2017/12/11

第9演奏会、無事終了しました

第9の演奏会は、無事終了しました。良い演奏で、合唱も良かったようです。伝聞ですがオーケストラの方からも「今年の合唱はすごい」という声を聞き、オケ合わせの時からシェレンベルガー氏の指揮が合唱が入る部分でオーケストラに「もっと出せ」とあおるような指揮になったので、声も良く出ていたのでしょう。東京から聞きの来たドラ息子も「合唱は難しいところで声が良く出ていた。」と言っていたそうですし、指導のM先生も「PPのAhnest duのところは感動した。」とおっしゃっていましたので、合唱は良かったのでしょう。こればかりは自分では聞けませんので。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

さて、当日はというと、、、。

2017年12月10日(日)

いよいよ本番の日であるが、朝からおなかの具合が悪い。緊張なのか、日頃ぐーたらしているのがいきなり3日連続の練習本番となったからなのかは不明だが、体調は悪い。おまけに、自宅近くのコンビニでサンドイッチが品切れ、気分も悪い。10時半以降は外出禁止なので、昼食は仕入れておく必要があるのだ。バスを1駅手前で降り、ホール近くのコンビニでサンドイッチとおにぎりを仕入れる。

テノールの控え室で、なぜかいつもの最前列のメンバーが揃う。そう、バスの新人さんは部屋を間違えているのだ。このバスの新人さん、カラオケは得意だが譜面は読めないという75歳、良く挑戦されたと思うが、すべて記憶で譜面を覚え、見事皆勤で今日まで来られた。終わったら皆勤賞の賞状にシェレンベルガー氏のサインをもらうとのこと、小生もまねしよう。

声出しの頃にはおなかも何とか落ち着いた。控え室からイベントホールに移動して発声。この第一声が、見事にピッチが揃っている。今までの練習では、結構ピッチがばらばらだったのだ。気合いが入ると違うものだ。発声と昨日の指摘されたところの確認。早めに終わったので、また控え室に戻る。ところが、ゲネプロ開始12時の予定が10分早まった。またイベントホールへ戻り、今度は本番の出場の練習もかねてその通りに歩いて行く。このイベントホールは小ホールの扱いで、イベントホールから直接大ホールの楽屋へ行く通路はない。そのため、一旦大ホールの入口を横切っていくことになり、本番ではお客さんから見ると、「出演者がうろうろしている。」と見える。

上手から舞台へ入場、去年は合唱団が先に入場したが、今年は第9の前にエグモント序曲があるので、オーケストラがいるところを、上手はティンパニーの横を通って入る。階段が等ピッチでないので、つまずきそうになる。整列後着席。ゲネプロ開始だがすでに第1第2楽章は終わっているようで、第3楽章からだ。体調は良くなく、耳管開放症まで起こってきた。これは脳貧血の2歩くらい手前のところで、血圧が下がりすぎているのだ。会話の時には自分の声の高さがわからず不安になるが、歌で高音を出すときは問題ないので、歌えるはずだ。第3楽章を聞きながら、昼食は全部は食べずにおにぎりだけにしておこうか、など余計なことも考える。合唱部分はまあ歌えたが、最後のところのDeine ZauberとプレストのWeltを7拍延ばしたあとのBru¨der!は出損なった。

ゲネプロが予定より早く12時30分に終わったので、昼食はきちんと食べる。セ○ンイレブンのハムレタスサンドと梅おにぎり1個が旅行の時に定番昼食で、今回もいつもと変わらないようにそれにした。胃腸薬も、しっかり飲んでおく。小生も着替えたところで、バスの新人さんにドクターを入れて記念撮影。高齢者はトイレ談義。待機時間も入れて2時間で、映画1本の長さと変わりないのだが、やはり気になるのは同じだ。できるだけぎりぎりにトイレに行くようにする。のんびり無駄話をしていたら、体調もだんだん良くなってきた。耳管も戻った。

14時30分頃イベントホールに行き、発声と最終確認。この時は大ホールは入場の真っ最中で、小生から切符を買って下さったヴォイトレの方と出くわす。どこかでお礼に伺わねば。最終確認は短時間ですんだので、臨時の最終トイレタイムができた。ありがたく使わせてもらう。

行動が早め早めなので、あちこちで待機時間ができる。まあ遅れるよりは良い。オケの入場終了を待って移動開始。と思ったらまだ入場が済んでおらず、階段の途中で待機になった。女声はスカートが長く、階段は大変だ。舞台袖に着いたときにはまだチューニングの前、そこでまたしばらく待機。エグモント序曲は10分くらいでい終わるから良い。拍手が途切れたところで入場。そしてシェレンベルガー氏が入場してこちらを向いたところで着席する。

