土曜日にサントリーホール
2011年7月17日
昨日、土曜日で会社は休みでしたが、サントリーホールに行ってきました。何も休日にサントリーホールに行っていけないことはないのですが、会社が終わってその足で行くのがパターンになっていて、ちょっと違った感じです。
東京交響楽団(以下東響)の定期演奏会で、お目当てはウイーンフィルのコンサートマスター、キュッヒルさんのヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲(モーツアルト)です。ヴィオラは東響主席の西村さん。なお小生が行ったのは「サントリーホール定期演奏会」ですが、東響はミューザ川崎をフランチャイズにしています。ところがミューザ川崎大ホールは今回の震災で天井が落下し(けが人が出なかったのが、奇跡)、半年以上も使えない状態になっています。そのため「川崎定期演奏会」は新百合ヶ丘に行ったり、それこそあちこち流浪状態です。東響もまた震災の被災者です。
ユベール・スダーンさんの指揮で、曲はまずモーツアルトの交響曲第25番。これはト短調ですが、モーツアルトの短調の交響曲はあの有名な40番とこの25番の二つしかないんですね。これは知りませんでした。最初の弦の出だしにオーボエがかぶさってきます。「良い音」と思ってひょいと見たら、オーボエは荒さんでした。荒さんのオーボエは注目しており、いつか聞きたいと思っていたところ偶然行き当たり、ラッキーでした。オーケストラの演奏者は事前にはわからないので、お目当ての人に行き当たったら、本当にラッキーです。荒さん、演奏中のアクションが師匠(宮本文昭氏)譲りで派手なので、すぐに判ります。この25番の3楽章に、木管アンサンブルのところがあるんですね。これも新しい発見です。
ヴァイオリンとヴィオラのための協奏交響曲は、すばらしい演奏でした。キュッヒルさんのヴァイオリンはそれこそ輝かしい音色なのですが、対する西村さんのヴィオラも落ち着いた音色ですばらしく、2楽章など、太陽神アポロと月の女神ダイアナが対話しているようでした。
メインはシェーンベルグの「浄夜」。ところがこの曲のコンサートマスターはキュッヒルさん、大人気でした。
休憩時間に隣の席のご婦人(年齢を聞いて、80歳というのにびっくり)が話しかけてこられたのですが、「来てみたら、親戚のご主人がコンサートマスターで弾いていて」。今日のコンサートマスターは「浄夜」を除き第一コンサートマスターのグレブ・ニキティンさんだったのですが、ピアニストの三船優子さんがニキティンさんの奥様で、隣の方は三船さんの親戚だとか。いやあ、びっくりしました。
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