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2023/12/04

4年ぶりの第九合唱練習記(13)

2023年12月3日(日)

あっという間に本番まであと一週間になった。そろそろ、衣装のチェックである。男声は略礼服で良いので楽だが、その略礼服、このところとんと出番が無い。冠婚葬祭用なのだが、冠ははなっから縁が無く、婚も遠い世界になった。残りは葬と祭だが、コロナ禍以降家族だけにしたり人数を絞ることが増え、この出番も無くなった。直近の出番は2019年の第九の時だから、こちらも4年ぶりの出番である。

略礼服は一度着てみる。ん?ウエストがきつい。腹が出たか(笑)。背広のようにかっちりとした服を着る機会が無くなったため、体型が少したるんだようだ。本番まで、おやつの量を減らす(笑)。革靴は、半日履いて歩いてみる。こちらもOK、装具が使えないが、当日は痛み止めでも塗っておこう。スリッパ持参で、昼食休憩の時は靴を脱いでおくのも手だ。そうしよう。

今日の練習開始はいつもより30分早い。いつもと同じ時間の駅ビル内の食事の店に行くと、いつもはがら空きなのに今日はほぼ満員。今日は日曜日だった。初めてカウンター席に座る。そして、シンフォニーホール(というより、シンフォニービル)に5時半頃着けるように電車に乗る。この岡電の路面電車、「おかでんトラム」とかいった愛称がほしいところだ。岡電も岡山市も、路面電車の積極利用策には不熱心だ。席に座っていると、キャリーバッグを持った(引きずった?)男性が現れた。夕方にこの方向でのキャリーバッグ持ちは珍しいと思ったら、なんと飯森先生だった。先生、小生の隣に腰を下ろされたので、挨拶する。この前来たときに乗り損なったので、今日は路面電車に乗ってみたとおっしゃっていた。岡山の路面電車はほとんどが古い車両で、逆に今は「レトロ!」とか言って人気だ。岡山の話になったが、小生は8年前に岡山に越してきたのに対し、先生は30年以上前から岡山に来られているので、どこがどう変わったかは先生の方が詳しい。城下に着き、先生は「コーヒー飲んでくるから」と表町商店街の方へ。小生もコーヒータイムだが、小生はコンビニのイートインコーナーへ。さすがにマエストロがコンビニのイートインコーナーは無いだろう。

時系列が前後するが、帰宅してこの話をカミさんにしたところ、音楽家は舞台上では愛想が良くても、街中などでは無愛想だったり、話しかけると怒ったりする人も多々いるそうだ。飯森先生は気さくだったが、岡山駅に着いたときから営業モードなのかもしれない。

練習の受付で、当日の注意と一緒に座席表が配られる。小生は前から6列目、後から2列目である。後はひな壇の高さがどのくらいかだが、大学時代の渋谷公会堂や厚生年金ホールはひな壇が高く、本当に怖かった。その点、東京文化会館は良かった。なおSさんは最後列だった。ひょっとしたら毎年?今日から練習時の並び方も、本番と同じになる。よく見たら、今日はテノールは全員出席で、空いた席は最前列のM先生用の席だけだった。座席表にI先生の名前がない。どうした?

まずはY先生の指導で発声。そして定刻に飯森先生登場。早速Freude!から注意される。本来頭のFrは拍の前に出なければいけないのだが、それがどうしても遅れる。そして二重母音。二重母音は日本語にはないので(日本語にあるのは連母音)、日本人には苦手な発音だ。Deinはダーアインの、weltはヴェーエルトのつもりでなど、先へ行っても続く。特に注意が多かったのが、「歓喜の歌」の後、Seid um-schlungenのところである(595小節)ここは男声だけなので、しっかり歌わなければいけないところだ。やはりschlungen。本来はschlu-ngenなのだが、uでしっかり終わらないと(口を次のnの形にしただけで)schlun-genと聞こえてしまうようだ。ここは自宅で練習あるのみ。現在のスタッカーティシモ記号のところ、音は前後とつながらないように切るのだが、しかしたっぷりと、と難しい注文も付く。そしてどこに向かって歌うか、特に天だの父(神)だのという単語は、遠くを意識しないといけない。

練習番号S(Deine Zauber,deine Zauber)は快速で進むが、途中でAlle Menschenを3回言った後poco adagioになって急に遅くなる。 これがなぜかと全員に質問され、今まで神の存在を疑問に思い揺れ動いていたのが、このあたりから存在の確信に変わったと思うので、そのように答えた。先生、小生が電車の中で世間話をした男だと気がついたかどうか。電車の中では帽子にマスク、マフラーにダウンジャケットだったのが、練習会場では全部外したからなあ。これに正解などないのだが、一つの考え方ではあるようだ。

最後まで言ったところで練習時間はあと1時間あったのだが、先生ここで終了宣言。ある程度形になり、もうちょっとやろうとすると1時間では終わらないと見なされたのだろう。早く終わるのは、バスの便が良いので助かる。そこで、飯森先生は素早く消えたので、Y先生にこの前から疑問の思っていた、和音変化で神の存在の疑問と確信が行ったり来たりしているところを質問する。ここは8日に持ち越しになった。ドミナント、サブドミナントということかもしれない。

次はいよいよ、怒濤の3日間だ。小生は、体力温存である。

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