第1楽章が始まる。これから40分くらい待機する合唱団は眠くなることが多いと言われているが、ここは木管アンサンブルを聴くには特等席である。居眠りなど、もったいない。今日のオーボエは良い!後で調べたら、工藤さんは東京アーチスツの方だ。えっ。ティンパニの音がゲネプロと全然違う!トランペットももごもご言っていない。本番に照準を合わせてきたのだ。さすがプロ。ティンパニの深町さんは武蔵野音大出身、西日本には珍しいドイツ型配置だと思ったら、そういうことだった。管だけではなく、弦もなかなか良い。ドラ息子は終演後、「良いホールで聞くと、岡フィルもうまく聞こえる。」なんぞぬかしやがったそうだが、岡フィルはうまくなったと思う。

コントラファゴットはファゴット3番との持ち替えだが、リードは違う。すぐ目の前なので見ていたら、3番を吹きながらコントラファゴットのリードを水に漬けておき、3番の演奏が終わったら今度はそちらのリードの始末もする。オーボエやファゴットのリードは、湿らせておかないと音は出ないが、水につけすぎてもまた良くないという、時間管理が必要なリードだ。陰の大変さが、目の前で見られた。

第3楽章の前でソリストが入場するところで、肩を回す。本当は首も回したいところだが、それはあまりにも目だちすぎる。第4楽章に入ったところで、口の中で舌を動かしたり、唇を少し動かしたりしてウォーミングアップする。第1声のFreide!は客席の後ろまで響くように、と言われているのだが、実際にはウォーミングアップから時間は立っているし、身体はじっとして固まっているし、いきなりは難しいところなのだ。バスの片桐さんが立ち上がるのに合わせて合唱団も立ち上がる。Freude!はうまく響いた。マエストロにんまり。

前半の山場(と小生が勝手に思っている)vor Gott.はFの音を思いっきり響かせる。マエストロのフェルマータの引っ張りがいつもより長いが、ちゃんと付いて行ける。ばん、とオケと一緒に終わり、会場からぼわんと反響が来る。小生はこれを聞きたくて第9を歌うようなものだ。客席で聞いたのと舞台で聞いたのとの差はあるが、サントリーホールがバンという感じで帰ってくるのに対し、もっと豊かにぼわんという感じで帰ってくる。このホール、低音域の残響が長いのだろうか。2017001b


いわゆる「歓喜の歌」のFreudeは音量があった。Deine Zauber 今日はGが軽く出る。体調も完全に回復したようだ。我ながら本番に強い(^_^;。ただ本当の頑張りどころ(とこれまた小生が勝手に思っている)はこの後の男声だけのところだ。特に2回目の、Bru¨der以降のFの音、周りが息切れしてくるので小生はここで踏ん張る。うまく行ったようだ。あとは一気に。4重唱フーガではテノールソロの松本さんの声が良く聞こえ、初めてDeie Zauberがぴったり出られた。本番になると、ソプラノの浜田さんはすごい。そのままプレスト。ga-で伸ばしながら音程が上下するところは、音符ごとに腹筋で切る。最後のAの音は出ないので、その前のFreude,scho¨ner を思いっきり出す。最後のオーケストラは怒濤のように終わった。今日も「ブラボーおじさん」が来ていたようで、「ブラボー」がややフライング気味のようだったが、舞台で聞く「ブラボー」はまた格別だ。これはやみつきになる。

終演後着替えて、打ち上げ会へ。ソリストの方達は退出が早くサインはもらい損なったが、シェレンベルガー氏と渡部先生からは、「皆勤賞」の賞状にサインしてもらった。「冥土の土産」がまた一つ増えた。

2017/12/09

第9合唱練習記(14)

2017年12月9日(土)

今日の練習開始前というか、開始直後と言うかのタイミングで、練習の皆勤賞の表彰があった。小生も皆勤賞をもらったが、小生は後どもの頃から病気がちで、学校の無欠席など、記憶にない。当然、皆勤賞など無縁であった。生まれて初めての皆勤賞である。長く生きているといろんなことがある(笑)。

今日はまず入退場の練習。仮設の階段だが、一応手すりがある。小生は下りの時に階段とのピッチが合わず、ぶつかりそうになった。本番でも退場の方が手間取りそうだが、実際は演奏後だから良いか。

