2019/12/10

第九のブルーレイ

2019年12月10日

先日の第九を収録したブルーレイが送られてきました。最初の年はDVDを頼んだのですが、どうも音が悪かったので、2年目からブルーレイにしています。

さてこのブルーレイですが、演奏開始前の、村上先生のレクチャーというか、「歓喜の歌」の練習からしっかり記録されています。従ってピアノのTさんもばっちりアップ。今度会ったら、教えてあげよう。

演奏のカメラワークは、スコアを見ながらカメラを切り替えているNHKには及びも付かないですが、ソロ楽器をアップするなど、そこそこがんばっています。アップの度合いも、すごいですね。余談ですが今年は公式写真もアップの度合いが大きく、テノールで頼んだのにテノールの端が欠けています。小生は中央だったのでしっかり写っていますが。

オーケストラの音はすごく良いですが、マイクの位置がチェロに近いようで、チェロの音を良く拾っていますね。逆にティンパニの音は、少し小さくなっています。1階前列の右側で聞いているような感じです。合唱が入ったら、テノールは良く聞こえますが、全体のボリュームは少し小さいような気がしました。

そこで今度は、画面を見ないで音だけ聞いてみました。どうもマイクの位置がテノールのある特定の人に近く、テノールの後にソプラノがいるような感じです。このテノールの特定の人(あるいは複数)、Aまでしっかり出ているので、テノールは良く聞こえます。M先生の声ではないです。ただ合唱としては、Laufetからの男声合唱のマーチは、音量が足りないように感じました。ここは合唱は遠くで歌っている想定と聞いたこともあり、そうするとちょうど良いですが。

同じ男声合唱でも、「歓喜の歌」のあとの部分は、しっかり出ていました。しかし最後のプレステイッシモのところ、ここは合唱はオケに完全に負けていましたね。

ブルーレイの音源は数本(見ただけで8本)のマイクで録音しているので、音量バランスは調整でどうにでもなります。実際に会場で聞いた感じでは、どうだったのでしょうか。実際に2階で聞いてみたいところですが、こればかりはできません。

2019/12/01

岡フィル第九演奏会、無事終了

2019年12月1日(日)

 

岡フィルの第九演奏会は、無事終了しました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 

さて、当日は、、。
今日はゲネプロと本番が連続するので、朝9時に家を出る。遠回りだが自宅近くのコンビニに寄り、昼食を仕入れる。サンドイッチとおにぎり1個、軽く食べるくらいでちょうど良い。今年は、心臓の薬は飲んでいるが抗生剤を飲んでいるわけではないので、体調は良い方だろう。とは言え一応病み上がりなので、バスとトラムを乗り継ぎ、シンフォニーホールの前まで電車に乗っていく。

 

シンフォニーホールに着いて控室に入り、今日のプログラムをもらう。村上先生が第九について書いてあるが、キーワードは「歓喜」(Freude)と「兄弟」(Bru¨der)である。たわいのないおしゃべりをして時間が来たので、イベントホールに移動し発声練習。それから一通りさらう。ともかく、子音を早く。

 

入場の練習を兼ねて本番通りの隊列で舞台袖へ。小生は列の切れ目になり、待機列では先頭になる。舞台ではゲネプロの真っ最中。3楽章のホルンソロでホルンが音を外し、マネージャーが「おいおい。」という顔になる。なに、本番でばっちりできれば良いのだ。3楽章が終わってオケは休憩、半数くらいの人が出てくる。高畑コンマスは出てきたところで店開き、もぐもぐタイムのようだ。舞台から外へ出る人が途切れてところで、入場。今年も段差が低い。これは体重を後ろにかけて待つと腰が痛くなるので、見栄えは良くないが、少し前屈みで座っていなければならない。しかしど真ん中は、照明がまぶしい。

 

4楽章のゲネプロは順調に進む。指摘は、オケに対するものが多い。アンコールの練習もして、予定より早く終わった。

 

控室に戻って昼食、お腹がごろごろ言っているので、念のために胃腸薬を飲んでおく。こういう薬類も常に携帯しているので、小生の鞄は重い。会長さんと雑談しながら待つ。会長さんは84歳、お元気だ。大学を聞かれてK大と答えると「ワグネル?」と聞かれる。さすが、ワグネルソサイティーをご存じだった。小生はあまり真面目に活動はしていなかったので、ワグネル出身を名乗るのはおこがましいのだが、レコーディングには参加したので、まあ名乗っても良いだろう。モニターからは、会場の「歓喜の歌」の伴奏をさらうTさんのピアノが聞こえる。

