2020/03/12

気動車の前照灯

2020年3月12日
Dscn2944a 「ディーゼルカーのヘッドライト」と書いた方が通りが良さそうですが(^_^;。
岡山電気軌道の電車のヘッドライトがHIDに変わりつつあることを話題にしましたが、先日吉備線のキハ40をよく見たら、ヘッドライトがLEDに変わっていることに気がつきました。写真ではちょっとわかりづらいですが、ヘッドライトのケースの中にLEDの粒がたくさん並んでいます。岡山気動車区のキハ40/47の古い写真を引っ張り出してみたら、4年前の2016年はまだ白熱電球でしたね。キハ40系のヘッドライトはシールドビームのはずですから、SLに使っている白熱電球より先に、シールドビームの交換部品がなくなったのでしょう。自動車用のシールドビーム電球はまだ売っていますが、鉄道車両用のシールドビーム電球を作っていたのは1社か2社のはずですから、メーカーが生産中止するともろに影響が出ますね。
Img_41081a なお昔シールドビーム電球を作っていたコイト電工(小糸製作所の子会社)が、シールドビーム電球をそのまま置き換えられるLEDヘッドライトを作っています。

2020/02/06

HIDはまぶしい

2020年2月6日8501img_328121a

 

以前(1月16日)岡山電気軌道のトラム車両のヘッドライトが、HIDかLEDに変わった、という話を書きました。この交換作業、momoを除くボギー車全車に及んでいるようです。ところが交換されたヘッドライトをよく見ると、上の方ほぼ半分に防眩塗装がしてありました。最初はシールかと思ったのですが、ペンキのたれた跡が認められるので、これは塗装ですね。白熱電球からHIDに変わって、対向車がまぶしく感じるようになったのでしょう。大昔(昭和30年頃)のトラックに付けられていたフォッグランプに、こういう塗装がしてあったのを思い出しました。
8501img_328161a 以前はHIDかLEDと書きましたが、近づいてみると、どう見てもHIDですね。なお「チャギントン」のヘッドライトはLEDで、防眩塗装はありません。1081img_328191a

2020/01/16

定点観測

2020年1月16日7302img_112141a

 

岡山電気軌道の路面電車(余談ですが、道案内も「路面電車」です。「おかでんトラム」とでも言えば良いのに。)の非連接車には、標準色というものがありません。「Kuro」や「たま」のようなイベント色以外は、皆広告電車です。その広告電車、以前ここに書いたのですが、スポンサーがしょっちゅう変わってすぐ塗り替えになる車両と、ずっと同じスポンサーのものとがいます。何やらサラリーマンの転勤みたいですが。
 そして同じスポンサーの車両はずっと同じデザインかというと、これが微妙に変わっているんですね。会社のキャッチフレーズが変わると、車体に書かれたキャッチフレーズも変わり、ついでに少しデザインも変わります(一建設の7501など)。JR西日本の8101は、青系の塗色だったのがハローキティ新幹線の登場に合わせてピンクに変わりました。
7302img_16947a また会社や機関の創立何周年かの年には、その年だけの記念ロゴが入ることがあります。ここに写真を上げた7302は小生が知っている限りずっと「県民共済」なのですが、最初は2017年6月、次の2018年12月は「20周年」の記念ロゴが入っており、今年の撮影ではそのロゴがなくなりました。ちょっと目には全く同じデザインなのですが、微妙に変わっています。
7302img_326381a なお今年の撮影では、バスと同じ「乗降中」の表示が追加されました。これは後付けなのですが、車体前面の構造の違いによって7500型以前は縦型、7600型以降は横型になっています。また今年の写真はヘッドライトの明かりが白くなっており、おそらく白熱灯からHIDかLEDに変更になっていますね。

 

同じ色に見えても、定点観測をやっているといろといろ変化が見えます。

2020/01/13

復刻時刻表

2020年1月13日

昨日無事東京から帰ってきました。携帯電話に歩数計が付いていますが、東京滞在中は毎日7000歩超。東京では、地下鉄に乗ると言って歩き、乗換でまた歩き、
東京にいるときの方が良く歩きます。街の規模が大きいせいで、そのため歩くばかりではなく、イコカの減りがものすごいです。

さてその東京にいる間、と言うより鉄研の新年会で、復刻版の時刻表を譲ってもらいました。昭和39年9月号で、新幹線開業直前のものです。本屋には並んでいる(並びだした)ものですが、岡山にはなかなか並ばないので、後輩が買ったばかりの物を定価で譲ってもらったのです。靴だけではなく、本も岡山にいるとネットでしか手に入らないものが多々ありますね。

