箏伴奏による日本古謡
2022年11月27日
Musescoreというソフトに楽譜を入力し、自動演奏させたり、ボーカロイドに歌わせたりして遊んでいますが、箏曲を入力することを思い立ちました。やってみたいのは、久本玄智作曲の「夢」と「日本古謡」です。小生は一応箏の楽譜は読めるし、今はドレミに置き換える対比表もあるので、できるはずです。さすがにMusescoreの楽器選択に箏はありませんが、ハープで代用します。昔(1970年頃)、小生は「夢」を五線譜化してフルートで吹いていたので、できるはずです。
岡山で見つけた、琴と三弦の専門店に行ってみました。展示してあるのは楽器だけで楽譜は見当たりません。店の人が出てきたので聞いてみたら、「ありますよ」と上の棚の扉を開け、そこに茶封筒に入った楽譜がいっぱい。あいにく「夢」は品切れで、「日本古謡」があったので買って帰りました。
「日本古謡」は最初に調弦指定があります。第一箏が中空調子、第二箏が平調子ということですが、第一箏はかなり音域が広く、また第二箏も一般に言われている平調子より一音高いですね。よくよく見たら、完全なハ長調(イ短調)です。
昔々の1969年、小生の田舎で琴の演奏会をやったときは、この「日本古謡」7曲のうち、最初の4曲と最後の「箱根山」をやりました。曲名で言うと、「さくら」「松づくし」「鶴亀」「荒城の月」そして「箱根山」です。荒城の月から箱根山になるときに雰囲気が一変し実に華やかになった記憶がありますが、楽譜を見たらここでイ長調に転調しています。イ短調からイ長調へ、よく使われる手法ですね。なおそのときの演奏会では、第一箏が4面、第二箏が3面でした。
この「日本古謡」、楽譜には「久本玄智作曲」と書いてありますが、元々はすでにある(誰かが作曲した)曲に箏の伴奏(ここは久本玄智作曲)を付けたものです。これを作曲と言うか編曲と言うか。「展覧会の絵」はラベル編曲となっていますね。なお、1969年の演奏会では、久本玄智編曲としていました。
とりあえず「さくら」を入力して音程を確かめ、「箱根山」を入力してみました。歌の範囲はAから上のCまで。楽譜通りだとハイCになるので1オクターブ下げましたが、ちょっと低いです、女声ならアルトですね。ボーカロイドの女声は低い方がきれいなので、これで行きます。
やってみて、雰囲気はすごく出たのですが、やはり音が違いますね。箏だと爪で弾くので、もっと鋭い音がします。そして爪のない左手だと柔らかい音になるので、その対応のために楽譜に左手指定もたくさんあります。これが全部、柔らかすぎるのです。まあしかし、再現できたと言えば再現できたので、一応は成功でしょう。5曲続けてみます。
« 階段禁止 | トップページ | 「舞い上がれ」とジェットストリーム »
「音楽」カテゴリの記事
- 岡山ルーテル教会で弦楽五重奏(2026.08.17)
- 大阪で山響さくらんぼコンサート(2026.06.19)
- 木村善明バスバリトンリサイタル(2026.06.10)
- 岡山フィル東京特別公演(2026.05.09)
- ヴィオラとチェロのデュオリサイタル(2026.04.19)


コメント