 

時間になりイベントホールへ移動し、最後の発声。簡単に終わる。今日はロビーコンサートもあり、時間が空いたので、Sさんが「覗いてみようよ」と言い出す。ロビーと行っても「改札内」だから、入場券がないと入れないと指摘する。残念でした。しかしこういう馬鹿話をやっていると、お腹の調子も良くなってくる。最後のトイレに行き、また隊列を組んで移動。舞台袖に着いたら、まだなにも始まっていない。村上先生のレクチャーは開演時間前ではなく、開演後だった。定刻、村上先生が舞台に登場し、解説と「歓喜の歌」の練習。都合4回で、ピアノ伴奏は最初の3回は歌詞の音階をなぞって弾くが、最後はオーケストラバージョン。Tさん、うまい。戻ってきたピアノにベーゼンドルファーのカバーが掛けられたので、あとで聞いてみたらカワイで、しかも音程が狂っていたそうだ。

 

入場し整列、本番である。今回は体力的に最後まで続けられる自信がなかったが、とうとう練習は皆勤でここまで来た。着席し、オケが入場しチューニング。村上マエストロの入場は起立して迎える。演奏開始。おー、ティンパニがすごい。顔で音圧というか音を感じる。今日のティンパニは、安江佐和子さん。フリーだが、サイトウキネンオーケストラに所属しているそうだ。弦は良い音が、自分の場所のせいか、第1ヴァイオリンの後あたりから聞こえる。クラリネットの西崎さん、うまい。2019002a

 

第2楽章が終わったところで、ソリストと後半だけの奏者が入場。ソプラノの田井さんは、すごく華やかだ。第3楽章のホルンソロ、本番はばっちり決まる。さすが梅島さん。小生は第3楽章の途中から準備運動と言うか、舌や唇を動かし始める。第4楽章、今までにこやかだったマエストロの顔が一変厳しくなる。コントラバスは良い音だ。小生は肩を動かす。

 

バリトンの長冨さんが立ち上がるのに合わせて合唱団も起立。最初のFreudeはうまく響いた。このあたりからマエストロは実ににこやかだ。「さあ、みんな、歓喜だ!兄弟になろう!」というところか。合唱団は指揮者の顔にも反応するので、いい顔だと思う。合唱は、良い感じだ。vor Gottの2回目のAの和音がきれいだ。最後のFのvor Gottのフェルマータを伸ばし、バンと切ったらぼわんと帰ってきて、一瞬の静寂。良いなあ。

 

この後は、小生は例によって男声合唱重視で、ソプラノが入るところはソプラノにまかせてサボりを決め込む。おかげで男声だけのVaterのFはしっかり出て、ドッペルフーガもいつもより出た。後半、ソリストの4重唱が実にきれいだ。合唱団の楽譜はカワイだが、ソリストが使っているのはベーレンライターのようだ。最後のプレスティッシモ、いつもより声が良く出る。最後のFreude Sch¨nerを思いっきり出し、ゴール。指揮者を一生懸命に見ていると、小生は片目で両眼視差立体視ができないため、指揮者が後ろの観客に溶け込んでしまう。こうなるとバランスを崩す危険があるので、時々頭の位置を変えて運動視差立体視で指揮者を浮かび上がらせる。無事終了。アンコールの「歓喜の歌」は、久しぶりに思いっきり歌った。

 

打ち上げ会は、地元の指導者や今日のピアニストのTさんも出席し、和やか。ソリストの方が、「歌っていてこんな楽しい第九は初めてだ」と言われていた。確かに歌っていて、楽しかった。あとでカミさんに聞いたら、「聞いていて、気持ちの良い第九」だったそうだ。会場の評価は、どうだったろう。

2019/11/30

3回目の第九合唱練習記(15)

2019年11月30日(土)

 

今朝の地元紙、山陽新聞に、岡山県内各地の第九の紹介が載っていた。写真入りで、写真は先日撮影に来ていた我らの写真である。残念ながら、ピアニストのTさんは写っていない(笑)。コピーして持って行ったら、事務局もコピーしていた。

 