この時刻表、じっくり見ていて見飽きません。新幹線の開業前ですから、「ひかり」は豊肥線を走っています。しかも下りは三角発。準急列車は、九州内は「第1火の山」というネーミングですが、山陽線に入ると「とも1号」。確か10月改正で「○○1号」に統一されたはずです。各地で気動車準急が大活躍し、分割併合だらけでした。私鉄からの乗り入れも多かったですね。

岡山界隈を見ると、吉備線から津山線への直通列車が目に付きます。元々1本の私鉄で直行できる配線なので、今でも直行しても良いのですが、今は無いです。しかもこの直通列車は、SL牽引です。おそらくC11の牽引でしょう。吉備線も津山線も気動車化されていますが、朝夕の通勤時間帯にはSL列車が残っています。このあたり、昭和39年頃は見もしなかったですね。

昭和39年10月改正では新幹線の開業だけではなく、山陽本線の広島小郡(現、新山口)間が電化され、山陽本線の全線電化がなりました。それまでは九州特急(ブルートレイン)は広島からC62が引いていました。そして九州に入ると門司博多間はED73ですが、そこからはやぶさはC61、さくらはC60、みずほは鳥栖からC59と、大型蒸気のオンパレード。すごい時代でしたね。

ちなみに熊本のC59が引退したのは、熊本電化の昭和40年10月の改正です。熊本電化の時は、小生は高校2年生。電化があと1年遅かったら、小生は浪人していたでしょう(笑)。鉄仲間の1年先輩である凡太郎氏は、浪人しています。危なかったー。

2019/12/15

ロングレールチキ

2019年12月15日
Img_78731a ロングレール用のチキが走るとのAからの情報で、最終日の回送を撮りに行ってきました。このロングレールチキ、旅客会社が線路のメンテナンス(レール交換)のために走らせるもので、携帯は貨物列車ですが、牽引する機関車は旅客会社(岡山の場合は、JR西日本)の所属です。機関車牽引の旅客列車がほとんど無くなった今、旅客会社の機関車は、JR東海を除いてこういう臨時列車のために残っていると言っても、過言ではありません。なおJR東海は、ロングレール輸送もDCにして、機関車は全廃しています。

 

時間帯からちょうど逆光になると思ったのですが、今日の午後は雲一つない快晴。まともに太陽に向かってカメラを構えることになりました。そのため画角を太陽から少しずらしましたが、逆光であることに変わりはありません。なお太陽をまともに見るような撮影の場合は、ニコンよりキヤノンの方が向いているようです。牽引機は何と、トワイライト塗装でした。

 

写真のこちら側(上り線)の橋脚は、山陽鉄道からのものです。

2019/09/30

180度V型エンジン

2019年9月30日


旧国鉄気動車のエンジンはずっとDMH17系(DMH17Cで180PS)でしたが、パワー不足だったので、国鉄末期にDMF15/DML30系(DML30HSで500PS)が開発されました。6気筒のDMF15と、その2台分を一体にした12気筒のDML30。このやり方はDD13のDMF31SからDD51用のDML61Sを作ったときと手法は同じなのですが、DML61系はV型なのに対し、気動車は床下設置のためにV型が使えず、水平対向になったと記憶していました。


ところが最近調べていたら、「180度V型」なる言葉が出てきました。DML30系は水平対向ではなく、180度V型だというのです。さっそく調べてみました。


水平対向エンジンは、スバルの車などに使われていますが、シリンダが向かい合わせ横向きに寝ています。そして対向するピストンが、クランクシャフトの180度違った位置に取り付けられていることがわかりました。対向するシリンダの動きは、両手で2つのピストンを表すと、左手が左に行ったときには右手は右に、左手が右なら右手は左、つまり両手が外内外内と動きます。この動きがボクサーに似ているので、ボクサーエンジンとも言いますね。Img_82831a


対してV型エンジンは、向かい合ったピストンはクランクシャフトの同じところに取り付けられています。180度V型だと、先ほどの手の動きで左手が左に行ったら右手も左、左手が右に行ったら右手も右です。動きは左右左右です。


180度V型の意味が、やっとわかりました。なお180度V型はピストンの動きによる振動をバランスさせるためには6気筒以上の多気筒化が必要なのに対し、水平対向エンジンは2気筒でもバランスします。一方全長は水平対向機関の方が長くなるので、スペースに余裕のない気動車用エンジンは180度V型にしたのだと思われます。