そしてオケ合わせ。書きたいことはたくさんあるが、あまり書いている時間がないので、少しだけ。第9というのはオケにとっても、またソリストにとっても大変な難曲だ。18時から始まった練習は19時10分に終わったが、合唱団が解散したあと、居残り練習をやっているオケの方がたくさんいた。
合唱の男声の席では、ファゴットが良く聞こえる。ファゴットの1番は主旋律を吹くことが多いのはスコアを見て気がついていたが、まさにそれを目の前でやっていた。

明日は早い。最も某先生のように朝から美容院に行く必要は無いが。なおそれを聞いて頭髪減少中のM先生が、「ぼくも行こうかな。」と言っていた(^_^;。小生は睡眠時間の確保に努める。つまり、早めに寝ます。オヤスミナサイ。

第9合唱練習記(13)

2017年12月8日(金)

練習の度にと言っても良いくらいに「子音を早く!」と言われていたが、やっとコツがわかったというか、何とかできるようになった。もうほとんど練習は終わりだが、本番に間に合った、とも言える。

本番は、もう明後日である。靴をチェックし、白ワイシャツと黒服(略礼服だが)を着てみる。白ワイシャツは去年仕立てたものの着る機会がなく、そのままになっていたもの。この歳になると冠婚葬祭の中であるのは葬と祭ばかりで、そのほとんどが葬だから、着る機会がなかったのは良いことだ。黒蝶ネクタイを着けると、「お客様、お部屋は1302号室でございます。」とでも言いそうな雰囲気だ(笑)。ただ黒服が少し大きくなっている。服が大きくなるわけはないので、小生が痩せたのだ。会社を辞めたあと体重が5kg減ったきり戻らない上に、満員電車に乗らなくなって肩の筋肉は一段と落ちたので、上着はサイズ2つ分位身体が細くなった。まあ今更新しい服は作らないので、もし来年があってもこのままだ。

今日からシェレンベルガー氏指揮での練習で、場所も大ホールに移る。ホールに行く途中でヴァイオリンを持った人とすれ違う。合唱練習の前は、オケのリハだったようだ。練習会場に着いたら、当日の注意事項と舞台の配置表(並び順)が配られる。高所恐怖症だから最後列は怖いと言っておいたが、真ん中やや後になった。やれやれ。

発声練習の後、舞台へ移動する。裏からかと思ったら、表から。客席に一旦入り、荷物は客席において舞台に上がる。ひな壇の自分の位置は、そんなに高くない。立ってみたら、指揮者がちょっと下気味の位置になる。覗き込むような位置だと大変だが、このくらいなら十分だ。しかもパートの真ん中である。これは楽だ。ただ小生はどうしても猫背になる癖があるので、本番では注意しなければいけない。

舞台から見た岡山シンフォニーホール、上は思ったより高くない。東京文化会館の舞台から会場を見たときには、その圧倒するような高さに驚いたものだった。良い感じで歌えそうである。ひな壇の前はオケの椅子、所々楽器の手入れ具などがそのまま置いてある。ただ中央部分は片付けて、ピアノ。向きは普通のピアノ協奏曲と同じに蓋の開口部が客席を向いているので、あまり聞こえない。

金曜日なので遅れてくる人が多く、少し待って19時、「コンバンハ。」とシェレンベルガー氏登場。持っているフルスコアの表紙の色が同じえび茶色というか、早稲田カラーだ。先日見たベルリンフィルのドキュメントでソプラノの歌手が持っていた楽譜も同じ色だったので、これがベーレンライターの色か。

練習のテンポが速い。歌う速度が速いのではなく、歌って、注意し、また歌い、次に移る、のテンポが速い。注意をメモする時間がない。また場所の指示が小節番号ではなく練習記号なので、これまたまごつく。指示は英語だが、この練習記号の発音はドイツ語だ。「ペー!」とか指示される。明日までに、練習記号の見出しを付けておかねば。なお合唱だけの場合(ピアノ伴奏か無伴奏)の時は、楽譜には小節番号は書いてなく、指揮者は大抵歌詞で指示する。細かい指示は、隣に立っている渡辺先生から日本語訳が出る。渡辺先生と話すときは、ドイツ語だ。演奏速度は、男声合唱のLaufet,の部分は速かったが、2重フーガ(渡辺先生はドイツ語でドッペルフーガ、シェレンベルガー氏は英語でダブルフーガと言った)は思ったよりゆっくりだった。問題の最後のTocheter aus Elysium(916小節)は6つ振りだった。これは合わせやすい。vor Gott!は繰り返すごとに大きくとか、最後のプレストの途中でga------とアだけで音が上下するところは音を明確に笑うような感じでとか、新しい指示もたくさんあった。

