2019/08/13

岡山市民病院で弦楽四重奏

2019年8月13日

岡山市民病院に、弦楽四重奏を聞きに行ってきました。岡山フィルに御弦楽四重奏は、前回県立美術館での演奏会に振られて(満員札止め)いますので、今回リベンジです。まあ、聞きたければお金を払って演奏会に行けば良いのですが、どういうものか見物したい気もあります。

今日は平日ですが、お盆のためにバスは休日ダイヤ。そのため時間が合わず、昼食が終わって12時には会場に着きました。会場前に座り心地の良さそうな椅子があったので、そこに座って読書です。すると30分も経った頃、隣に小生よりは年上らしい女性が。やはり弦楽四重奏を聞き残られたそうで、なんだかんだ話し込んでしまいました。昭和16年(真珠湾の年!)生まれだそうです。若い!

曲目は、
1.ディベルティメントKV.138より第1楽章/モーツァルト。
2.ホラ・スタッカート/ディニーク
3.ボヘミアン・ラプソディ/Queen
4.上を向いて歩こう/坂本九
5.川の流れのように/美空ひばり
6.瞬き/back number
7.弦楽四重奏曲「アメリカ」より第1楽章/ドヴォルザーク

会場の多目的ホールは、満員。松本院長の挨拶のあと、第1ヴァイオリンの長坂拓己氏が曲目解説をしながら演奏が進みました。6番目の「瞬き」は、映画「8年越しの花嫁」の主題歌です。8年越しの花嫁の舞台の一つが岡山市民病院で、エンドロールに職員さんの名前がずらっと出ているそうです。

アンコールは1曲目のディベルティメントの第3楽章。外は猛暑の中、涼しく楽しめました。

2019/07/29

関西フィルサマーポップスコンサート

2019年7月29日

昨日大阪で、関西フィルのサマーポップスコンサートを聞いてきました。このサマーポップスコンサート、最近は毎年行っているのですが、昨年は台風にぶつかり、しかもその台風が大阪から岡山に逆走してくるというとんでもない台風で、行くのをあきらめました。大阪の方が回復が早かったので、予定通りに開催されたようですが。

今年も台風が来ましたが、今年は東の方に行ったので、ぶつかった地方の方には申し訳ないのですが、岡山と大阪は無事です。台風接近のせいで大阪までの「さくら」の切符を買うのが遅れ、前々日に買いに行ったらもう所定の時刻のものは満席、1本前(1時間前)が1枚だけ残っており、それをゲットしました。夏休みに入ったので、もたもたしていると無くなりますね。特に「さくら」はジャパンレイルパスの外国人(主に欧米人)が多く、これも夏のバカンスでぐっと増えたような気がします。小生はA席でしたが、隣のB席に座っていたのは欧米人らしい女性でした。

この「さくら」、岡山に14分遅れで着きました。何でも、新水俣で急病人が出たため約10分、広島で乗降客が多くて発車に手間取って約5分遅れたみたいです。広島の5分延は、おそらく団体さんが降りるのに手間取ったのでしょう。これだけ遅れると、前後の列車や接続の特急(サンダーバードは1分くらい待ってくれていました)に影響が出るようです。またこの日はマリンライナーも車両点検があって遅れ、JR西は散々だったようです。

1時間早く(実際は45分早く)大阪に着いた分は、昼食を車内ではなく大阪で採れば、時間がぴったり合います。大阪駅で外(改札外)に出たら工事中で、囲いだらけで面食らいましたが、何とか着きました。こんなことなら中央口から出ないで、おとなしく桜橋口から出れば良かった。

福島で降りて、ザ・シンフォニーホールへ。サマーポップスは、満員の盛況。立ち見まで出たそうですが、消防法は大丈夫なのかな。
満員のお客さんには、お年寄り(他人のことは言えないですが(^_^;)が目だちました。それも、杖をついたような足が多少不自由な方。こういう方達にとっては、ザ・シンフォニーホールは不親切な造りですね。まず入口の立派な階段。建物の見場は良いのですが、登る方は大変です。しかも手すりはない。中にエレベーターは1基だけありますが、トイレの数が少なく、しかも中2階と中3階にしかなく、階段を上り下りしないとトイレに行けません。何でもトイレの数が少ないのは、最大使用水量の関係で増やせないのだとか。エレベーターでトイレに行けるのかどうかは、確認していません。

