ビネガーシンドローム
2015年8月18日
ふと思い立って古いネガのスキャンを始めたら、かなり酢酸臭のするものがありました。いわゆるビネガーシンドロームで、フィルム基材の酢酸セルロースが分解して酢酸が出てきたものです。この前(と言っても、5年前ですが)にスキャンしたときは何とのなかったので、この5年の間に一気に進行したようです。ものによっては銀塩部分が分離しているものもあり、かなり進行しています。撮影は1969年、44年前ですね。考え樣によっては、今までよく持ったものです。金属缶に入れずに紙箱保存だったのが良かったのかもしれません。
ネガを全部点検してみたところ、ひどいものは3本だけで、他は見たところなんともありませんでした。この3本は隔離しましたが、残りも酢酸臭がし始めたら他に影響が出ないように隔離する必要があります。どちらにしろ、順次スキャンした方が良さそうです。
小生の昔のネガは、引っ越しのどさくさで半分が紛失しています。それも、一度仕分けて良い写真が多く入っている方の半分が、無くなっています。それでも、時間が経つと昔の駄作でも貴重な1枚になるもので、積極的にスキャンすることにします。
ビネガーシンドロームが始まったネガは反り返り始めます。小生のスキャナ、普通のスキャナにネガホルダーが付いただけのスキャナでは、ネガ押さえがついていないため、反り返ったネガはスキャンできません。何とか微妙に位置を変えながら何回もスキャンし、うまく読み取れたコマのデータのみを取り込むことになります。時間がかかりますが、まあ時間はたくさんある身分なので、そこはじっくり行けます。ただほとんど付きっきりなので、スキャナが動作している間は退屈です。
写真は何とか救い出した1枚、花輪線の86三重連です。1969年2月の撮影、カメラは一眼レフを入手する前で、キャノネットです。
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