最後まで通したところで19時40分、これから最初に戻ってもう一度通すかと思っていたら、にこやかに「アリガトゴザイマス。」と練習終了。渡辺先生の話では、仕上がりに満足されていたそうだ。ホントかな?という気もするが、音程が怪しいところはオケが入ると同じ音で弾いてくれるところが多く、問題ないのだそうだ。音程の一番の問題はソプラノのHの音らしいが、ここは同情する。暗譜がほとんどできており、皆楽譜は持っているものの見ないで、つまり指揮者を注目して歌っていたのを喜んでいられたのは確かだ。

次はオケ合わせだが、その前に入場の練習がある。こっちの方が問題かもしれない。

2017/12/06

第9合唱練習記、またまた番外

2017年12月6日

本日の山陽新聞に、「岡山第九を歌う市民の会」の練習風景が紹介されました。デジタル版では、こちらです。
良い機会なので、小生はこの写真を山陽新聞社に申し込みました。写っている本人か家族だと、送って(当然、有料で)もらえるそうです。

インフルエンザやひどい風邪を引き込まないように、注意しよう。練習だけ写真があって本番に乗れなかったら、目も当てられません。

2017/12/03

第9合唱練習記(12)

2017年12月2日(土)

自分で練習するときに合唱練習用CDというのを使っているのだが、初めて普通の第9のCD、小澤征爾指揮のサイトウキネンオーケストラのだが、それに合わせて歌ってみる、というのをやってみた。指揮がないのでタイミングはつかみづらいのだが、意外と歌えるものだ。アンドロードウォークマンの内蔵スピーカーなので4重唱の時にはソプラノしか聞こえず、4重唱フーガのあとのDeine Zauber(795小節)の出だしはタイミングが全くわからなかったが、それ以外は出だしもタイミングが合った。2重フーガは、元々がアルトの後でアルトのテンポで出ており、一度出たあとは「延ばし3拍」とか「2拍休み」とか自己完結で覚えているので、すんなり歌えた。意外と苦労したのが有名な「歓喜の歌」の部分(543小節)で、耳覚えのある主旋律ばかりが聞こえてくるので、一度休むともう合流できなくなる。ただ通しで歌った感想は、「喉は楽」というものだった。1回通すくらいだと、たいした負担にはならないようだ。これならサボる部分をもっと減らしても良さそうだ。

実はこの土日、鉄仲間のAが珍しく岡山に来ることになっていた。最初は土曜日を朝8時から午後4時くらいまで、日曜日は終日つきあうという計画だったが、本番の一週間前にちょっと無謀だろうと思い、日曜日だけにした。しかし何せ寝食を見視するAのこと、土曜日日曜日は朝5時出発の計画だったのでこれまた変更し、土曜日だけつきあうことにした。なお朝5時出発は、Aは小生に気を使って遅くしているのである(自分一人だと、徹夜である)。それで小生は土曜日リュックにカメラと楽譜を入れ、朝8時から伯備線の沿線をうろついていた。お昼頃は伯耆大山にいて、新見駅で別れて15時37分発の「やくも」に乗り、岡山に帰ってきた。そして駅のド○ールで休憩し、リュックのままで練習会場に来た。大荷物の方も多いので、リュックくらいは目だたない。

練習開始前に、当日の注意事項が配られた、小学校の遠足並みの細かさだが、統制が取れないことは小学生並みだと思うので(笑)、細かい方がありがたい。事前にドレミさんから聞いていたこと以外は特に目新しいことはないが、腕時計等、直前までは必要だが舞台には持ち込めないものもあるので、本番の注意が必要だ。昼休みの時間があまりなく、小生は食事のあと1時間半くらいでトイレに行きたくなるので、水は早めに飲まなければいけない。

今日が渡辺先生の最後の練習である。始まってほとんどすぐからアルトの方の提案で立って歌うようになったが、やはり立って歌った方が声が伸びるし揃う。小生もこの一週間は自宅でも立って歌う練習をしていたので、無駄に力が入ることもなくなった。ただ小生は立ちっぱなしに弱く、1時間くらいで血液が足の方に集まり、頭にあまり回らなくなったのがわかる。これが歩いていると、足の筋肉の動きと静脈の逆止弁が隠れポンプの役を果たすので血液が下に集まることもなく、1時間はおろか2時間くらい歩いても平気なのだが、じっと立っているのはどうも良くない。先生の話の時に座っていて歌うときだけ立つようにすれば良く、一度そうやったのだが、周りが誰も座らないので何となくやりづらく、そのまま立っていた。なおこれは決して立って歌うことを提案した方への恨み言ではなく、初めから今日は立って歌うつもりだった。これは小生の心臓弁膜症と、座るタイミングを逃した小生の問題である。