まあそれでも、岡山シンフォニーホールよりはマシですね。岡山シンフォニーホールの2階席には、エレベーターもエスカレーターもありませんから。

コンサートは、楽しめました。こういうオーケストラでやるポップスコンサート、岡山フィルでもやったらお客さんが入りそうですが、実際は楽譜の面で難しいかもしれません。ポップスをオーケストラでやる場合はそもそも楽譜はなく、その都度編曲しないといけません。以前の新星日響では山本直純さんという鬼才、現在の関西フィルには川上肇さんというほぼ専属のアレンジャーがいるのでできることで、やりたくてもできないことが多いのではないでしょうか。

2019/07/22

岡山フィル第61回定期演奏会

2019年7月22日


 


昨日、岡山フィルの第61回定期演奏会に行ってきました。今回は園田隆一郎氏の指揮で、ドビュッシーの小組曲、イベールのアルト・サクソフォンと11の楽器のための室内小協奏曲、最後はムソルグスキー/ラベル編曲の「展覧会の絵」です。ソリストはサクソフォンの上野耕平さん。19072101a61


 


開演前に指揮者の園田さんとソリストの上野さんのプレトークがありました。イベールはドビュッシーの30年後輩になるそうで、今日の曲目は編曲のラベルと合わせて、フランスつながりということになります。小組曲の4楽章は4枚の絵に例えられ、「展覧会の絵」と合わせて14枚の絵の色彩感を楽しむようにとのことでした。


 


さて、1曲目の小組曲は、10-8-6-6-4という少人数編成。最近の岡フィルは弦の音が良く伸びるので、少人数でも金管に負けず、バランスが良いです。アンサンブルは、本当に良くなりました。上野さんソロの胃ベールは、ちょっとジャズっぽい感じのする楽しい曲です。木管やトランペットは1人ずつですから、首席奏者の腕の見せ所でもあります。フルートの畠山さん、うまい!上野さんのアンコールでは、「ニューシネマパラダイスメドレー」をしっとりと聞かせてくれました。


 


ここで急速なのですが、前半だけで帰る方が結構いました。上野さんのサクソフォンを聞きに来て「展覧会の絵」はどうでもいいや、と思われたのかもしれませんが、実は上野さん、後半ではオーケストラの中に入り、「古い城」の見事なソロを聴かせてくれました。前半だけで帰った方は、もったいなかったですね。


 


岡フィ理はこのところ迫力、アンサンブルとも申し分ないのですが、それだからこそこの日は金管の入り(アインザッツ)がばらけたことが気になりました。まあ、金管のアインザッツはN響でもばらけることがあるのですが、うまいオーケストラはぴったり合います。次の定期はブルックナーをやりますから、金管の多いあの曲でどうなるか、です。

2019/07/08

大阪で京都市響

2019年7月8日

昨日、大阪のザ・シンフォニーホールで、京都市交響楽団を聞いてきました。2週連続の大阪行きです(^_^;。指揮は広上淳一氏で、曲目はベートーヴェンの交響曲第3番「英雄」、後半はヴェルディの「運命の力」序曲と「仮面舞踏会」前奏曲を挟んで、メインはレスピーギの交響詩「ローマの松」です。一番長い「英雄」を最初に持ってくるという、面白い構成です。

メンバー表を見たら、ヴィオラに都響の店村さんがいました。都響の方にも名前が載っていましたから、兼務でしょう。その他、あちこちに有名どころの名前を見かけました。

配置は14-12-10-8-7でドイツ型。先週の記事に、最近はベートーヴェンの曲にバロックトランペット(正確に書くなら、バロック風トランペットか?)を使うところが多いと書きましたが、「英雄」は普通のロータリートランペット、ティンパニーもモダンの楽器でした。小生は、無理してバロック風を使うことはないと思っています。

