やっぱりブルックナーは好きじゃない
2010年4月24日
N響のB定期(21日、サントリーホール)に行ってきました。曲目はブルックナーの5番。小生は元々ブルックナーはどちらかというと苦手で、通常のコンサートだったら行っていませんが、定期会員なのでたまにはじっくり聞いてみようと思って行きました。曲目はこれ1曲だけで、休憩無しです。
N響の定期会員は、山形に行くまで2期、その後中断して、著効になってから今年で3期目ですが、その間に休憩無しというのは1回だけあったものの、山形に行くことになってカミさんに変わっています。今回は小生にとっては初めての途中休憩無しです。トイレが一番気になるのですが、休憩無しと言っても大抵は1時間半、映画は2時間かかるのでそちらの方がもっと長いです。やはりコンサートホーは途中退席をやりにくいので、どうしても気になってしまいます。その点歌舞伎は、途中の出入りが楽ですね。
今日に指揮者はブロムシュテット。気がついてみたらN響の名誉指揮者はブロムシュテットさんだけになってしまいました。コンマスは篠崎さん、首席は第2山口さん、ビオラ店村さん、チェロ藤森さん、コントラバス吉田さん、フルート神田さん、オーボエ青山さん、横川さんの定年で主席奏者のいなくなったクラは良く分からなかったのですが、おそらく松本さん、ファゴット水谷さん、ホルン松崎さん、トロンボーン新田さんです。これも津堅さんが定年となったトランペットは、見かけない方でした。ホルンは楽譜では4人ですが、今日は6人います。並び方から見ると、1stと3rd(日高さん)にアシストが付いたようです。気になるホルンは、1stに松崎さん、3rdに日高さんという、現在最強の組み合わせです。
演奏は、すばらしいものでした。ピアノで出るところのホルンとトロンボーンの息がぴったり、ただでさえバラけやすい楽器同士、なかなかこうはいきません。ブルックナーの曲はダイナミックレンジが広いのですが、マエストロ・ブロムシュテットの棒にぴったり、それこそ一糸乱れずについてきます。当然、弦や木管も。以前は新田さんがトップのときはばらけやすかったのですが、どうやらトロンボーンセクションを把握できたようです。それと、やはり松崎さんが中心にいると、金管のまとまりが違うようです。こうなると逆に、松崎さんの定年後が気になってしまいます。すごいものを聞きました。演奏終了後ブロムシュテットさんがガッツポーズをしていましたので、会心の出来だったのでしょう。
これだけの演奏を聴かされたのですからブルックナーが好きになったかというと、残念ながらそうではありません。やっぱり苦手のままです。小生はもっと歌うもの(カンタービレ)が好きで、聞いた後幸福な気分になるものを聞きたいのですが、ブルックナーはそういう曲ではないようです。カミさんから好みの幅が狭いと言われていますが、もうこれからは自分の好きな曲だけを聴きに行きたいと思っています。N響の定期会員も、今期が最後にするつもりです。
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