先に血が頭にあまり回らなくなったと書いたが、脳貧血が起こったのではなく、耳管開放症が起こったのである。これが起こると出した声が口の中から直接内側から鼓膜に響くので、音の高さがわからなくなる。それが普通なのだが、第9の場合は限界近い高さばかりを出しているので、喉が音の高さを覚えており、音程は外さなかった。耳管開放症が起こるのは片側の耳(小生は左)だけなので、出た声を右の耳で聞いて、左から入る音はノイズとして聞き流せば、耳管開放症が起こっても少なくとも第9は歌えることがわかった。来週のシェレンベルガー氏の練習は大ホールなのでほとんど立ちっぱなしだが、8日が2時間、9日が3時間なので、どこかで立ったり座ったりするだろう。本番は立っている時間は長くても30分程度でその前は座って待っているので、問題はない。なお耳管開放症は、頭を低くすれば治る(ことが多い)のだが、立って歌っているときにはちょっとできなかった(笑)。

暗譜は、歌うメロディーと歌詞に関しては、問題はなさそうだ。ただし書き込んだ、「ノンブレス」とか、「ここからクレッシェンド」とかの注意書きは、ときどき忘れている。もう一度しっかり楽譜と注意書きを見直して、練習しなければいけない。

2017/11/29

ピアノの調律

2017年11月29日

家にあるピアノは、カミさんのものなのですが、結婚して1年ほど経って北九州にいた頃(1974年)に、カミさんが自分のお金で買った物です。アップライトでは当時の最高級品、ヤマハのU3Hで、その当時はA=440Hzで調律されていたはずです。

それからなんだかんだいろいろあって、ピアノは九州と東京を1往復半し、東京は多摩でしばらく落ち着いた頃(1987年)は、442Hzで調律されていました。その当時すでに444Hzで調律するのが「流行」だったのですが、音がキンキンするような感じだったので、442Hzにしてもらったとカミさんは言っていました。キーを高く調律すると明るく華やかな感じになりますが、少し金属的な響きになってきます。時代はちょうどバブルに向かう頃で、その時代の雰囲気による流行だったのか、その数年後は我が家も444Hzになりました。この頃は小生もピアノを触っていましたね。

440Hzから442Hzを経て444Hzに上がってきましたが、444Hzになるとさすがに聞いてわかります。440Hzと444Hzの比は約1%で、平均律の半音が約6%の比ですから、1/12音違うわけですね。歌っている途中でこのくらい音程が狂っても自分では全くわからないと思いますが、同じピアノで変わると、音の高さより音色が変わるので、わかります。

そのピアノ、住んでいたアパートがいつの間にか「ピアノ可」から「ピアノ不可」に変わり、そのあおりで10年近く放って置かれましたが、岡山で空調付きの防音室の中に収まっています。そして岡山の調律師さんは、空調完備のせいかいつも真夏に調律に来ますが、A=440Hzで調律しています。ピアノメーカーのホームページを見ると、普通は家庭用は440Hz、ホールのコンサート用は442Hzで調律される、と書いてあります。あの時代の444Hzは一体何だったのでしょう。バブル期の一時的な流行なのか、それとも東京は今でも444Hzなのか、です。

なお日本のオーケストラはほとんどA=442Hzで、岡山シンフォニーホールのピアノも442Hzらしいです。歌う方は高いほどしんどいですが、小生はそこまで正確な音程は出ていません(^_^;。

2017/11/25

第9合唱練習記(11)

2017年11月24日(金)

金曜日なので練習開始は19時だが、シンフォニーホールのチケットセンターが18時30分までなので、早めに家を出る。3月のN響倉敷公演のチケットを買うためだが、一番チケットを持っている倉敷市民会館が電話受付をやってくれないので、枚数が少ない(持っている種類が少ない)シンフォニーホールで買うことにしたのだ。やはり2階のA席は岡山に回ってきていなかったが、2階のS席のすぐ後がB席だったので、B席を買う。岡山県内のクラシックの公演はチケットがオンラインに乗っていないのは気がついていたが、まさか店頭対面販売のみになっているとは思わなかった。なお、一応ローソンチケットに回っている分もあるが、ローソンの機械は席が選べないのだ。

岡山の公演と言えばもう一つ、岡山シンフォニーホールの席番号は中央線を境に1から左右に振り分けられる子午線方式だが、倉敷市民会館も同じ子午線方式だった。ただこの子午線方式、岡山以外では見たことがない。理屈がわかれば合理的な付番方式だが、他所から来た人は戸惑うだろう。