広神さんの指揮は、どういう風な音を出したい/出させたいが、非常にわかりやすいですね。アマチュアの吹奏楽団や合唱団を指揮しているみたいです。プロでも、やっぱり良い効果が出るのでしょう。

雨の先週と違って天気は曇だったのですがやっぱり湿度は高く、そのせいか木管奏者は掃除に大忙しでした。

今回の演奏、というか演奏以外で気になったのが、「英雄」が終わった後普通はオーボエ奏者を真っ先に立たせるのですが、ホルンだけを立たせて他は全員だけだったこと。元N響の(「元」です)茂木さんだったら、僻んでいじけるところです(笑)。2楽章のソロは、小生の好みから言ったらもう少し音量が欲しいところですが、きれいでしたよ。奏者によっては「2楽章より大変」という4楽章後半のソロも、きれいでした。

ヴェルディの2曲ではティンバッソが登場。このティンバッソ、チューバに取って代わられて絶滅危惧種と言われていたのですが、最近はヴェルディの曲で使うところが増えました。そしてバンダを並べた「ローマの松」で華やかに終わりました。京都市響は、やっぱり良いです。

メインの終了後も立たせたのは金管、打楽器、ハープなど。木管はありません。ただ今回は金管に客演奏者が多く、立たせたのは客演奏者と、客演奏者がいるセクションだったのかもしれません。

2019/07/02

今年も第九

2019年7月2日

岡山の第9合唱団(第九を歌う市民の会)の募集はもう始まっていますが、ネットでの応募は7月になってから、と書かれていました。昨日7月1日、岡山市フォニーホールのサイトを覗いてみたら、ネットでの応募が可能になっていました。早速1日から可能です。

一昨年はシェレンベルガー氏の指揮で、小生は1年限りのつもりで申し込みました。ところが昨年は「鉄」で有名な秋山和慶氏だったので、申し込みました。そしてその本番の日の楽屋での雑談で、年が明けたら心臓の手術をする、ということを話しました。その時は、日程は未定なものの、手術をすることはほぼ決定だったのです。そこで「無事生還したら、来年も顔を見せろ。」と言われてしまい、なんだかんだで今年も申し込みました。

ネットで申し込んで、自動返信で受付完了のメールが来ました。今年の指揮は、村上寿昭さん。合唱指揮者はおかず、その分村上さんが岡山に来る回数が増えるようです。今年の練習スケジュールを見たら、すでに決まっている秋の2回の上京予定とバッティングしていません。インフルエンザにかからなければ、今年は皆勤賞を目指せるな。

2019/07/01

大阪でドレスデンフィル

2019年7月1日

昨日雨の中、大阪のザ・シンフォニーホールに行って来ました。目当ては、ドレスデンフィルです。ドレスデンフィルは東京にいるとき一度聞いてそのアンサンブルの良さに感心し、以来機会があれば来日の時に行くようにしていました。岡山に越してきてあきらめていたのですが、カミさんが大阪公演を見つけ、急遽行くようにしたものです。ちなみにカミさんは、イベントや博物館など「遊び」の情報を集めるのがうまく、小生は「観光協会」と言っています(^_^;。

「さくら」で大阪へ。時間的には、昔住んでいた多摩から東京文化会館まで行くより早いのですが、新幹線ですから交通費はかかります。開演が13:30と早いので、いつもより早い「さくら」です。大阪に近づき、G20は昨日終わったはずなのですが、高速道路は1台も車が走っていません。新大阪から2回乗り換えてまっすぐ福島まで行き、お昼は駅前のモスバーガーで食べる予定でした。ところがG20のため、28~30日の3日間休業でした。交通規制で物流が滞り、食材が運べないことを警戒したのでしょう。あたりをきょろきょろしたらMACを見つけたので、そちらに入りました。MACは開いていました。

