E4系完全引退
2021年8月11日
図書館で「新幹線Ex」を見ていたら、E4系が今年10月で完全引退、という記事がありました。岡山に来てE4系どころか、東北/上越新幹線自体も縁遠くなっていますが、E4系はなじみがあった車両です。
1990年代、小生はかなりの頻度で山形に出張していました。山形に行くのは新幹線「つばさ」ですが、この当時は併結相手は200系10連でした。そのため、山形新幹線の号車番号は11から始まっています。この併結相手の「やまびこ」は、東京ー福島間の停車駅はかつての特急と同じ感じなので使い勝手が良く、祖ごく混んでいました。特に山形からの帰り、福島で200系を併結して16連(後に17連)で走りますが、「はやて」が停車しない郡山や宇都宮で大量に乗車し、いつも「自由席は大変混雑し、ご迷惑をおかけしております」というアナウンスが流れました。
1997年にE4系が新製され、この併結相手がE4系8連に変わりました。10連から8連に減ったのですがそこはダブルデッカー、200系12連以上の収納能力があるので、E4系になったら「自由席が混雑し」というアナウンスは聞かなくなりました。
東京駅で「つばさ」に乗るときはE4系と併結した状態で入線してきますが、その時のE4系の印象は、「でかい」そして「やかましい」。新幹線の車両限界はコンテナによる貨物輸送を考えて上部が丸くなっておらず、長方形のままです。そのためホームで見ると、「壁」です。そして機器室が床下では無く客室と同じ高さあるため、ホーム上に冷却ファンの音がまともに来ます。このことが、沿線で騒音測定すると騒音値が跳ね上がる原因になっていると聞きました。
実際にE4系に乗るようになったのは、山形から横浜に帰ってきてから(2003年以降)ですね。今度は群馬(高崎)への出張が多くなり、朝のE4系16連「たにがわ」をよく使いました。自由席は4号車までですが、1-3号車は非リクライニングの6列シートなので避け、4号車の2階を狙っていました。今は無くなりましたが当時は改札内にベックスがあり、そこでマイボトルにコーヒーを入れてもらって、2階席でゆっくり飲んでいました。
E4系は2階建てで乗客は螺旋階段ですが、車内販売のワゴン用のリフトがあります。しかし実際は、仙台行きの「やまびこ」も使いましたが、ワゴンの車内販売は見かけませんでしたね。よほどの混雑時で無いと、リフトは時間がかかるので、手持ちで回っていたようです。身体の前に品物の販売大、後に飲み物、さらには片手に注文品らしい弁当を提げ、車内を回っていました。すごい体力!と思ったものでした。
このE4系もやがて姿を消します。東北新幹線からE4系が引退したとき、「つばさ」の併結相手の「やまびこ」は大丈夫か、と思ったものですが、今は増発余力も増えて「やまびこ」の本数も増えたのでしょう。個性的な車両が、また一つ姿を消します。写真は2009年に大宮で撮ったE4系8連です。
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