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2014/10/08

のんびり、秋田津軽旅行(1)

2014年9月29日(月)

天気、晴。ラッシュの済んだ東海道線で、東京駅へ。いつもより、遅い出発である。さらにいつもは2泊なのに今回は1泊、心臓の手術を前にした身なので、無理しない、のんびりした行程になった。

東京からは「こまち」13号、E6系である。「こまち」の全列車がE6系になったため、「スーパーこまち」の「スーパー」がなくなった。Dscn1056a

E5系もE6系も編成に2台のパンタグラフを装備しているが、そのうち使うのは1基で、進行方向後側のパンタを上げている。E6系の場合パンタは13号車と16号車にあるが、東京駅に入ってくるときは16号車のパンタが上がっている。どうなるのかと見ていたら、先頭が切り替わって(尾灯が消灯して前照灯が点灯する)しばらくして、16号車のパンタが降りた。この時は13号車のパンタは上がっており、後で調べたところ、13号車のパンタ上昇→16号車のパンタ下降の順で、30秒ほど両方とも上昇しているようである。なお話が前後するが、大曲での方向変更時には、パンタの変更はない。Dscn1057a


定刻発車。昼食は車内でコンビニサンド。コーヒーは車内販売で頼む。ところがこの日はシステムの故障で、車内でSuicaが使えなかった。
E5系もE6系も乗り心地が良く、揺れない。宇都宮から先(盛岡まで)は320km/h運転のはずだが横Gもなく、快適である。ただ上下にビビリ振動がある。このビビリ振動、400系の「サハ」でも出ていたが、今回の乗車も「サハ」、新幹線の(あるいは、新在直通車両の)「サハ」特有の症状かもしれない。

盛岡で在来線のE701系が見えるが、クモハが東京向きになっている。東北線はE701系のクモハは青森向きが正しい向きで、これは逆向きだ。いわて銀河鉄道や青い森鉄道のE701系(相当車)のクモハは青森向きになっており、これとも逆向きである。田沢湖線のE701系は大曲で正しい向きのため、盛岡ではクモハは逆向き(盛岡向き=東京向き)であるが、これに合わせたのだろうか?Dscn1061a


秋田到着、今日の目的地は、秋田県立美術館である。もう一つの目的が稲庭うどんを食べることで、稲庭うどんの名店「七代目佐藤養助」は美術館へ行く途中にあり、まず立ち寄る。ただすでに昼食は車内で食べており、14時過ぎと言っても、一食が丸々入る状態ではない。昔だったら間食にうどんなどぺろりと平らげたものだが、昔に比べると運動量が減り、食も細くなった。そうしたらメニューに「ハーフうどん」というものがあった。いや、稲庭うどんはうまい。お新香が付いており、塩分制限以来「禁漬け物」だったが、いぶりがっこは食べる。これもうまい。うまいものは身体にも財布にも優しくないと言うが、、、(^_^;。

秋田県立美術館へ。目的は藤田嗣治の大作「秋田の行事」である。実は去年8月に竿灯を見に来たとき、県立美術館へも来た。ところが建て替え工事の真っ最中で、「秋田の行事」は展示休止中であった。今回はそのリベンジである。新しい県立美術館は、外観は全面コンクリートの壁で、どこが入り口かわからない。ポスターかと思ったところが自動ドアで、近づくと開く。「秋田の行事」は常設展示で、特別展は藤田嗣治の「どうぶつものがたり」、入場料には常設展特別展の区別はない。1階には何もなく、2階に上がろうとしたら係員から「ロッカーは1階にしかない」と呼び止められる。確かにリュックにサブバッグでは、美術鑑賞の格好ではない。ロッカーは無料なので、リュックをロッカーに入れる。Dscn1059a


2階に上がる。展示室に入ると、正面にどーんと「秋田の行事」、でかい。展示されている絵は、反対側の壁に数枚、あとは「秋田の行事」の解説展示。常設展示はこれだけで、この美術館はこの作品を入れるためだけに造られたようなものだ。しかしそれだけの価値はある。じっくり眺める。すごい迫力である。秋田の富豪平野政吉氏が計画した「藤田嗣治美術館」のために描かれた作品であるが、戦争のために美術館建設が頓挫し、公開されたのは藤田嗣治の死の直前だった。この大きさでは巡回展示などは不可能で、またこの作品のためだけに秋田に来る価値はある。

特別展の「どうぶつものがたり」もなかなか面白い。特別展は3階だが、3階からも「秋田の行事が」見られる。ただこの作品は見下ろすよりも、やや見上げた方が迫力があるようだ。
美術館の3階ロビーの外は水が張ってあり、外の風景と相まって、面白い景色を見せる。ここでしばらく、景色を眺めながら休める。Dscn1062a


秋田駅に戻り、「つがる」7号で弘前へ、481系(3000番代)だった。小生が高校生の頃登場した481系も、そろそろ終わりである。3000番代はかなり後の登場だが基本構造は変わっておらず、大窓に横引きカーテンという懐かしい造りを楽しむ。今日の夕食は秋田駅のはたはた酢飯、うまい。一緒に買ったキリンラガーは、仙台工場製だった。

弘前泊。
(つづく)

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