2019001b

練習開始前に、皆勤賞の表彰。小生も今年は皆勤だった。新人の時が皆勤で、去年は写真展と練習日がぶつかったのでその分が休み。今年は見事にずれて皆勤になった。なお小生と同期のベースのSiさん、新人の時から3年連続皆勤である。
 今日は、オケ合わせである。そのため、いつもの練習会場に椅子がない。平土間で男声を前にすると、後の女声は全く指揮が見えないため、今日は男声が後。その体勢で発声練習と、昨日のおさらいをやる。ともかく、ドイツ語の子音。

 

そして大ホールに移動し、自分の位置確認と出入りの練習。一昨年は左より(客席から見たら右より)で昨年はほぼ中央になったと思っていたら、今年は本当にど真ん中である。一応ひな壇には、センターマークが付けてある。そのひな壇、去年と同じで低い。これは立つときに大変だと思っていたら、今年は去年ホリヤンが引っかき回して揃わなくなったので、揃えることを優先して3拍子で立つことになった。まあ、ドッコイショのリズムである(笑)。低いところから立ち上がったら、腰痛と立ちくらみと、両方の危険がある小生にとっては、ドッコイショのリズムはありがたい。

 

ソリストが入り、村上先生が入場して練習開始。第4楽章のコントラバスが歌い始めるところからである。コントラバスが実に良い音を響かせる。2年前は、ゲネプロまではセーブして本番に合わせる雰囲気だったが、今は練習から良い音がしている。合唱への指摘は、やはり子音が多い。日本人のドイツ語全般に言えることだが、子音が遅い。我々も遅い。とうとう本番前日まで治らなかった。

 

やはりオーケストラをバックにして大ホールで歌った方が、歌いやすい。ただ小生は、今年はかなりサボりを決め込む。小生の方も、喉のスタミナ回復は間に合わなかったなあ。

 

最後の部分、「合唱が入ったらオーケストラは少し押さえて」との指示がある。2年前の「合唱に負けるな!」とオーケストラを鼓舞していたのとは、様変わりである。それだけ岡フィルが良くなったということであろう。

 

今年の配置は男声を包み込む形だが、ひな壇が思ったより低かったので、男声の真後から指揮は、やっぱり見えない。男声で多少席の入換をし、「こんなところでご勘弁」である。小生はなで肩のためか、少しずれると見えるそうだ。後を気にすると変なところに力が入るので、明日は気にせず歌おう。いよいよ明日、オーケストラは期待できます。合唱は、かなりのレベルまでいったと思っているが、どうだろう。

 

練習が早く終わったので、ブログを書く時間が取れた。

2019/11/29

3回目の第九合唱練習記(14)

2019年11月29日(金)

今日から、怒濤の3日間になる。たかだかゲネプロ/本番前の2日連続の練習くらいで怒濤もないものだが、日頃がぐーたらしているから、3日連続は堪える。岡山駅の駅ビルが改装工事中で、素早く夕食を食べられる店が閉まっていて、遠回りして帰りが遅くなってしまうのも痛い。いつもは自宅で発声その他練習をやっているのだが、この一週間はお休み。ともかく体調維持を最優先する。今更発声練習をやっても間に合わず、Gが出なくても聞かせどころはたくさんある、と開き直っている。

この自宅での練習であるが、前回Y先生が「家でも練習している人」と言われて手を上げたが、小生より前の方で手を上げた人はいなかった。みんな週一の練習だけで歌えているのか?それとも、恥ずかしがって手を上げなかったのか。あるいは、うちのカミさんみたいに、「毎日、1時間以上やらないと練習とは言わない」とでも思っているのか。まあ小生もカミさんに言わせると、「よくあれで練習していると言えるわね」というレベルだから、大差ない。

今日から村上先生だが、先生到着前に発声練習は終えとこうと、集合時刻が30分繰り上げになった。そのまた30分以上前に会場に着いてみると、イベントホールでは何やらオケの練習後の機材片付け中。例年だと本番の2日前は、オケは大ホールでリハーサル、合唱団も大ホールでの練習になるのだが、今年は1日ずれた。会場(ひな壇)の設営が遅れたのか、あるいは経費節減なのか。経費と言えば、岡フィルの第九は(オーケストラは)、リハーサル2日の当日ゲネプロである。さすがプロだと思っていたら、N響は、国立音大が合唱をやっていた頃は、合唱を入れてのリハが5日はあったそうだ。演奏回数も多いが、仕上げるためにお金をかけていると言える。岡フィルは、、、。

