天久鷹央新シリーズ
2023年10月10日
知念実希人氏の「天久鷹央シリーズ」の新作が出たので、早速買ってしまいました。おなじみの目の大きい女の子のイラストが表紙(イラストは、いとうのいぢ氏)で同じシリーズかと思ったのですが、よく見たら出版社が違います。今までは新潮文庫のラノベブランド、新潮文庫NEXから出ていたのですが、今回のものは実業之日本社文庫です。天久鷹央シリーズは長編の事件カルテと短編主体の推理カルテの2シリーズありますが、事件カルテは新作、推理カルテは改訂版に新作1編を加えた「完全版」となっています。推理カルテは全巻そろえていたので、今回の第1巻は改訂前と完全版の2つがそろったわけですが、実業之日本社版は紙質が落ちていますね。新潮社版の方が紙質が良いです。しかし値段は8ページページが増えているとは言え、590円が730円。これは9年という時間が経ったせいでしょう。世の中、インフレです。わかっていますか、日銀さん。
今回新しく出た事件カルテは全くの新作ですが、推理カルテは改訂版です。そこで出版社が変わるとは、版権関係がどうなっているか知りませんが、旧版も並行して売られているので、何やらすごいことになっています。そして旧版の方はラノベ扱いだったため、書店によってはコミック売り場に置いてありました。新版は全くの文庫本なので、いわゆる文庫売り場です。旧版がコミック売り場、新版は文庫の棚に並ぶことになります。「ラノベ」という定義自体が、完全に破綻していますね。まあこのシリーズをラノベブランドで出したのが間違いと言えばそれまでですが。
小生は、「ラノベ」という区分け自体が変で、止めるべきだと思っています。これは想像ですが、普通の小説とラノベとでは原稿料が違い、また書店のマージンも違うのかもしれません。
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