

診察結果は、かなり治ってはいるが、まだ石が少し残っていていること。耳石が欠けたので、三半規管自体の働きも悪くなっている、という説明を受けました。欠けた耳石って、戻るんだろうか。しばらくは強制的にめまいを起こすことを続け、またほぼ2週間後に診察です。めまいの薬は20日分出ましたので、第九の本番には影響はないでしょう。

2023/12/01

4年ぶりの第九合唱練習記(12)

2023年11月30日

小生は前回、2019年までは第九の練習の後に夕食を採っていた。第九の練習が午後9時まであるので、それから食事をして帰宅すると、かなり遅くなる。現役時代の、午後10時11時がざらの生活と比べるとまだ早いが、遅い食事は翌日に堪えるようになってきた。そこで今年は、練習の前に食事をするようにした。食事をするのは、駅前界隈である。駅ビルが改装されて「安い、速い」の店が無くなったが、それでも午後5時頃は空いているので、速い。そうすると午後6時どころか、5時半くらいにはシンフォニーホールに着ける。そこで早めに着き、1階のコンビニでコーヒーを買い、イートインコーナーでコーヒーを飲むのが一つのパターンになった。そのパターンも、今日とあと2回である。

受付の10分前にロビーに上がると、マネージャーさんから声がかかった。小生は片眼でバランスが取れないのと、高所恐怖症のために舞台での場所を真ん中くらいにお願いしているが、今年はテノールの人数が少なく、縦長になってしまうので、どうしても後ろの方になってしまうとのことだった。まあ小生の上背から言うと後ろになってしまうのだが、あの言い方だと最後列かな。高いと怖いのだが、これは8日にならないとわからない。

今度はドレミさんから、倉敷混声合唱団の演奏会の案内を受ける。4月29日4月28日。まさに鬼が笑う日程だが、まあなんとかなると思って1枚購入する。小生はその前に2月のガラ・コンサートがあるのだが、これはチケットノルマはないので助かる。

さて、練習。今日はY先生、前回の飯森先生から指摘されたところの復習である。Deineをダーアイネ、auはアオ、語尾のrを巻くなど、小生もちゃんとメモを取っている。こうやって指揮者から言われたメモを赤のボールペンで書き込んでいるので、楽譜を毎回新調することになるのだが、楽譜ぐらいどうということはない。

語尾のrに関しては、nerはネルではなくナー(ル)なのだが、まだベースから「シェーネル」と聞こえてくる。シェーネルがシェーナーに変わったのは小生が参加する2年前、2015年の三ツ橋敬子さんの時(前回の飯森先生の1年前)からだと聞いているが、他の団体では相変わらず昔風に「シェーネル」と歌っているのか、シェーネルのままの人がいる。先生の話を聞いていないのか、それとも身体が覚えてしまっていて、治そうとしても簡単には治らないのか。

ドッペルフーガを音を付けずに言葉だけで歌わされたが、これは音が付いていないと、どこを歌っているのかわからなくなる。楽譜と首っ引きだった。3日は飯森先生がドッペルフーガをじっくりやるそうだが、どうなることやら。

そのドッペルフーガの前(619小節あたり)、父(神)の存在を確信したり疑問に思ったりする心の動きを和音の変化で表していると飯森先生は言われたが、これがどうにもわからない。mollとdurを行ったり来たりならまだわかるのだが、譜面はF(またはD-moll)で和音の変化はB-C-F。これはF-durでのⅣ-Ⅴ-Ⅰになり、完全終止の形である。その後におまけが付いたアーメン終止だが。その次の631小節以降になると、G-mollとG-durを行ったり来たりしてまだわかりやすい。ここを飯森先生に質問する勇気は無い。

珍しく時間前に終わりそうになり、会長さんが挨拶をしている間に眼鏡を中近から遠近に戻したりという帰り支度をする。そして5分前に終わり、椅子を片付けて急ぎ足で天満屋バスセンターに向かう。急ぎ足は心臓に良くないのだが、21時5分のバスを逃すと30分待つことになるのだ。所要時間7分で無事到着。久しぶりに最終の1本前のバスに乗れた。残り10日である。

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