本番用の舞台配置表が配られたが、やっぱり中央だった。入場の時、その列の先頭になる場所だ。去年はビデオで見たら歩くときに首が前に出ていたので、そこは気をつけて歩こう。胸を張ると足下が見えず、慣れないところでは怖いのだが。

村上先生の練習では、指摘はいろいろあったのだが、特に音程を注意される。それも限界音(ソプラノのHとか、テノールのAとか)ではなく、EとかCisとかの音だ。無伴奏なら音程はやかましく言われるのだが、ピアノ伴奏付きで言われるのは珍しい。ピアノは高音で3連符をたたいているときの下の方のCisだから、聞き取れてないのは確かだ。

最後の通しは立って歌うところだが、男声が立つと後のアルトは指揮が見えなくなるので、男性だけ座って歌った。おかげで今一つ立って通すときの感覚がつかめないが、これは明日のオケ合わせでわかるだろう。

明日はそんなに書き込めないと思うのだが、去年と比べて、ずいぶん音楽的に歌う第九になったと思う。

2019/11/28

tataのサロンコンサート

2019年11月28日

Tata001a

Y先生によると、「繁華街をうろちょろするな」というこの時期、サロンコンサートに行ってきました。こういう人混みが一番風邪をもらいやすいのですが、一応通路側に座って、危険を半分にしました。

 

「tataのサロンコンサート」というもので、メンバーは岡フィルコンマスの高畑荘平さん(1Vn)、岡フィルメンバーの澤田しおりさん(2Vn)、同じく岡フィルの杉山みゆきさん(Va)、岡フィルの山本玲子さん(Vc)という顔ぶれの弦楽四重奏です。コンマスが部下を引っ張ってきた形ですが、総務課長が総務部の女性たちを連れてきたようで、主導権は女性たちが握っているような(^_^;。場所はANAクラウンプラザホテル岡山のチャペルで、結婚式場です。

 

プログラムは、と言うより公表されているプログラムは、 J.S.バッハ 主よ、人の望みの喜びよ
ヘンデル  ソナタ Op.1-11
ハイドン  弦楽四重奏曲Op.77「皇帝」より第2楽章
プッチーニ 「菊」
      メヌエット第1番
休憩があって後半は
なんちゃって結婚式
tataのどtango+α
レハール  メリー・ウィドウ・メドレー

 

と言うものですが、高畑さんの経歴紹介に、「クラシックのジャンルを超えた親しみやすい音楽演奏をライフワークとし、」と書いてあるように、これにバッハ+ビートルズ(イエスタデイ)などいろんな曲が追加になります。後半の「なんちゃって」は「80日間世界一周」のメロディーを基本とし、いろんな編曲で熱々の結婚式から危ない結婚式まで、どtangoはジェラシー、エルチョクロ、真珠取りのタンゴ、+αは映画音楽で「ムーンリバーinエTata002aデン」(ムーンリバーとエデンの東の合体)にシンドラーのリスト。アンコールは高畑さんの十八番という「ラ・クンパルシータ」と「ティコティコ」。高畑さんの好み、指揮者の藤岡幸夫氏と似ているような気がします。

 

なお高畑さんは軽妙な語り口で知られていて、今日もてっきり高畑さんが司会をすると思っていたら、司会はビオラの杉山さん(このグループ最年長)でした。何でも、高畑さんにマイクを渡すと2時間しゃべりっぱなしになって、曲目がこなせないからだそうです。

 

このコンサートは「ドリンク付き」となっていて、休憩時間にコーヒーまたは紅茶、それにクッキーが出ました。そのクッキーがおいしかったです。さすがANAホテル。

 

楽しいコンサートでした。帰ってからしっかりイソジンでうがい、風邪は多分大丈夫でしょう。余談ですがヴァイオリンを持って客席の前の方にいた女性、どうもコンミスの近藤浩子さんのようでした。

2019/11/25

「ハモる」について

2019年11月25日

平均律と純正律について、以前書いたことがありました。その時は純正調と書いたのですが、最近は純正調ではなく純正律という言い方が一般的なようなので、純正律と書きます。

A=440Hzとしたとき、平均律ではC=261.6Hz、E=329.6Hz、G=392Hzとなります。いわゆる「ドミソ」の和音。長調の和音は周波数比が4:5:6の時にきれいに響くので、Eを少し下げ、Gをほんの少し上げて、C=261.6Hz(そのまま)、E=327Hz、G=392.4Hzにすると、きれいな4:5:6の周波数比になり、これが「ハモった」状態になるわけです。ここまでは小生も過去に書いたことで、検索してもこの話は出てきます。