長いこと鉄道ファンをやっているつもりなのですが、まだまだ知らないことがいろいろ出てきますね。


今日で9月も終わり、あっという間に今年の3/4が過ぎました。

2019/09/08

中央図書館で鉄道映像の上映会

2019年9月8日

市立中央図書館で、鉄道関係の映写会があるというので、行ってきました。14時からの上映で、10分前についたら超満員!やっと1席見つけました。時間ぎりぎりに行ったら、立ち見のところでした。会場に、鉄道ファンには有名な宇田賢吉氏の姿もありました。

作品はいずれも高畠正之さんの作品で、昭和40年代の鉄道映像です。元は8mmで、それをデジタル化したものです。同じ8mmでも初期のはダブル8で、後に出たシングル8の方が映像はきれいですね。

上映作品は、
「赤穂線の老兵C58」昭和40年、ダブル8、モノクロ、サイレント。
「C59の勇姿」昭和40年、ダブル8、モノクロ、トーキー。呉線です。
「三重連」昭和44年、シングル8、カラー、トーキー。岡山界隈で三重連と言ったら、伯備線です。
「鷲羽とハチロク」昭和42年、シングル8、カラー、トーキー。宇高連絡線(鷲羽丸)の貨車引き出し、積み込みの様子です。

高畠氏はアマチュアとのことですが、作品の作り方などを見ていると、セミプロですね。
赤穂線:貨車から手荷物を降ろすシーンがありましたが、赤穂線(旅客は気動車)破棄はユニを使わず、貨物列車で「荷物」を運んでいたのですね。普通「荷物」を運ぶのは客車で、貨車で運ぶのは「貨物」です。
C59:C59はなじみのある型式で、懐かしく眺めました。広島工場受け持ちのSL(特に、旅客機)は、標識灯(尾灯)をエンドビームに埋め込みに加工しています。九州のC59はテンダーに増炭枠をつけていますが、長方形のC59のテンダーは、増炭枠はない方がきれいですね。
三重連:絶気合図を、久々に聞きました。三台目の機関車になると、かなり省略して鳴らしていますが。
ハチロク:青函連絡船は眺めたことも乗ったこともあったのですが、宇高連絡線は乗ったことがなく、入れ替えも初めて見ました。その当時でも旧型の鷲羽丸ですが、中に2線しかないのは初めて知りました。青函連絡船の入れ替えは牽引力の強いキューロクですが、宇野駅はカーブの関係でキューロクが入れず、ハチロクが使われています。青函連絡船は控え車をつないでさらに船側にテンダーを向けるのですが、宇野駅は控え車だけで頭を船に向けています。外洋と瀬戸内海の違いで、宇高は積み込んだ貨車の位置が桟橋のすぐ近くにあるためでしょう。バウスラスタがない船は、離岸の時も引き船が必要なことがわかりました。

楽しめたのですが、次回から会員制になるようです。会員申込書を配っていましたが、会員になる気はないので、残念ながら今回限りです。

2019/08/28

N700S試運転

2019年8月28日Img_76701a

東海道/山陽新幹線の新型車両、N700Sの山陽新幹線での試運転情報を入手したので、写真を撮りに行ってきました。入手した時刻だと、新倉敷で「こだま」を追い抜くのですが、これが「ハローキティ500系」の「こだま」です。

新倉敷で、8両編成の頭が撮れる位置、ホームの福山よりに陣取ります。新倉敷に止まる列車は1時間に1本しかないので、ホームのベンチは使い放題です。同業者の姿は、見えません。仮に同業者がいても、新倉敷では上下線間のケーブルを嫌ってホームの岡山よりに陣取る人が多いので、福山よりはすいています。

ところが「こだま」の到着時刻前に、「約10分遅れて到着します」というアナウンス。「のぞみ」も含めて全部遅れていると新倉敷での待避は変わらないのですが、このハローキティは博多から来て新大阪で折り返すため、上りの遅れをそのまま引きずります。そうなると、待避駅はおそらく相生に変更ですね。Img_76821a

通過予定時刻より若干遅れて、まず普通のN700が通過し、その後N700Sが通過しました。先頭のボンネットに黒い筋が入っていますが、これは測定器のコードのようです。その後、所定時刻より12分遅れて「ハローキティこだま」が到着しました。この時刻は今日までなので、新倉敷でのハローキティとN700Sとの並びは、実現せずです。

