4年ぶりの第九合唱練習記(8)
2023年10月30日(月)
練習開始前にシンフォニーホール下のコンビニのイートインコーナーでコーヒーを飲んでいたら、Sさんが現れた。Sさんもいつも時間前の到着だ。聞いたら、ベースで二人脱落者が出たとのこと。それがなんと肋骨骨折と眼底出血。肋骨骨折の方はなんとかなるかもしれないが(歌う時痛そう)、眼底出血の方はこれは厳しいだろう。高齢者が多いので、本番前に何が起こっても不思議はない。他人のことは言えない。
出欠の時に、身長の確認。舞台の並び順を決めるためだが、小生は高所恐怖症の上に片眼が見えずバランスが取りづらいので、後の方は避けてもらう。真ん中より前の方なら、OKである。本当は左右も中央それもど真ん中は避けてもらいたい(指揮者が観客席に溶け込み、身体のバランスを取るのに苦労する)のだが、そこは贅沢は言えない。
岡山シンフォニーホールは、東京芸術劇場と同じ設計者が設計している。そのせいか、あるいは条件が同じだったのか、芸術劇場は地下鉄(真下を走っている)の振動を嫌って大ホールを高い位置に造ったが、岡山シンフォニーホールも路面電車の騒音と振動を避けるため(と思われる)、大ホールは高い位置にある。ただそれは密閉空間での話で、練習会場のイベントホールも高いところにあるが(大ホールより一段低いが)、換気のために窓が開け放たれているので、電車の音がよく聞こえる。と言うことは、先生の説明が聞きづらい。それで前回のI先生はマイクを使い、今日もY先生にマイクを使うよう、後の方から要求が出る。前に座れば、とも思うが、立って歌おうとすると、この時期は座っている人がまだ多いので、どうしても席は後になる。今日はアルトのY先生、Y先生は今年初めてだ。
前回ドッペルフーガは駆け足で通り過ぎたので、今日はドッペルフーガからだと思っていたら、Y先生最初のFreude!から。最初からは特に問題はないのだが、最初からやると必ず男声合唱のマーチもやる。今日は月末の月曜日ということもあってか出席率が悪く、ただでさえ少ないテノールは少ない。その上に、第二テノールはもっと少ない。開始5分前では、第二テノールは小生だけだった。あまりわめきたくはないのだが、少しボリュームを上げねばなるまい。
Y先生、全パートではなくソプラノとベースとかの組み合わせで、何回も歌わせる。これは結構バテる。「テノールのこの旋律、素晴らしいわねえ!もう1回聞かせて」と、褒め殺しのスパルタである(笑)。
久しぶりに立って歌うと、声が出ない。これは最初の時から経験していたことで、どこか無駄な力が入っているのだ。これは立って歌うことに慣れるしかない。そう言えば小生は前回の練習以降、東京行きが重なりまた別の歌の練習をやっていたので、第九の練習をやっていない。具体的に言うと、Esより上を出していない。別件の練習は今年は無しにして、第九に専念である。
Und der Cherub steht vor Gottのテノールの最後のFの音がやや低いと指摘がある。ここは和音がD→A→Fと変わるところで、和音が#系からb系に変わり、テノールはFの和音の基音という大事なところだ。最初のDの時テノールはFis、次のAの時はE、それからEが続いてFだから、上がりきれないか?確かに音程はラファで、ラミの方が5度だから取りやすく、Eに引きずられっるのもわかる。気をつけよう。
さて問題の男声合唱のマーチ、やはり周りからは第二テノールは聞こえない。ここは小生は一人でも歌えるところだが、いくら何でも一人と言うことはあるまい。出席簿を見たら何人かはいらっしゃっているようだが、みんな後の方に座っているようだ。下手をしたら飯森先生の時も小生がメインになりかねないので、ここは次回までにもう1回音程を確認しておこう。
ドッペルフーガでは、終わり近くのder ganzen Welt!の後のSeidをはっきり出すようにとの指示。小生も、ここは遅れ気味になるところだ。Aの音に気を取られすぎないよう早めに準備をすることにする。
暗譜であるが、譜面は全部覚えていることがわかった。ただ細かいところ、どこにsfが付いていたかとか、スタッカートがどうなっていたかが怪しい。また書き込み、「ツムではなくツーウム」とか「ノンブレス」といったものが、覚えているかと言われれば甚だ怪しい。ここはしっかり、CDでも聞きながら眺めるか。
21時直前に、「21時になったらそこで終わり」ということで最初から通す。さすがにバテて、声が出ない。しかしマーチだけはなんとか頑張る。楽譜を見ないで歌ったが、やはりスタッカートの位置が自信がない。Go¨tterfunken!の後ピアノは最後まで演奏し(大拍手!)、見事20時59分に終わった。
次回は今週の木曜日、間隔が短いが、11月である。残りの練習時間が少なくなった。
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