さて、きれいにハモると、「倍音が聞こえる」という話を聞きます。倍音と言うより、周波数比がきれいな整数比になると、何次かの高調波が共振するはずです。これがドとミだと、261.6Hzと327Hzだから共振周波数は1308Hz。これは2オクターブ上のミの音になりますね。ドとソだと、261.6Hzと392.4Hzですから、共振周波数は784.8Hzで、これは1オクターブ上のソの音になります。

ドミソ3つの共振周波数はドの15次の周波数で、3924Hzになります。ここまで来るとキーンという音ではなく、シャーとかシーとかいう音に聞こえます。これは無視して良いでしょう。

もう一つ、周波数の近い音を2つ出すと「うなり」が生じます。うなりの周波数は2つの周波数差ですから、ドとミだと65.4Hz。これは2オクターブ下のドです。ドとソのうなりは130.8Hzで、これは1オクターブ下のドです。

結論として、ドミソが純正律できれいにハモると、2オクターブ下のド、1オクターブ下のド、1オクターブ上のソ、2オクターブ上のミと、4つの新しい音が聞こえてくるようです。これがいわゆる倍音の正体のようですね。

以上は小生が計算で出したことで、音響学の本に書いてあるか、あるいはネットを検索したら出てくるか、全く不明です。多分正しいと思いますが、、。また、この話は音源を正弦波としていますので、弦楽器のように複雑な倍音を含んだ楽器で、しかもビブラートまでかけたら、実際ではずいぶん違ってくると思います。さらに混声合唱においては、男声は基本的に女声の1オクターブ下ですから、ハモりの周波数構成自体も変わってきます。

2019/11/18

3回目の第九合唱練習記(12)

2019年11月17日(日)

ちょうど本番の2週間前になった。なったというより、なってしまったという感じの方が強い。3年目でもあるし、もう音の出るところ出ないところははっきりしたし、大体の流れはわかっているので問題は無いのだが、今年は楽譜の変更やら細かい指摘が多いので、それをしっかり覚えておかなければならない。特に切り方。どうも村上先生は休符の間にだらだら音が出ているのは嫌いというか避けたいようで、八分休符も含んで休符はしっかり音が出ないように指導している。今まで惰性で歌っていたところが多いので、これはしっかり覚えなければいけない。「ぼーっと歌ってんじゃねえよ」(笑)。

今回と次回は村上先生ではなく地元の先生で、今日はベースのI先生。村上先生からの申し送り事項もあるのか、発音、特にnの発音を何回もやり直させる。これが高音部分だと、だんだん喉がバテて出なくなる。もっとも、全体を通しで歌って疲れてこないと出てこない問題点があるのは、前回指摘された。本当の最後のGo¨tterfunkenの発音(最後のn)など、まさにそうだ。

元々バテやすいところに持ってきて、2時間近くみっちり歌うと、かなりバテる。最後の方のF連続など、全く出ない。しかしリハビリと同じで、がんばって出すようにしていないと、来年も出ない。書いてから気がついた。来年があるか?

去年は今の時期に風邪を引き、練習を1回休んでいる。元々去年は同窓会やら写真展やらの上京スケジュールと練習日がぶつかり、そちらでも数日休んでいたので、単に休んだ回数が増えただけだ。今年は奇跡的に上京スケジュールと練習日が重ならず、2回上京したのに未だに皆勤である。練習はあと3回、今年は例年より本番が早く、本格的な寒さが来る前に本番が終わるから、行けそうかな。

前回の練習から座席が本番用に近い指定席になったが、この座席配置を決めてから今日までに、すでに4人の本番辞退者が出たそうだ。自分の体調だけでなく家族のこともあるのだろうが、ここまで来て残念だろう。自分の体調だけですむ小生、しっかり体調管理だ。

2019/11/11

就実高校・中学校吹奏楽部定期演奏会

2019年11月11日

今日は平成元年(1年)11月11日、水島臨海鉄道では、1.11.1の日付の記念切符が売り出されたようです。水島臨海鉄道では、まだ元号使っていたんだ。それとも、このための特別企画かもしれません。JRや大手私鉄はとっくに西暦表示に変わっていますから、自動販売機で買っても、1.11.1は出てきません。

