今回の手術の目的について
2006年10月28日
今回の手術の目的は、目に充填されていたシリコンオイルを水(生理食塩水)に置き換えることで、自分では5月の手術の続編と考えています。従って、今回の手術をしたからといって、特に症状が改善したり、視力が戻ったりすることはありません。シリコンオイルは身体に害は少ないといっても異物であり、長期間(1年以上)そのままにしておくと、緑内障など他の病気を引き起こすおそれがあります。緑内障は視力を失うことのほか、めまいや吐き気など不快な症状があるそうで、5月の手術で眼圧が高いときの気持ちの悪さ(吐き気)はいやになるほどわかったので、予定通り今回手術を行いました。特に緑内障はなってからの治療が大変なので、避けられるものは避けた方が良いと思った次第です。
もう一つは、そろそろ「治療中」の状態から脱却したいとも思ったからです。そのためにはまずウイルスの活動が沈静化するのが第1なのですが(沈静化しないと、この手術も受けられません)、オイルを水に抜き変え、使っている目薬を徐々になくすことです。特に散瞳剤系の目薬を使っていると瞳孔が開いているためまぶしく、左目でしっかり像を捕らえることが出来ません。
そしてもう一つが「見てくれ」の問題です。右目がまぶしいため、しっかり見ようとすると右目をつぶってしまいます。そのためいかにも「目が悪い」という印象を与えてしまっています。さらに右目が自分で見ないで左目について動くだけなので、目が寄りません。
今更見てくれはどうでも良いかもしれませんが、特に自分で気にしていると相手に「自信がない」という印象を与えるようです。社内のよく知っている人が相手だと「お前は少し自信がないくらいでちょうど良い」などと言われますが、新規事業で社外の人が相手だと、自信がないという印象を与えるのはマイナスです。
そのため小生は密かに眼内レンズを入れることを期待していましたが、これは術前の視力が矯正して0.05で増殖膜が手つかずの状態では、入れられませんでした。後はコンタクトで、コンタクト+眼鏡(左右のバランス上)で右目が自立して動くことが次の目標です。なお小生の網膜の外周部はウイルスにかなりやられたので右目の視野は狭く、5mで視力検査表の幅がやっとです。それでも中心部は生きており、レンズをたっぷり入れた眼鏡をかけると視力検査表があることは確認できますので、うまくレンズを調製すれば「SEE」だけではなく「LOOK」が可能です。手術後しばらくは目が落ち着かないので、コンタクトの話が出るのは1ヶ月くらい先でしょう。
ウイルスの活動はもうほとんど(完全に?)沈静化しており、5月の手術の時に大量に投与された抗ウイルス薬もステロイドも、今回は目薬を除いて一切使いませんでした。おかげで入院費も、約7万円と安かったです。
またもう一つ5月の手術の時に「オイルを抜くときが一番危ない」と言われた眼球癆は(今年の5月3日の記事を参照ください)、まず起こらない状態と判断されたのか、気にすることなく手術は行われました。こういうときに肝臓だったらGOTやGPT、あるいはウイルス量でどういう状態かこちらもある程度わかるのですが、眼科の場合は先生方は目視で確認して目の元気が良い、あるいは炎症が起こっているというのがまさに一目瞭然でわかるのに、こちらは全くわからず、そのあたりは不安(と言うより、不満)です。
今回の手術は白目に開けた穴が小さかったのか充血が少なく、もう見た目は術前と変わりません。このまま炎症など何事も起こらなければ、大成功でしょう。
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退院おめでとうございます。足跡を見かけましたので、もうPC再開されているのですね・・と思いましたら、長い文章にビックリ(笑) でも、お元気そうで何よりです。2度目、3度目のIFN治療のあとに本当に大変な局面に遭われて・・・、肝臓の方、著効されていて本当に良かった・・と改めて思いました。大事な眼、くれぐれもご自愛なされながらお過ごし下さいね。
投稿: miya | 2006/10/28 22:28
手術前の幾つかの予想では、一番軽かったのではないですか。大成功良かったですね。初めてお目にかかった時、目のちぐはぐは気づきましたが、全然違和感無かったですよ。
南海さんの様な病気を直すのは、眼窩の医者ですか、主人の従弟に大家がいるのを思い出しました。
投稿: mee | 2006/10/28 22:46
コメントありがとうございます。
>miyaさん
さすがに昨日は長文を書く気はしなかったのですが(笑)。確かに去年の10月から大量の抗ウイルス薬にステロイドの嵐、著効していなかったらどう動いたかわかりませんね。これは本当に助かりました。
>meeさん
網膜の状態が、良い方の予想の範囲に入っていましたね。先生方は悪かった場合に備えて準備をしますから、ガスの準備もしてあったようですが。月曜日の教授の反応を見ると、できばえがどうだったかがだいたいわかります。
眼鏡をかけているせいで、違和感がだいぶ緩和されているようです。
眼科ですが、F病院の先生方には、小生の病気(ぶどう膜炎)の専門の方はいらっしゃいません。ただT医科大からセカンドオピニオンを持って帰ったとき、N講師が「一度意見を聞いておけば、何かあったときにすぐ聞ける」と言っていたように、症例の多い病院に聞いてみるという姿勢があるので、安心です。
投稿: 南海 凡吉 | 2006/10/29 00:27
お元気そうでなによりです。
ずいぶんと長文をお書きになられましたね。
くれぐれも御身御大事になさってください。
投稿: digi | 2006/10/29 03:26
>digiさん
久しぶりにフルキーボードをさわったから、うれしくて(笑)。どうもオイルを入れていたときの方が外部の影響を受けにくいようで、明日の診察で日常生活での気をつけることを聞いてきます。
投稿: 南海 凡吉 | 2006/10/29 10:23