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2021/08/29

岡山でN響

2021年8月29日

N響岡山公演に行ってきました。前回は倉敷でしたので、岡山はその前以来、5年近く前のような気がします。緊急事態宣言の上、先週の東北公演は中止になっていますからどうなるか心配だったのですが、開催されました。しかもチケットは2000席完売です。岡山シンフォニーホールは小生の目から見たら分不相応にキャパが大きく、ここが満席になることは滅多にありません。大阪のザ・シンフォニーホールでさえ1500席級なのに、2000席級ですから。

プログラムを見たら、今週のN響の演奏旅行は、昨日が鳥取、今日が岡山、明日が広島、明後日が山口と、中国地方を縦断します。無事に行われるようですね。

定刻になって会場を見渡したら、本当に満席です。完売でも所々空席が見えるものですが、ほとんど見えません。女子高校生の団体もいます。どこかの管弦楽部かな。定刻5分後、揃って入場、大拍手です。岡山フィルはコロナ対策で揃って入場は止めたのですが、N響は演奏旅行のせいか、揃って入場しました。服装は、背広。N響はオンステメンバー表を作りませんので見て確認したところ各首席は、Vn2大林、Va佐々木、Vc藤森、Cb吉田、Fl甲斐、Ob青山、Cl伊藤、Fg宇賀神、Hr今井、Tp菊本、Timp久保の各氏のようでした。Tbは不明です。コンマスはまろこと篠崎史紀氏。なおN響は椅子はコントラバス以外皆同じものを使っていたのですが、珍しくチェロが上下調整のできるピアノの椅子でした。

最初は藤田真央くんのピアノでチャイコフスキーのピアノ協奏曲1番、指揮は広上淳一氏です。なお弦は、12-4です。
出だしのホルンから、良い音です。真央くんのピアノは、特に力強いという感じはしないのですが、良く響きます。このチャイコフスキーのピアノ協奏曲はオーケストラが力強いため、どうしてもピアノが負けそうになりますが、負けていません。オーケストラも音量を落としても(ピアノになっても)良く響きます。良い演奏でした。終わったら2000人の大拍手。ちょっと鳥肌ものでした。舞台で聞いたら、もっとすごかったでしょう。

休息後はチャイコフスキーの交響曲第4番。弦が14-6になり、チューバ(池田氏)が追加、打楽器も増えます。コンマスのまろ氏がフォアシュピラーの位置に移動し、新しい人がコンマスに。どうやら郷古廉氏のようです。聞きながら考えました。何がどう違うのか。N響は個々のプレイヤーの音量が大きいです。やはり日頃が3000人級のホールで演奏していると、2000人級のホールだと余裕のようです。それから首席奏者だけではなく、その他の人が良い響きで弾いているようです。そのため、ピアノになっても良く響くようです。第3楽章の弦のピッチカートは、圧巻でした。

このホールの音響のせいもあるのかもしれませんが、低音が良く響きます。特にチューバが良く聞こえました。この低音は、テレビではスピーカーのせいで、あまり聞こえないんですね。やっぱり生演奏は良いです。やっぱり、さすがのN響ですね。

アンコールにチャイコフスキーの弦楽セレナーデから2楽章のワルツ、楽しめました。
終わって外に出たら、楽屋の機材搬入口に10トンと4トン半のトラックが1台ずつ止まっていました。これから広島へ移動でしょう。お疲れさまです。

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