チケットを買うのは手間取らないので、練習会場にはかなり早く着いた。まだ時間前なのでロビーで待っていたら、ベースの新人さんが現れた。更にもう一人の新人さんも。ベースの二人と小生、いつも最前列に座っているこの3人が、男声では一番早い。いや、今日はドクターがいらっしゃらなかったが、ドクターも早い。

新人が集まると、当日の服やどこで着替えるかの話題になる。蝶ネクタイは小生は探すのに苦労したが、ア○ゾンであったそうだ。当日、楽屋が使えるかどうかも気になるところである。岡山シンフォニーホールはオーケストラ対応のホールの割には、楽屋が狭く少ない。これが東京文化会館だと六大学合同の合唱コンサートでも各大学ごとに楽屋が割り振られるのだが、岡山ではオーケストラに楽屋を割り振ったら、合唱団の分はないのではないか?そうなると、自宅から白ワイシャツ黒服で来て、ゲネプロも着っぱなしである。まあこのあたりは、来週くらいには発表されるだろう。

今日の練習、テノールの出席率が極端に悪い。今日は給料日だが、関係あるのかな?開始時間を時間過ぎたころに、テノールのもう一人の新人さんが現れ、最前列が一つ埋まった。

今日のY先生は、わりとパート毎に歌わせる方だ。ただSeid umschlungenからの男声だけのところ(595小節)、あそこのEの音はベースだけでは厳しいところである。実際はユニゾンでテノールがカバーしているので、ベースはあまりがんばらなくても良いところだが。さすがにその次のBru¨der!からのF連続では、ベースだけで歌うのはなかった。ここは、小生はその前で手を抜くようにしたので、Fが良く出ていた。

今日の練習から、立って歌うことと、暗譜で歌うことが少し始まった。小生は立って歌った方が、と言うより、立って歌わないと声が出なかったのだが、3ヶ月も座って歌う練習をしていて、自宅でもピアノの前に座って歌っていたので身体がすっかり座って歌うことに慣れてしまい、立って歌ったら妙なところに力が入って声が出ない。これはえらいことだ。少なくとも自宅では、もう楽譜に書き込むこともないので、立って歌う練習をしなければいけない。なんだかんだ言って、あと2週間である。

2017/11/18

第9合唱練習記(番外編)

2017年11月18日

16日の練習の前に、一つ下のヤマハのショップによって第9のスコア(縮刷版)を買った。ヴォーカルスコアではなく、オーケストラ全部が載ったものである。ちょっと気になるところがあり、2,3確認したかったのだ。

オーケストラのスコアを見るのは初めてではなく、現に本棚にもブラームスの交響曲1番とベートーベンの交響曲7番のものがある。中高でオーボエを吹いていたドラ息子(二男)が置いていったものだ。パート譜を見ていたのはオーボエで、自分ではフルートをかじっていたので、移調楽器になじみが無い。それでも何とか(数えながら)実音は追える。ビオラのハ音記号の楽譜も、何とか読めるようになった。

まず小生は、絶対音感はないので何か基準音がないと音が取れない。皆さんあまり音取りは気にしていないように見えるが、どうされているんだろうか。幸いテノールはいきなり出るところは少なく、ソロか、バスが先に出てくれる。バスの音程がくるったら「もろとも」になるのだが、そこは信用する。練習でピアノを基準に音を取っているのは「歓喜の歌」の出だし(543小節)、ここはFの音(オーケストラではホルン)がターンタターン、と続いてそのアトチャーンチャンチャンの繰り返しで3回目のあとに出るのだが、このチャーンチャンチャンは1回目はH、2回目はDmol、3回目に華やかなDになる。ただDの和音はチャーンの初っぱななので、そこを聞き逃さないようにしなければいけない。ここはオーケストラではオーボエとホルンが一緒に上がってくる。ここは大丈夫そうだ。この音程は簡単そうだが出だし勝負の場所なので、しっかり決めないといけない場所だ。

その後の男声合唱 Seid umschlungen (595小節)はその前のバストロンボーンがGの音を鳴らしてくれるので、楽だ。Gの音は、チェロ、コントラバスも一緒である。その後の Ihr-stu¨rzt nieder, (631小節)ピアノの音が上がってGmolの和音になった時に上のDの音から3度下のBを取って、タイミングもそのGmolが鳴ったときに合わせているのだが、ここはフルート、クラリネット、それにヴィオラが一緒に上がってDを鳴らしてくれる。一番最後の Seid umschlungen はその前の前奏はピッコロ、フルート、オーボエ、クラリネットという木管だけである。ここもDの音は最初だけなので、聞き逃さないようにしなければいけない。

