2024年3月22日
3月13日に舌のおできについて書きましたが、それを診てもらいにO大病院に行きました。O大病院には半年に1回通ってきていますが、歯科系は初めてです。着いた時刻はまだ受付が開く前で、整理券が配られます。新規の人は白い整理券、保険証確認の人はピンクの整理券。小生は新規ではありませんが、ある意味新規です。聞いて、見たら、ピンクで良いとのこと。どうやら診察券を持っているか持っていないか、新規発行の必要があるかどうかで分けているようです。
受付を済ませ、歯科系の診療棟へ。こちらへ来るのは、初めてです。今度は歯科の受付で紹介状とを出して椅子に座ろうとしたあたりで、すぐに呼ばれました。問診票を書けというのです。コロナのトリアージを含めいろいろ書いて、ついでに印刷してきた病歴リスト(A4×1枚)を付けて出します。しばらく経ったら、呼ばれました。予診です。ここでは主に過去の病歴について、丁寧な質問です。丁寧だったので、心臓病については3才の頃にリウマチ熱(おそらく)で死にかけた話から始め、カテーテルアブレーションを受けたHハートセンターの紹介状でS病院に行ったことも説明しました。事前の話では、紹介状はO大病院と聞いていたのです。さらに、眼科は東京から転居するときに一旦O大病院宛てに紹介状をもらってきて、しばらく受診して逆紹介で今のクリニックに変わったこと、肝臓はO大病院消化器内科に現在も受診中のこと、まで説明しました。若い先生(おそらく大学院生)でしたが、結核でリファンピシンが実用化される前というのが、そのくらい伝わったのかは不明です。
しばらく経ったらまた呼ばれ、今度は歯科の診察室です。ここでまず歯の状態の観察、歯の治療状態を記録しましたが、左下奥の連続ブリッジというのは見間違いですね。各個独立した金冠です。その先生「噛んだあとが腫れているだけで、放っておけば治るんじゃない?」という反応。いや、治らないから来たんですけど。治療は紹介元の歯科クリニックではなく、ここO大病院ですることを希望、と意思表示をして、やっと目的の口腔外科へ回されました。あーしんど。
その口腔外科、現在の名称は口腔顎顔面外科というみたいです。漢字の書き取り試験に出されたら、まず書けません。顔面と書かれていると小生は顔面神経麻痺を連想しますが、顔面神経麻痺は、O大病院では耳鼻咽喉・頭頸部外科の受け持ちのようです。ここで先生(若い!)、触診による診察。「あ、固い。取れるかなあ」と恐ろしい独り言。おそらく、今までの粉瘤を切った経験から言うと、全体的にえぐりと取らなければダメです。ちょっと切って押し出したら出てくるようなわけにはいきません。説明を受けましたが、良性か悪性かは組織を取って調べるしかなく、このくらいの大きさの腫瘍だったら、組織の一部を取るより全部取ってしまって検査に回した方が手っ取り早い、とのことです。大腸のポリープも、組織検査と言いながらポリープを全部取っていましたね。
何もしないという選択肢もあるようですが(まあ、それだったらここには来ていないですよね)、一応手術希望ということを出し(手術です!)、手術日は4月5日(金)になりました。手術と言っても誰か立ち会いの必要はなく、背中にできたおできを切り取るのと一緒ですね。ただ小生の場合は人工弁なので、手術の1時間前に抗生剤を飲むように指示されました。前日ではなく、1時間前なんだ。その抗生剤は、ペニシリン系のカプセルを8錠です。これは確実におなかに来るな。1時間前だから、術中は持つでしょう。
さて、何か歯車が回り始めました。
最近のコメント