さて、昨日岡山シンフォニーホールに、就実高校・中学校吹奏楽部の定期演奏会を聞きに行きました。就実を聞きに来たのは、去年に引き続き2回目ですね。何で就実を聞きに行ったかといういきさつは去年(11月11日)書いていますので、興味のある方はそちらをご覧下さい

全体で80人超なのですが、さすがに50数人に絞ったコンクール出場のA組の演奏は、うまいですね。これで中国地区大会止まりなのですから、全国大会組の演奏は、推して知るべきです。

観客は当然関係者が多く、他高校の吹奏楽部とおぼしき人たちも、大勢いました。トイレでその他校の吹奏楽部とおぼしき連中が話していて、
「アルメニアダンス、破綻しかけていたな。」
「5曲目で、ロールと刻みのリズムがずれていたもんな。」
小生はリズムのずれは気がつきませんでしたが、下手なところはそのまま破綻します。破綻しかけても破綻しないのは、うまい楽団です。

後半はいわゆる「出し物」ですが、いろんなことをやっているバックも、生演奏です。某大学は、吹奏楽部のくせにテープ音源を使っていました。「アラジン」はミュージカル仕立て。これも当然生演奏ですが、その歌のうまいこと。顔に付けるマイクに慣れていないのか、台詞が聞き取りにくいのが難点でしたが、歌のうまさはそれを補ってあまりあります。お姫様とアラジンの二重唱、きれいにハモっていて、ユニゾンしかできないそこら辺のグループ歌手に爪の垢を進呈したくなりました。

楽しいひとときを過ごしました。さあて、こちらも練習だ。

2019/11/10

3回目の第九合唱練習記(11)

2019年11月9日(土)

今年は楽譜の変更箇所が多く、規定の練習日の間に自分で歌っていることが多い。また自分の高音が出ないのは「歌い込み」が不足しているのではないかと考え、できるだけFあたりがある部分を歌っている。よく出る歌詞で、Alle Menschenというのがあるが、これを伸ばすときは、A-lleではなく、Al-leにしなければいけない。aではなくlで伸ばすのだ。ところが、このlで伸ばすのが、発声が悪いせいだと思うのだが、結構喉に負担がかかることがわかった。特に「歓喜の歌」部分のAlleをしっかりlで伸ばすと、その後の男声ユニゾン部分でFが出なくなるのだ。本当はlの発声を見直さなければいけないのだが、今回は間に合わないので、極力lで伸ばすところはサボるようにする。何かサボるところばっかりで、歌うところがなくなっていくようだ(^_^;。

11月になって、そろそろ取材が来る時期だと思っていたら、地元紙の記者というか、カメラマン(女性)を見かけた。一眼レフを首にかけ、脚立を持っているから間違いない。線路際でこういう人を見かけたら、間違いなく「鉄」だが(笑)。受付を済ませてトイレに行こうとしたら、ピアニストのTさんと出くわした。
「今日、取材が入っていますよ。」
「えっ、どうしよう。」
「今からメークし直すとか。」
と冗談を言って分かれたのだが、練習前にTさんがピアノの前に座ったとき、暇なおっさん(じいさん?)たちは、
「今日、取材が入っているな。」
「そのせいかピアニストのTさん、ばっちり化粧しているな。」
小生は気がつかなかったが、口紅くらい塗り直したのかもしれない。

いつもの練習会場の並びだと、シューボックス型のコンサートホールの客席のようになる。要は各パートが縦長だ。村上先生はその並び方は気に入らず、できるだけ横に広がるようにさせていた。そして前と後がいつも固定しているのも気に入らないようだった。そのためか、今日の練習は指定席で、ほぼ本番の時の並び方に近い。男声を中央前に置き、そのまわりを女声が囲むような配置だ。これだと、ソプラノとアルトの人数のアンバランスは目だたなくなるが、男声の後になった女性は、指揮者が見えるのか、という疑問がわく。少なくとも今日は平土間なので、全く見えないだろう。小生は、本当の中央になった。本番もこうだと、入場の時に列の先頭になる。まあ先頭なら、入場時に多少きょろきょろしても、許されるだろう。

練習は、細かいところを詰める。特に語尾の発音と、切るタイミング。村上先生は、無音の時間を大事にしている。岡山シンフォニーホールは残響時間が長いので、ぐしゃっと切ると、音が汚くなる。目指すはヨーロッパでやるような第九、Cherubの発音をドイツ語に変えたのも、そのためだ。Ahnest duの入りは、かなり神経を使ってやり直す。ここは隠れた聞かせどころで、M先生もここの入りを一番気にしていた。それと、レガート。去年は「ぶつ切りでもオーケストラが入ると、レガートに聞こえる」という乱暴なやり方だったが、やはり聞く人が聞くと、わかるのだと思う。