まあ実際に舞台に上がったら音は前の方に行くし、聞こえるかどうかもわからないのだが、心の準備をしておくだけでも少しは違う(と思う)。オーケストラに合わせるのは、前日と当日のゲネプロだけだ。

このスコア(全音)には、諸井三郎氏の解説が付いている。この中に「この終楽章に用いられている合唱部あるいは独唱部は、しばしば声楽的でないという批判を受けているが、」とあるが、確かに小生もオーディションの楽譜を見たときに、「シューベルトだったら絶対にこんな楽譜は書かない。もっと歌いやすいメロディーを書く。」と思ったものだった。ただ解説は「ここでベートーベンが必要としたものは人間の声そのものであり、この響きとオーケストラの響きとが総合される点にあったのであろう。」と結ばれているように、声楽も一つの楽器として扱われているようだ。だったら、高音が続いたり、やたら飛ぶ音程が出てくるのも、宜なるかなである。

諸井氏の解説では、第9の第4楽章は大きく3つに、細かくは9つの部分に分けられる。大きく分けた第1部は、初めから「歓喜の歌」が終わってオケの演奏が終了する(594小節)まで。この後男声の Seid umschlungen からが第2部である。オケの後奏の時に「気持ちを切り替えろ。」と指摘されたが、曲が大きく変わるところであるから、気持ちも切り替えないといけないわけだ。そして第2部は654小節の muss er wohnen. まで。要はト長調、ヘ長調、変ロ長調の部分が第2部で、次にニ長調に転調してから最後までが第3部ということになる。なるほど、と思うところだ。第2部から第3部への気持ちの切り替えは、男声は時間があるからまだ良いが、女声はすぐに入らなければいけないので大変だろう。

2017/11/17

第9合唱練習記(10)

2017年11月16日(木)

第9の合唱部分は正味15分から20分くらいであるが、ともかく高音が続く部分が多いため、この間全力疾走すると持たない。喉のスタミナを付けるのは間に合いそうもないので、しっかり歌う部分と抜く部分を見極めることにした。M先生もそうやれとおっしゃっていたので、一つの手である。

最初のうちはしばらく歌っては休みの部分が多いので、普通に歌える。Ku¨sse gab sie のところ(313小節)は未だに音程が怪しいのだがそれは置いておき、その後のsteht vor Gott、特に最後のFの音は転調してFの和音になるところの基音であるので、しっかり歌う。その後の男声合唱は、男声だけになっても音量が落ちないように、しっかり歌う。

問題はその後の有名な「歓喜の歌」Freude,scho¨ner(543小節)からのところで、最初から飛ばすと、繰り返し後のDeine Zauberからがバテるのだ。ここは前回渡辺先生が「1回目はmfくらいのつもりで、2回目がfで。」とおっしゃっていたので、1回目のDeine Zauberのところを抜いて、2回目に焦点を合わせることにする。その後の男声だけのSeid umschlungen(595小節)はffでもあるし、しっかり歌うが、その次の女声が入る部分は抜く。ここのGを、このGはソプラノの上に来るのだが、ここをがんばろうとすると、その次のBru¨der!からのFの音が出ないのだ。このFは男声ユニゾンでバスはまず出せない音なので(バリトンの人なら出ると思う)、テノールががんばらないといけない。この後は男声だけのところはなく、2重フーガは何とかなっているので、とりあえずはこういう力配分で行ってみる。

練習会場に着いて、いつもの通りイベントホールの方に行くと、何か様子が変だ。どうも違う団体が使っているようだ。戻ってホールの使用状況を確認に行くと、今日の練習会場はスタジオ1である。練習会場変更の通知はもらっていたのだが、すっかり忘れていた。

スタジオ1は、前回は気がつかなかったが、ピアノはスタインウェイである。イベントホールのピアノはヤマハ。ちなみに大ホールには、これとは別にまた4台(スタインウェイ、ベーゼンドルファー、ヤマハ、カワイ)のフルコンのピアノがある。

渡辺先生、山形は雪だったとおっしゃっる。山形は10月中旬過ぎたら、いつ雪が降ってもおかしくない。ただ年内の雪は積もっても、また晴れたら溶ける。これが年末から年明けにかけて積もると、春まで溶けない根雪になる。山形(米沢)にいたときは、正月休み明けの除雪が大変だった。

今日の配列は、最前列だけかもしれないが、テノール4列バス2列、テノールは学生さんを呼び出して、第1テノール第2テノールそれぞれ2列ずつにする。今日と次回は、いつも最前列のドクターは仕事でお休みだ。テノールは歌うときに指揮者の方を向くためやや右向きになるので、左隣に同じパートの方が来るのは心強くありがたい。