追記です。小生は記憶で「新倉敷待避」と思い込んでいましたが、過去の写真をひっくり返してみたら、新倉敷待避は2016年のことですね。2017年がどうなったかわかりませんが、少なくとも2018年には新倉敷待避はなくなっていました。現在の時刻表によれば、定刻なら岡山駅で並んだはずです。ただ岡山駅で両方のホームに並んだ列車を1枚に入れるのは、魚眼レンズか何かを使わないと無理ですね。しかも今は夏休み中で人が多く、見通せません。

Img_76841a

2019/08/16

岡山電軌の乗降中表示

2019年8月16日7202img_318241a_20190818101201 

 

昨日の台風は、岡山市の小生が住んでいるあたりでは、何事もなく終わりました。最も同じ岡山市でも、南の方では停電になったと聞いていますので、小生の住んでいるあたりが特に何事もなかったようです。 

 

さて、岡山市内を走る路面電車岡山電気軌道の車両に、「乗降中」の表示が付き始めました。ドアが開いているときには「乗降中」の表示がLEDで出るもので、ほとんどの路線バスは後部に付けていますね。岡山電気軌道には安全地帯のない停留場もありますので、やっと付いたか、という感じもしますが、遅すぎるということはないです。

この乗降中の表示ですが、バスは縦書きです。従って電車も縦書きにするとバスと同じものが使えるのですが、7600型以降は前面のデザインが変わってヘッドライトのあたりが引っ込んでおり、縦書きの表示器がつきません。そのため、7600型以降は横書きの表示器が付いています。それなら全部横書きにした方が部品の統一になるのですが、バスとの統一など、いろいろあるのでしょう。7701img_318041a

現在在籍ボギー車の2/3ほどに取り付けが完了しています。間もなき全車に取り付けが完了するでしょうが、その時日光軌道線色(3005)とクロ(3007)がどうなるかです。なおタマ(7001)には、縦書きの表示器がすでに取り付けられています。

 

 

2019/02/04

青函トンネル通過の冷凍コンテナ

2019年2月4日

鉄の話が続いていますが、前回までは「鉄」の話ではなく、本当は入院記でした(笑)。今回は、本当に鉄の話です。

貨物列車に積まれているコンテナには、冷蔵/冷凍コンテナが多く見られます。このうちの冷凍コンテナは、「冷凍」と言っても温度設定で「冷蔵」も可能なのですが、エンジン駆動の冷凍機を搭載しています。そこで問題になるのが、青函トンネルの通過です。

青函トンネルには赤外線式の火災検知器、実際には温度検知器が設置されているため、表面温度が高温になるエンジン付きの車両/コンテナは通過できません。北斗星/カシオペアのディーゼル発電機は、機械室の中央にさらにケーシングされて収められていたためOKだったようですが、エンジンむき出しの気動車はそうもいかず、エンジンを止めて電気機関車に引っ張ってもらって通過していました。Img_09361a


冷凍コンテナのエンジンも引っかかるので、青函トンネルに入る前にエンジンを止め、出たあとに再起動する必要があります。以前はこれを人手でやっていたようですが、さすがにそれは出来なくなり、電波指令で一斉停止、再起動をやるようになりました。小生はそこまでの話は現役時代(2008年頃)に関係者から聞いていたのですが、それからGPSで「青函トンネル入口/出口」を判断して、自動でOFF/ONするようになったみたいです。

ところがこのGPSを利用したシステムは信頼性が悪く、やはり電波指令をバックアップとして併用しなければいけないと、バックアップシステムも設置が義務づけられました。これがどうやら2016年3月からのようです。エンジンが動いたままのコンテナを積んで青函トンネルに入ると「火災発生」と見なされ大騒ぎになりますから、コンテナのエンジンが止まっていないと列車自体の非常停止措置を取らなければいけません。GPSを使ったシステムにが信頼性がないとなると、やはり電波指令は必須ですね。

西日本を走るコンテナは青函トンネルとは無縁ですが、貨車やコンテナは全国的に運用されるので、電波受信装置のないコンテナには「青函トンネル通過禁止」と書いてあります。

ところがこの電波受信装置、名称はバックアップタグと言うらしいですが、これがすでに生産中止となって新規の取り付けができなくなっているそうです。新しい冷凍コンテナを造ったら、廃棄された古い冷凍コンテナからこのタグを引っぺがして、取り付けるしかないようです。おそらく、タグの中の電子部品のどれかが製造中止になって造れなくなったのでしょうが、寿命の長い産業用品に新陳代謝の激しい電子製品を組み込むとよく起こるトラブルです。小生も、昔苦労しました。

一昔前だったら、ソニーやパナがすぐ代替品を造ってくれたのですが、今ではそう簡単には代替品を造ってくれないでしょうね。

より以前の記事一覧

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