お盆の送り火
2023年8月17日
昨日京都では五山の送り火が、直前に台風が通過したにもかかわらず、無事開催されました。良かったです。
さてこの五山の送り火、お盆の時に各家でたかれる送り火の拡大版なのですが、この送り火というのは仏教とは関係がなく、民間伝承か俗習らしいですね。お盆というのは仏教の盂蘭盆会(施餓鬼)から来ているのですが、お盆に先祖の霊が帰って来るというのは仏教にはなく、これが民間伝承と入り交じっているらしいのです。ただお盆の時期(一部の方は、お盆限定(^_^;)とは言えきちんとご先祖様の霊と向き合うのは仏教としても意味のある(良い)行為なので、黙認というか、お盆の行事は行事として認めているようです。ご先祖様の霊は、お盆の時期とは関係なく、いつでもきちんと向き合えば答えてくれるそうです。
この迎え火送り火は俗習と言われる通り、小生の田舎(熊本県三角町)では、迎え火送り火は焚きませんでした。ただ港町でいろんなところから集まっている町なので、一部焚いているところもありましたが。それで何やっていたかというと、13日にお墓までに迎えに行き、15日に送りに行くのです。13日は明るいうちに迎えに行くのでそのまま、15日は暗くなってから行くので、提灯をともしていきました。昔は人口も多く、提灯行列みたいになったので、きれいでしたよ。
小生の実家の浄土真宗は、ご先祖様は皆極楽浄土に行ってお墓の中になんかいない(そんな歌がありましたね)のですが、俗習優先で黙認です。
本来はなるべく早く迎えに行って、なるべく遅く送りに行った方が良いのですが、早く行くと暑いし蚊はいるしで、だんだん無精になって遅く行っていましたね。送る方もあまり遅いと片付かないので、これも早くなっていきました。今はどうなっているんでしょう。提灯は昭和30年代で、後は皆さん無精して懐中電灯になりましたが、お墓参りの習慣は続いているかなあ。いつの間にかテレビの影響で、迎え火、送り火になっているかもしれません。
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