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2021/03/18

小型低床トラック

2021年3月18日

昨日大型トラックの低床車のことを書きましたが、小型トラックも同じようです。

ちょっと話が飛びますが1970年代、その頃軽量化が進んでいたビール瓶の破裂事故が相次いでけが人まで出る事態になって、瓶の強化対策で瓶がほんの少し厚くなりました。1本ではほんの少しでも箱になると影響が出て、それまでの1箱25kgから26.5kgになりました。そのため576箱(6×6×16)の重量が14.4tから15.3tに増えて「ワム」に収まりきれなくなったのはまた別の話で、この話は小生のホームページにあります。トラックの話ですと、ちょうどその頃過積載のダンプの事故が多発したこともあって過積載に対する規制(と言うより取り締まり)が厳しきなって、過積載の常習犯と目を付けられていたであろう酒屋も、一斉にトラックを大型化しました。小生の実家も、長距離(と言っても、片道40kmくらいですが)に出ていた2tの平ボディーを3tに、近場を走っていた1.25tのピックアップ型のトラックをキャブオーバー2tの高床の低床タイプに変えました。高床の低床タイプとは面倒な言い方ですが、それまでの「低床」と言ったらタイヤハウスのある荷台で、フラットな荷台で3方開きのものは「高床」でした。その高床で、後輪を小径のダブルタイヤに変えたのが高床の低床タイプで、現在の「低床」というのは皆このタイプです。

2tまでは小型貨物自動車でしたが、3tは普通貨物自動車で、その頃の運転免許では普通免許で運転できましたが、税金も保険料も変わります。大手の酒販店では、4.5tに変えたところも多かったようです。4.5tまで普通免許で運転できましたから。なおその当時積載量(販売量)が多かったのはキリンビールの代理店で、皆メーカーに対する忖度で、三菱車を使っていました。

小生が実家を手伝ったのはその頃で、もっぱら2tに乗っていました。2tまでは、シフトポジションが変わりますが、乗用車感覚で運転できます。3tになると、ボディーが長くなる分内輪差に気をつけないといけなくなります。4.5tになると操作もかなり大型に近くなるようですが、4.5tは乗ったことがありません。大型のエアブレーキ車になると、ちょっと移動させるくらいでも運転できる自信はありません。

なお2tの平ボディー(4ナンバー車)にビール大瓶をきっちり4段に積むと、112箱積めます。これで約2.9tです。もう時効だから白状しますが、小生は100箱までは積んだことがあります。重量は、簡単ですから計算してください。積むときはフォークリフトで同じ高さまで揃えるのでまだ楽ですが、降ろすときは、人力です。その頃は2人乗務だったので、相手先が横付けできるときは、一気に降ろせましたね。ただ台車などは無かった時代で、場所が離れていると大変でした。

で、その低床車が今はどうなっているかですが、これも大型と楽と同じで、カタログには「後輪:小径ダブルタイヤ」と書いてありますが、諸元表を見ると前輪と同じサイズです。やはり昔より一回り大きいタイヤで、前後輪を統一したようです。

それよりもびっくりしたのは、三菱から普通免許で運転できるトラック(軽トラを除く)が消えたことです。キャンターの1.5tも総重量オーバーで準中型免許です。最近の車はオートマなので、重量が重いんですね。それに1t車やバンのデリカも生産中止になったので、いわゆる「お店が配達に使う車」というものがラインナップから消え、軽トラだけになりました。これは、お店の変化も影響しているようですね。昔の個人商店からスーパーなどの大きな店に変わり、配送も配送専門業者のトラックが走り回っています。各家庭へ届けるのは、宅配業者です。時代の流れですかね。

低床トラックから、話がどんどんそれてしまいました。なお、1.5t車を普通免許で運転できるよう、軽量化改造をする業者もあるようです。

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