岡山フィル第61回定期演奏会
2019年7月22日
昨日、岡山フィルの第61回定期演奏会に行ってきました。今回は園田隆一郎氏の指揮で、ドビュッシーの小組曲、イベールのアルト・サクソフォンと11の楽器のための室内小協奏曲、最後はムソルグスキー/ラベル編曲の「展覧会の絵」です。ソリストはサクソフォンの上野耕平さん。
開演前に指揮者の園田さんとソリストの上野さんのプレトークがありました。イベールはドビュッシーの30年後輩になるそうで、今日の曲目は編曲のラベルと合わせて、フランスつながりということになります。小組曲の4楽章は4枚の絵に例えられ、「展覧会の絵」と合わせて14枚の絵の色彩感を楽しむようにとのことでした。
さて、1曲目の小組曲は、10-8-6-6-4という少人数編成。最近の岡フィルは弦の音が良く伸びるので、少人数でも金管に負けず、バランスが良いです。アンサンブルは、本当に良くなりました。上野さんソロの胃ベールは、ちょっとジャズっぽい感じのする楽しい曲です。木管やトランペットは1人ずつですから、首席奏者の腕の見せ所でもあります。フルートの畠山さん、うまい!上野さんのアンコールでは、「ニューシネマパラダイスメドレー」をしっとりと聞かせてくれました。
ここで急速なのですが、前半だけで帰る方が結構いました。上野さんのサクソフォンを聞きに来て「展覧会の絵」はどうでもいいや、と思われたのかもしれませんが、実は上野さん、後半ではオーケストラの中に入り、「古い城」の見事なソロを聴かせてくれました。前半だけで帰った方は、もったいなかったですね。
岡フィ理はこのところ迫力、アンサンブルとも申し分ないのですが、それだからこそこの日は金管の入り(アインザッツ)がばらけたことが気になりました。まあ、金管のアインザッツはN響でもばらけることがあるのですが、うまいオーケストラはぴったり合います。次の定期はブルックナーをやりますから、金管の多いあの曲でどうなるか、です。
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