鉛筆なめなめ
2024年10月23日
今日の朝刊、山陽新聞なので見ている方は少ないでしょうが、若者に通じないビジネス用語の話が出ていました。一丁目一番地、よしなに、鉛筆なめなめ。これらは、おっさんビジネス用語と言うらしいです。おっさんと言うだけあって小生達の一世代か二世代下が使うもので、小生はビジネスの世界にいるときは使ったことも聞いたこともありません。
一丁目一番地は政治家も使う用語で、最近になって聞きました。政治家が使うときは最重要事項の意味で使っていますが、ビジネスの世界では最優先事項の意味で使われることが多いみたいです。小生は一丁目一番地と聞くと、そのことのとっかかりとしか聞こえません。現に、銀座の中心部和光前の交差点は4丁目、田園調布の駅前ロータリーは、住居表示の変更前は5丁目、現在は3丁目です。住居表示変更前の田園調布1丁目は、目蒲線の沼部の駅の多摩川側で、田園調布らしさなどかけらもないところでした。
「鉛筆なめなめ」が書類を都合の良いように改ざんするという意味とは知りませんでした。出所は何なんだろう。昔の鉛筆は芯の乗りが悪いときは、なめると乗りが良くなったりしたものです。そこから転じて、無理してでも書類の見場を(中身も含めて)良くしろ、という意味になったのでしょうか。
なお現在の日本メーカーの鉛筆芯は(シャープ心も含めて)焼成後浸油処理(かなり高級な食用油を使っています)がされているため、なめても書き味は大して変わらない(はず)です。
しかし、いつからこんなくだらない用語を使うようになったのかなあ。
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