雨が強いので入口で待たないように時間調整し、ザ・シンフォニーホールへ。入口で公演案内はくれましたが、今日の演奏会のプログラムは、ありません。立派なプログラムは有料で、大抵は簡単なチラシくらいはくれるのですが、それもありません。さて、今日の曲目は何だったっけ、という状態で、次回公演の案内の中にザ・シンフォニーホールの演奏会一覧があったので、やっとわかり、思い出しました。今日は未完成、運命、新世界という、いわゆる名曲シリーズです。

席は2階正面で、会場の椅子の配置を見たら、弦は12-12-10-8-6の対向配置のようです。「未完成」では、ビオラ以降(以低と言った方が良いのか?)は1プルトずつ減らしていました。「運命」ではバロックトランペットとバロックティンパニーを使用、最近の流行ですね。

さて演奏の方は、さすがと言うしかないです。アンサンブルがきれいに揃っていて、ppからffまで乱れません。そのためダイナミックレンジが広く、クレッシェンドをかけるとすごい迫力です。オーボエとホルンがうまく、「運命」は今まで聞いた中でトップ3に入るような良い演奏でした。この「良い」演奏というのは、「好みの」という意味が多分にあります。

後半はドボルザークの「新世界より」。20分の休憩時間の間に舞台上では、対向配置をドイツ式(左からVn1,Vn2,Vc,Va)に変え、1stヴァイオリンを1プルト増やすという大作業です。

そして演奏ですが、はっきり言って小生の好みではありませんでした。テンポのゆらしが大きいし、木管は揃っていないし。小生が運命で「うまい」と言ったオーボエとホルンは2番手奏者のようで、「新世界」では別の奏者(おそらく、首席奏者)が吹いていました。この「首席奏者は最後の曲だけ吹く」というやり方は欧米のオーケストラに多いのですが、この日のように外は雨で、濡れた服で館内もじっとりと湿っているような、木管奏者にとっては「鳴りが悪い」コンディションでは、会場で2曲目になる「運命」の方が、いきなり出てきて吹く「新世界」より良くなるようですね。その点、アンコールの「スラブ舞曲」(第1集第8番)は素晴らしかったです。

2019/05/30

Jホールの木管五重奏

2019年5月30日

 

昨日、Jホールに「シェレンベルガーと岡フィルの仲間たち」というコンサートを聞きに行って来ました。シェレンベルガーさんに岡フィルの木管の首席奏者、さらにピアノを加えた木管五重奏です。メンバーは、フルート:畠山奏子、オーボエ:工藤亜希子、クラリネット:西崎智子、ファゴット:西牧岳、ホルン:梅島洸立、それにピアノ:中桐望、という顔ぶれ、ファゴット以外は昨年のオーディションで決まった首席奏者です。

 

曲目は、J002a ダンツィ:木管五重奏曲作品56、工藤さんのオーボエで木管五重奏。
ベートーベン:ピアノと管楽器のための五重奏曲作品16、シェレンベルガー氏のオーボエ、フルートが抜けてピアノが入ります。
休息のあと後半は、
ヒンデミット:5つの管楽器のための小室内楽作品24、工藤さんのオーボエで木管五重奏。
モーツァルト:ピアノと管楽器のための五重奏曲K.452、シェレンベルガー氏のオーボエ、フルートが抜けてピアノが入ります。
さらにアンコールで、プーランクの六重奏曲(木管五重奏+ピアノ、Obはシェレンベルガー氏)も演奏されました。

 

いやあ、さすが首席奏者というか、うまいです。特にフルートとクラリネットが図抜けています。気の毒なのはオーボエの工藤さんで、下手な人ではないのですが、シェレンベルガー氏と比較すると、どうしても見劣りがします。シンフォニーホールで聞くオーケストラも良いのですが、こういう小さいホールで聞く木管(特にシェレンベルガー氏)も良いですね。

 

