岡山フィル第76回定期演奏会
2023年5月20日
岡山フィルの、第76回定期演奏会に行ってきました。今回から、開始が15時から14時に繰り上がりました。食事をしてから行くには、この時間の方が便利ですね。その食事をカフェで採っていたとき、突然腰痛が起こりました。じっとしていれば良いのですが、立ち上がろうとすると猛烈に痛みます。小生は腰痛持ちで、小生の腰痛は2種類あります。一つは昔(山形時代)にやったぎっくり腰につながるもので、左腰が痛いです。もう一つは疲労性のもので、慣れないことをやったりすると出ます。これは真ん中(腰の中央部)が痛いです。今回は真ん中で、疲労性ですね。東京行きの疲れが出たようです。
原因がわかっても、小生は今からコンサートに行くので、少し問題です。そこで駅前の薬局に飛び込んで鎮痛のシップ薬を購入。家に帰ればあるのですが、家に帰っている暇はありません。それをデパートのトイレ(個室)で腰に貼って、応急処置です。
そして岡山シンフォニーホールへ。ワクチンを打った昨日の今日ですから、医者からはおとなしくしていろと言われており、移動は無理せずに公共交通機関を使っているものの、シンフォニーホールの中はエスカレーターは(エレベーターも)なく、2階まで階段です。3階まで上がると網膜貧血で目が見えなくなることがわかっているので、席は2階止まりにしています。
曲目は、ベートーベンの交響曲5番と6番、指揮は秋山和慶氏です。岡山フィルミュージックアドバイザーの秋山さん、ド直球できましたね。やはりベートーベンをやると入りが良いのか、バルコニー席はほぼ満席、見た感じ1階はぎっしりでした。2階も8割くらいの入りでしたから、全体でもかなりの入りだったのではないかと思います。また、首席奏者は全員出席です。
演奏はまず田園から、弦の配置は12型にチェロとコントラバスを1プルト増員したタイプ。岡山シンフォニーホールの響きはやや低音に向いていると感じていましたが、低音弦がよく響きます。低音は耳より身体で感じる部分が増えてきますから、この低音は家庭のスピーカーでは再現不可能なんですね。良い気持ちで1,2楽章を聞いていて、3楽章から続けて4楽章の嵐、この嵐がものすごい。まさに雷鳴のようなティンパニ(近藤高顯さん)、闇を切り裂く稲妻のようなトランペット(小林鴻さんと横田健德さん)、ドロドロのコントラバスも頑張っていました。それから晴れやかな第5楽章と、今日の田園は素晴らしかったです。そのせいか、久々に「ブラボー」が飛びました。
休息後に運命、切れ味の良い演奏です。ベートーベンの5番や7番の様にリズムが表に出る曲は、アンサンブルがしっかりしていないとだれるんですね。岡フィルのアンサンブルは、本当に良くなりました。秋山さんはおっとりしているようで厳しくてしつこいですから、ずいぶんしごかれたんだろうなあ。3楽章の終わりのppがきれいで、そこからクレッシェンドで立ち上がる4楽章冒頭、素晴らしかったです。
来て良かったなあ、と思えるコンサートでした。
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