眼圧を常時監視できるコンタクトレンズ
2010年3月26日
会社に配信されている日経エレクトロニクスの記事で、仕事には関係ないけど面白いものがありました。STマイクロエレクトロニクス社が、無線通信機能付きMEMS圧力センサを内蔵したコンタクトレンズを、早ければ2010年第3四半期に製品化するという記事です。これはどういうものかというと、常時眼圧をモニターして送信するもので、緑内障または緑内障予備軍の方の眼圧が常時モニターできるというものです。
緑内障は眼圧管理が重要ですが、血圧と違って、家庭で簡単に計るわけにはいきません。その点コンタクトレンズにセンサーを仕掛けていおけば、寝ているときは別として、常時監視できるわけです。
記事には患者が病院で装着し、翌日また来院して取り外すまでのほぼ1日間のデータが取れると書いてありますが、実際はコンタクトレンズをいきなり24時間装着するなどまず無理な話。写真で見るとソフトのようですが、それでも眠るときに装着するのは御法度で、日中12時間装着できるようになるまで3日から5日はかかります。まあそれでも5日かけても、12時間のデータが取れるだけでも大進歩です。
コンタクトレンズであるなら当然消毒が必要で、耐消毒性などもこれからの開発要件になるのでしょう。またこの記事では病院に1種類おいておけばいいような書き方ですが、コンタクトレンズは実際は装着する人の目の曲率と大きさに合わせたオーダーメイドですから、常備するなら数十種類の寸法が必要でしょう。なおにっけいのTech-ONは会員制ですが、興味のある方はこちらからどうぞ。
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