終演後、第九仲間のSさんとホール向かいの喫茶店でお茶をしていたら、シェレンベルガー氏以下出演者がどどっと、外のテラス席に集まりました。ミニ打ち上げ会のようです。日曜日の岡フィル定期とこの演奏会が終わって、岡山在住以外(ほとんどですが)のメンバーは、それぞれ自分の拠点に帰るのでしょうね。お疲れさまでした。

2019/05/27

岡山フィル第60回定期演奏会

2019年5月27日

昨日、岡フィルの定期演奏会(第60回)に行って来ました。暑くて、バストバンドを締めていると気分が悪くなるので、バストバンドは外していきました。もう術後2ヶ月と20日、大丈夫でしょう。

さて曲目は、モーツァルトの交響曲第38番「プラハ」、リヒャルト・シュトラウスのオーボエ協奏曲、それにブラームスの交響曲第3番です。「ウィーン」でまとめた選曲ですね。指揮は首席指揮者のシェレンベルガーさん。オーボエ協奏曲は、シェレンベルガー氏の吹き振りです。

演奏前に、シェレンベルガー氏のプレトークがあります。いつもは高畑コンマスが通訳をするのですが、今日のコンマスはゲストコンマスで、東京シティフィルの戸澤さんです。そのため通訳は、おそらくシンフォニーホール職員の女性でした。ドイツ語です。今日の交響曲第3番で、シェレンベルガー/岡フィルのブラームスチクルスは完結です。

まず1曲目の「プラハ」、10-8-6-4-3と少し人数を減らした構成です。岡フィルは弦のアンサンブルが良くなりましたが、最近は管のアンサンブルも良いですね。
2曲目のオーボエ協奏曲、弦はもっと少なく、8-6-4-4-2というコンパクトな配置です。いやあ、シェレンベルガー氏のオーボエは、最高です。特に2楽章が素晴らしいです。アンコールにオーボエソロを演奏してくれ、ブリテンの「6つのメタモルフォーゼ」から第1曲の「パン」でした。

岡山のクラシックファンは、シェレンベルガー氏の吹き振りが見られて聞けて、さらに2日後はもっと小さいホール(Jホール)でのシェレンベルガー氏が安い値段で聞けるという贅沢な環境にあるのですが、まあこれも趣味の問題で、「それが何か?」と言う方も多いでしょうね。

メインのブラームスの第3番、これは12-10-8-8-6という言わばフル編成です。アンサンブルは、金管のアンサンブルも良いですね。トロンボーンは固定メンバーではなくその都度集められたメンバーのはずですが、それでもトランペットやホルンとの息もぴったり。それと、コントラバスが良いです。第3楽章では、ホルン首席の梅島さんが見事なソロを聴かせてくれました。

前回の定期(第59回)にも行きたかったのですが、3月10日で手術後2日目ではさすがに無理です。今回は、前回の分も合わせて楽しめました。

2019/04/30

アンサンブル・エアーの木管五重奏

2019年4月30日

 

昨日(29日)、ルネスホールに木管五重奏を聞きに行って来ました。
ルネスホールは旧日銀岡山支店で、建物がほとんどそのまま使われています。日銀なので立派な金庫室がありますが、その金庫室が頑丈な扉はそのまま、喫茶室になっているのが面白いです。

 

木管五重奏はアンサンブル・エアーで、メンバーはFl岡城絵梨菜、Ob沼佳名子、Hr中橋慶子、Cl松本典子、Fg西牧岳。ホルンの中橋さん以外は皆岡山フィルのメンバー(二番奏者)です。岡フィルの一番(首席)奏者は全国公募→オーディションで選ばれましたが、そのため皆さん活動拠点は東京近郊です。アンサンブル・エアーの方は、5人のうち4人がくらしき作陽大学の出身、残る一人は国立ですが、高校は就実という、岡山出身者の集まりです。19042901a

 

どちらかと言うとマニアックな木管五重奏、入りは良くて7割くらいだろうと思っていたら何と満席!高校やジュニアオーケストラの「先生」が多いので、生徒達がたくさん聞きに来ていました。

