日本語の「えい」の発音-つづき
2020年11月24日
今月初めに日本語の「えい」の発音について書きましたが、岡山弁の発音については触れずにいました。岡山弁の発音の特徴を、まだつかんでいないからです。先日テレビの「岡山弁入門講座」を聞いて、少しわかりました。
岡山人はものぐさで無精だそうで、発音も無精して、口をあまり動かさないそうです。それで、「あい」も「えい」も「えー」になります。時計台は「とけーだい」ですね。それどころか、済生会病院を「せーせーけーびょういん」と言うようになったら岡山人として一人前とか。こうなると、大工を「でえく」と呼ぶ江戸弁や、東大門を「とんでーもん」と言う韓国語の発音に似てきますが、岡山弁はまくし立てるのではなく、でれっと発音するのが特徴だそうです。またわかりきったことは省略する傾向にあるため、単語はどんどん短くなってくるそうですが、具体例を知りません。
岡山の無精な県民性で思い出したのが、交通マナーです。岡山市内の交差点は右折レーンが設けられているところが多いのですが、その右折レーンに信号待ちで停車している車は、ほとんど右折合図のウインカーを点けていません。右折レーンに止まっているのだから、右折するのは当たり前だろうが。と言うわけでしょう。そして動き出すと右折する直前に右折合図を出すのですが、忘れる車あり、「前と同じ」で故意に出さない車あり。これが今や全国的に有名になった岡山名物無合図右左折の右折版です。
ヴォイストレーニングの先生は生粋の岡山人(大学は東京のK音大)ですが、この「えい」と「えー」に関してはあまり意識せずに「えい」と歌っていたようです。なおひばりさんは、「愛、燦燦」では「じんせえ」と歌っていました。後に続く言葉などで、自然に聞こえるように歌い分けていたようです。小生は九州人のためこの「自然」という感覚がわからず、外国語と同じです。実際に歌うことになったら、第九でderをデルと言うかデアと言うかと同じように、指揮者の指示通りです。
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