休憩後は全員起立して、最初から通す。起立しないと画にならないので、カメラマンも本番だ。ただ今回は小生は3列目なので、写真には写らないだろう。普通は省略するソリスト部分も、ピアノで通す。ピアノは、よくさらってあったな。さすがに楽譜で3ページもあるオーケストラ部分は省略するが、できるだけ本番に近い流れで全体を見ようとされているようだ。案の定、最後の部分になってくると疲れが出てくるため、歌い方が乱暴になってくる。フィギュアスケートで後半のジャンプが加点されるように、後半になると同じ事でも難しくなってくるのだ。これはそこだけやり直したらまたできてしまうので、指摘だけにとどまった。

次の村上先生の練習は、本番の2日前の、大ホールでの練習だ。それまでにI先生とY先生で2回の復習、それだけしかない。今年は例年より一週間本番が早いせいか、ずいぶんピッチが速く感じる。変更箇所や指摘箇所を、しっかり覚えないといけない。

2019/11/05

3回目の第九合唱練習記(10)

2019年11月4日(月)

月曜日だが、振替休日である。毎日が日曜日なので平日も休日も関係ないのだが、休日はバスのダイヤが異なり、終バスが早い。第九の練習は21:00終了なので、先に食事をすると終バスに間に合わず、どうしても先にバスで移動しそれから食事というパターンになる。岡山駅ビルが改装工事中のため、日頃使っていた、料理が出てくるのが速い店が営業しておらず、選択肢が狭まる。今年の第九は、ずっとこのパターンだ。

今日は練習前に、岡山市立市民文化ホールに「ショパン没後170年記念コンサート」(正式なタイトルは、この後もっと続く)というものを聞きに行く。市民文化ホールは岡電の小橋電停から歩いてすぐだが、この小橋の電停は道路が狭いため安全地帯がなく、電車が来てから道路を横断することになる。横断歩道ではなかなか止まってくれない岡山の車でも、さすがにこの電停の乗降中では止まってくれる。

市民文化ホールは初めてだ。結構大きい。全体を眺めようと思って、3階と表示してある2階席に行く。最前列に行ってみるが、座席にきちんと座ると意外と見づらい。舞台手前が乗り出さないと見えないのだが、幕より奥はきちんと見えるので、そのままそこにする。なぜか妙に疲れたので、前半だけ聞いて引き上げる。オペラの二重唱は聞けたので、良しとする。城下まで戻り、パン屋の2階でおやつと休憩。そして練習会場に移動する。

練習会場の座席配置を見たら、男声の列が増え、後には女声が来るようになっている。本番の配置に合わせたのだそうだ。今年も男声が真ん中に来ることは聞いていたが、こういう配置になったか。人数のバランスから言って、男声を中央に置こうとすると男性の後はほとんどアルトになる。なお次回はもっと本番に近い配置だそうだ。

今日は村上先生。次回は今週の土曜日でそれも村上先生なので、村上先生が続く。その後はオケ合わせの前日に飛ぶので、今回と次回が細かい指摘ができる最後の機会だろう。練習はドッペルフーガからで、パート毎だ。リズム感と、無精している語尾に関する指摘が多い。ソプラノの13小節にわたるAの連続は、合唱の時は自分が歌う方に懸命で「隣がすごいことやっているな」という位の感じだが、ソプラノだけ聞くとすさまじい。ヴォイトレの先生が「死ぬ」と言うわけだ。

最後まで行って、前に戻る。Cherubはちゃんとヒェールップになっていた。男声合唱のマーチでは、「テノールソロを消してもかまわない」とのこと。合唱が消すつもりで歌っても、ソロの方が音は高いし、そう簡単には消えないのだろう。

自分の問題では、やはり喉のバテが来るのが早い。「歓喜の歌」の後の男声ユニゾン、前半は良いが、後半になるとFがでなくなる。Vater wohnenは前半から飛ばす方がバテてくるので、何とか出したいところだ。「歓喜の歌」をサボろうかとも考えている。

しかし村上先生、「がちょ~~ん」が通じる世代だとは思わなかった。若いようだが、意外と歳ですね(^_^;。

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