 

曲目は、ダンツィの木管五重奏曲Op56、ベートーベン作曲モーツァルトの「ドン・ジョバンニ」から「お手をどうぞ」の主題による変奏曲(Fl,Cl,Fg)(ベートーベンに、こんな曲があったのだ)、ヒンデミット5つの管楽器のための小室内楽曲Op24。後半はシェイベルのダンス組曲(Fl,Ob,Cl,Fg)、最後はニールセンの木管五重奏曲Op43という、かなりの大曲だらけというプログラムでした。

 

木管五重奏はアンサンブルがきれいなのですが、これが二重奏になった場合、フルートとクラリネットの組み合わせが一番きれいですね。完全な主観ですが。

 

楽しめました。

2019/01/03

N響の第九

2019年1月3日

喪中につき、新年のご挨拶は控えさせていただきます。

昨年暮れに録画したN響の第九を、昨日やっと見ました。指揮はマレク・ヤノフスキ。ヤノフスキさんは、N響とのつきあいは長いんですね。徳永さんがコンマスをやっていた頃の映像が出ました。ひょっとしたら小生も、一回くらい聞いているかな。ヤノフスキさんの話の中で驚いたのは、ドイツのある地方(ドルトムントなど)では、毎年暮れに第九を演奏しているとか。そして日本では12月になると「第九まつり」になっていますが、これはドイツの地方都市と同じだそうです。第九を暮れに演奏するのは日本だけ、とか言われていましたが、ドイツも広い。なお今年のソリストは、ソプラノ:藤谷佳奈枝、メゾソプラノ:加納悦子、テノール:ロバート・ディーン・スミス、バス・バリトン:アルベルト・ドーメン。合唱は東京オペラシンガーズ、合唱指揮は田中佑子さんです。なお楽譜は、ソロの歌詞からベーレンライターのようでした。

ヤノフスキさんの指揮について団員は、ともかく速い(65分)。「うるさい」と怒られっぱなしだった(fのところをffでやると怒られる)。という感想が聞かれました。やたら迫力を求める演奏とは、一線を画しているということでしょうか。なお岡フィルの昨年、もとい、一昨年のシェレンベルガーさんの指揮も、速かったです。

テレビを通じて聞いたので、N響の演奏についてはコメントしません。驚いたのは、バスソロに続いての男声の「Freude!」がバスだけだったこと(テノールは、お休み)、そして最初のDeine Zauberから始まる「歓喜の歌」の後半部分、ここではソプラノがお休みだったこと。どちらも楽譜通りですが、音量(迫力)を出すためテノールとソプラノをそれぞれ加えることが多いんです。そのため、テノールのオクターブでの動きが良く聞こえました。なお合唱団員は総勢100名くらいですが、50:50ではなく、55:45(女性が多い)のようでした。それでもテノールは、良く響きます。さすがはプロだなあ。

テノールソロを追いかけるように歌う男声合唱、ここでは男声は、ソロを消さないように音量を落としていました。やっぱりそうですよねえ。ヴァイオリンコンチェルトで、オーケストラのヴァイオリンが音量一杯に弾いたらソロが聞こえなくなるのと同じで、やっぱりソロは聞こえないといけません。シェレンベルガーさんの指示も、そうでした。

fを大きくしすぎるなと言うくらいですから、ppはきれいです。特にIhr-stu¨rzt nieder,からのG-molの所、すごくきれいでした。その後のU¨ber Sternen muss er wohnen,の所、テノールはGの連続で、自分で歌うときはffなのに息切れしてしまうのですが、ここもさすがプロです。音量も音程も、全く落ちません。ドッペルフーガのテノール初っぱな、SeidはAの音ですが、ここがスコーンと出るときれいです。自分では出したいなあと思いつつ、出ません。

全体を通して、迫力という点では今一つで、拍手もそんなに熱狂的ではありませんでした。だけど繊細で、品が良いです。岡フィルの昨年の第九と比べると、技術的な優劣は別として、対照的な演奏でした。

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