« YouTube | トップページ | 目に傷が入っていました »

2023/07/17

凱旋コンサート

2023年7月17日

 

高梁まで行ってきました。第27回ヨハネス・ブラームス国際コンクールで、声楽部門で日本人初優勝の森野美咲さん(ソプラノ)と、同じコンクールで最優秀歌曲伴奏賞を受賞した木口雄人さん(ピアノ)のデュオ・リサイタルです。二人とも岡山県の出身で岡山城東高校なのですが、森野さんは岡山市、木口さんは高梁市とあって、まさに高梁は「凱旋」です。
0001a_20230717233801

備中高梁までの伯備線は、以前は1時間に1本備中高梁行きがあり、新見行きと併せて1時間に2本(それに特急が1本)あったのですが、この前のダイヤ改正で備中高梁行きのほとんどが総社止まりになってしまい、備中高梁行きも1時間に1本になってしまいました。特急を使えということなんでしょうが、特急も1時間に1本なので、使える列車は限られます。ただ岡山から新見行きの各停に乗ると、まずほとんどの客は倉敷で降りて、その次に総社で降ります。それから先はごくわずか。これは総社で切られたのもわかります。

 

と、なんだかんだで備中高梁につき歩き出しましたが、その暑いこと。開場が午後2時で駅に着いたのが1時半過ぎ。一番暑い時間に着きました。光が強く、目の悪い小生はサングラスをかけないと、耐えられません。やっと高梁市文化センターに着き一息。会場前なのに、大勢待っていました。

 

やがて開演、席を見たら1階はほぼ満席、2階は前半分が埋まった感じでした。プログラムは、第1部が岡野貞一の「ふるさと」から始まり、木口さんの「英雄ポロネーズ」を挟んで、
シューベルト:クラウディーネのアリエッタ“恋はあらゆる道の上に”
リスト:それは何か素晴らしいこと
ブラームス:若き日の歌Ⅰ“私の恋は緑”
前半は恋がテーマで、ここまでの3曲はハッピーな恋だそうです。続けてアンハッピーな恋、
シューベルト:喜びの中の悲しみ
ピアノソロでドビュッシー:ベルがマスク組曲“月の光”
リスト:私の歌は毒入り
恋の歌はここまでで、前半最後はリスト:ローレライ
しかし、見事にドイツ語だけですね。

 

後半の第2部は歌劇/ミュージカルで、今年がリゲティの生誕100年ということもあり
リゲティ:歌劇「マカーブルの秘密」から“ゲポポのアリア”
ピアノが2曲ラフマニノフ:前奏曲、ガーシュイン:私の愛する人
ワイル:ミュージカル「ニッカボッカ・ホリデー」から”どこにもいないあなた”
ヨハン・シュトラウス:喜歌劇「インディゴ」から“ウィーンではこう歌う”

 

前半は、音響の悪い会場にもかかわらず、さすがだと思いました。後半の1曲目「ゲポポのアリア」、みどりのミニワンピースに緑のハイヒール、ピンクの上にピンクのサングラスという扮装からもわかるようにドタバタ喜劇なのですが、いかんせん台詞が英語で、訳はプログラムに挟んではありますが字幕が出るわけではないので、いまいち乗り切れない、と言うより少しすべった感じでした。最後の「ウィーンではこう歌う」も、もうちょっと解説してもらえたら、もっと乗れたと思います。

 

アンコールは前回ルネスホールでやった意欲作の「祈りの歌」(森野美咲作詞、森田花央里作曲)、それに前回と同じ「メモリー・オブ・2022」、楽しめました。初っぱなの「ふるさと」の3番で森野さんが出る位置を間違えたのは、ご愛敬。3番で転調するバージョンと転調しないバージョンがあり、木口さんは転調するバージョン、森野さんは転調しないバージョンでやってしまったそうです。昔山本直純さんが、リハーサルと違うバージョンで振って、演奏が止まったこともありました。まあ、ご愛敬です。

 

« YouTube | トップページ | 目に傷が入っていました »

音楽」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« YouTube | トップページ | 目に傷が入っていました »

フォト
2026年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      
無料ブログはココログ