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2023/09/03

4年ぶりの第九合唱練習記(1)

2023年9月2日(土)

本来は今日はオーディションのはずだったが「推薦入学」でオーディションがなくなったので、発団式の受付開始に間に合うようにシンフォニーホールに行く。15分前にロビーに着いたら、ドクター始めおなじみの顔ぶれが。胸に受験番号のシールが貼ってあるので聞いたら、去年はコロナの状態で見送り、今年オーディションを受けたとのこと。どうやらオーディション免除は去年オーディションを受けた人だけのようだ。合格発表を待っているが、遅れているとのこと。そう言えば、まだ歌声が聞こえる。女声のオーディションが続いているのだ。10分ほど待ったところで合格者発表。ベテラン勢は皆合格された。ただテノールの合格者は受験9名(10名かもしれない)中6名、結構落ちている。

受付開始前に楽譜を買う。小生は、毎年新しい楽譜を使うことにしている。今年はベーレンライターの指定なので、一般の楽譜屋さんでは買えない。今までベーレンライター版とプライトコフ版の両方を使ったが、ソリストのところは歌詞が違うが、合唱部分はほとんど差が無い。スタッカートのありなしくらいだ(そう思っていたら、後でM先生にffとsfが違うところがあると言われた)。一応事前申し込みはしてある。この申し込み、実はオーディションの前である。小生はオーディションに落ちたらバックレるつもりだったが、全くの新人の方はどうしたんだろう。小生にとって初回のシェレンベルガーさんの時(2017年)もベーレンライターの指定だったが、あのときは予約の必要はなかった。

受付を済ませ、白い紐の名札を受け取り、会場内へ。今年の小生の番号は、200番台である。例年は新人は一桁あるいは2桁、経験者が100番台、合唱団(岡混)関係者が200番台だったが、今年は変わった。ドクターの名札を見たら、白い紐の100番台、今年オーディションを受けた経験者が100番台だ。前にいる新人さんが青い紐の一桁。やってきたSさんの名札を見たら200番台、小生と同じである。何のことはない、小生は去年出た人たちと同じ扱いだった。スタッフは緑の紐で、わかりやすくなった。

テノールが少ない。去年絞った影響か?去年のオーディションで一緒だった(一緒に落ちた)Kさんの姿が見えない。去年落ちて、頭にきて止めたか?Si大兄も見えない。新人の頃Sさんが「Siのじーさん」と言っていたが、当時のSiさんは74歳、現在Sさんは75歳、我々がじーさんになってしまった(笑)。ちなみに、小生とSさんは同学年である。説明では今年は120人規模、最高齢は90歳、最若年は20歳だそうだ。なお今年は、マスク無しの予定とのこと。やった!

発団式が終わって、練習へ。発声練習をやっていないので、声が出づらい。M先生、声の質を自分で歌って熱心に説明してくれる。M先生は、良い声だ。今度出演される「フィガロ」のPRもあるか(笑)。合唱の冒頭近く、Ku¨sse gab sie uns und Reben,(313小節)のところは、ソプラノとテノールは八分音符で細かく動くが、バスはずっと四分音符で歌う。ここがバスは「八分音符+八分休符になっている」とM先生に指摘される。これでは北朝鮮の行進だ。4拍子の取り方が、日本では「タタキ」とも言うようにエッジが立っていて、指揮の練習では上から下→左→右→上と十字手裏剣の角を追っていくような振りになるが、ドイツの四拍子は四角を描いていくそうだ。角はエッジが立っておらず、単に方向転換するだけである。ちなみに、イタリアでは丸をなぞるだけだそうだ。その四角を書きながらKu¨sseをやると、これが見事に、きれいな四分音符になる。意識次第でここまで変わるんだ。M先生、恐るべし。

今日は駆け足、だんだんFから上が危なくなる。久しぶりにマスク無しで歌って、飛ばしすぎたか?それでも、自分の音程が怪しいところがわかる。特に男声合唱部分は要チェックである。「第九のテノールって、こんなに高かったか?」というのが久しぶりに歌った感想である。歌い込むしかないな。

久しぶりにベーレンライター版を使ったが、カワイの楽譜の方が見やすい。来年は(もしあれば)ベーレンライター版を指定されても、カワイの大判を使うか。自宅に帰って、早速見出し付けを行った。今年は、まだ始まったばかりである。

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