この学生さん、話しぶりから3年生のようだ。関西は「3回生」と言うけど、岡山は3年生で良いんだろうか。所属のグリーではセカンドテナーのようで、実声はFまで、GとAはファルセットだが、音程はしっかりしている。小生はファルセットができないので、うらやましい。男声3部のところは、第2テノールをしっかり実声で歌ってくれた。

事前に計画していた小生の「手抜き」だが、611小節のBru¨der!からのFはしっかり出た。ここは成功である。しかし「歓喜の歌」のDeine Zauberは今回は1回目mf2回目fという指摘がなく、何となく1人だけ張り切っているようになってしまった。

今日の練習で気がついたこと。nで終わるところで小生はすぐに口を閉じる癖がある。最後まで残った響きも響かせるためには、しばらく口は開けたまま、nの形にしておく必要がある。またフィナーレのノンブレスを指摘されたところ、無意識にブレスをしているようなので、どこかでカンブレをするようにし、ノンブレス指定のところではブレスをしないようにしなければならない。渡辺先生の練習は、あと1回だ。

2017/11/10

第9合唱練習記(9)

2017年11月9日(木)

いつの間にか、本番まであと1ヶ月となってしまった。幸い暗譜で不安になるところはなく、どうしても出ないところがあるため「1人で歌え。」と言われたら問題の所は多々あるが、合唱として歌うのだったら大丈夫そうなところまで来た。

昼間は暖かいものの夜になったら冷え込むようになり、上着を薄いブルゾンから厚手のものに替える。もう少し寒くなったら、ダウンジャケットだ。練習会場に着いて、身長を記入した一覧をちらと見たら、176cmの小生が一番高い。最近の若者は高身長のはずなのに、学生さんはどうしたんだ。一応口頭で「高いところはダメなんです。」と言っておく。高所恐怖症と言うより、目が片方見えないのでバランスが取りづらく、しかも遠近両用眼鏡のせいで足下が確認しづらいせいなのだが、この話はステージの台の高さを見てからにする。最後列の後ろが壁に接しておらず絶壁だったら、変えてもらう。
本番後の打ち上げパーティーの案内が来た。早速申し込む。

今日と来週は、合唱指導は渡辺先生。山形からご苦労さまである。確か山形は、先日雪が降ったはずだ。米沢にいたときは、10月中旬には車のタイヤはスタッドレスに替えていた。前回は二重フーガの前で終わったので今回は二重フーガからかと思ったらさすがにそれはなく、最初からである。ベースの新人さん2人、今日は隣にベテランの方が入らなかったら、そこにI先生が入った。そのため途中で、「ここは出ないのだったら無理に歌わないで、ここから入って。」とか、「ここの部分の音程がずれる。」とか、細かい指導が入っていた。テノールの新人には指導はないが、自分で対応できるから良いのだろう。初日にM先生が言った「テノールは大丈夫そうですね。」が申し送りされているようだ。

男声3部合唱のLaufet,Bru¨der、のところ、小生は散々第2テノールが聞こえないと書いてきたが、先生が確認されたところ、明らかに人数が少ないことがわかった。この第1テノールと第2テノールのバランスは、今年の新人3人が自己申告で第1に1人、第2に2人入ったが、それ以外は去年のままである。12月8日のシェレンベルガー氏の合わせ練習の時に、どのくらい人数が増えるのだろう。そこでもアンバランスだったら、両方できる方に移動指令が入るか?このテノールが2つに分かれることを考えると、今の3列より本当は4列にしてもらった方が、歌いやすい。

練習時に一般事項として注意され、自分でも気がついたのが、アーレメンシェシェンのところの発音が、A--leになっていた。Al-leに直さなければいけない。これは自分の練習でできる。

今日はベートーベンがどのあたりで神を信じるようになったのかの話はなく、ドイツ語の変化の話だった。歌のドイツ語の発音は日常会話とは違っていわゆる「文語調」だったのだが、それが次第に口語風になり、全く会話調になって「これは違うだろう」と見直されてやや戻り始めたのが約20年前。そのため、渡辺先生の指導では「間に合うところでは語尾のrを入れる」ということになっている。とは言うものの、パー練でしっかり口語調の指導を受けたため、なかなか戻らないのが実情だ。パー練のM先生もオケ合わせの頃にはこられると思うが、どういう顔をされるか。

より以前の記事一覧

フォト
2017年12月
          1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31            

最近のトラックバック

無料ブログはココログ