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2022/10/09

岡山フィル第74回定期演奏会

2022年10月9日

岡山フィル、第74回定期演奏会に行ってきました。岡山フィル創立30周年記念とあって、ロビーには第1回からのチラシが飾られています。第1回は1993年2月27日。小生は前年ににC型肝炎であることが判明し、Tの門に行ってIFNをやることにし、いつから入院するかという話の頃ですね。岡山に住むなど、考えてもいない頃です。

今日の曲目は、ブラームス:悲劇的序曲、エルガー:チョロ協奏曲、ソリストは、宮田大氏です。後半はブラームスの交響曲1番、指揮は岡フィルミュージックアドバイザーの秋山和義氏です。曲目は、短調ばかりです。

創立30周年記念とあってか、岡フィルの事務局(音楽主幹、野村氏)によるプレトークがありました。RSKアナウンサーによる司会付きです。この短調ばかりの曲についても説明があり、ブラームスの悲劇的な序曲は死、エルガーのチェロ協奏曲は失恋、そしてブラームスの1番はハ短調という一番暗い調性から、4楽章のハ長調という一番明るい調性へ変わって、闇から光へ。お客さんには明るい気持ちで帰ってもらおう、という仕掛けだそうです。

ソリストに宮田大氏が登場するとあってか、お客さんはなかなかの入りです。ただ小生は2階の最後列のためか、横1列誰もいません。小生にとってはすごくありがたく、最近映画館の市松配置や、隣に誰も乗ってこない新幹線に慣れてしまって、両側に人がいる席に座れなくなってしまっているのです。岡山シンフォニーホールでのポーランド国立やパリ管に行かないことにしたのも、両側に人いる席しか無かったこともあります。そのうちに平気になるかなあ。

さて演奏。悲劇的序曲は重厚な音です。今日は14型で、その効果もあると思いますが、岡フィルのコントラバスは谷口氏が首席になって強力になったようで、それにチェロも松岡陽平氏が特別首席でいて、低音が強力になっていると思います。アンサンブルも良いです。

2曲目のエルガーのチェロ協奏曲で宮田大氏登場。オケは14型そのままです。宮田氏のチェロは会場全体を包み込むようで、広い会場をものともしません。エルガーのチェロ協奏曲って、すごい曲ですね。伝説のチェロ奏者ジャクリーヌ・デュ・プレの演奏で有名になったそうで、さもありなんという感じです。宮田氏も見事ですが、オケも見事でした。ブラボーが飛びました。会話は控えろと言われていましたが、ブラボーは止めろとは言われていませんでしたね(屁理屈)。アンコールは宮沢賢治の「星めぐりの歌」(宮田大編曲)でした。どこかで聞いた記憶があります。思いだせませんが。前半を聞いただけでも、今日来た甲斐はありました。

メインのブラームス1番は好きな曲でCDも何枚も持っているし、生でも何回も聞いた曲です。それだけ評価は厳しくなりますが、いや、良いです。ホルンの1番は京都市響首席の垣本氏ですが、この曲は2番も重要です。2番は岡フィルの奥村邦子氏。1番と息が良くあっていました。全体を通して、アンサンブルは良いし、迫力もあり、良い演奏でした。ブラボーです(小生は叫びませんでしたが)。

小生はすぐ「良い」という表現をしますが、あくまでも小生の主観です。カミさんは、「好きとか好みとか言いなさい」とクレームを付けますが、感想は主観的なものなので、相変わらず「良い」と書いています。

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