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2020/06/25

あらためて、心電図のお勉強

2020年6月25日

心電図を見て期外収縮と判断された小生の不整脈ですが、改めて心電図をじっくり見てみました。教科書と首っ引きです。
小生のプリンタで印刷すると1mm方眼がきっちり1mmで出ますので、寸法を測って時間が追えます。まずRR間隔ですが、基本(乱れのないとき)は18mm=720msec.。これが脈が早く出るところは13mm=520msecです。短くなったあとは必ず長くなって、そこは23mm=920msec.。何のことはない、2つ合わせると乱れがないときの周期の2倍にぴったり一致していました。脈は正確に刻んでいて、時々早く出ては次のでまた一緒に合わせる、合唱で1人だけ飛び出して要るみたいです。心房細動はこのRR間隔がばらばらになるそうですから、心房細動はないですね。

次に心室期外収縮(PVC)か上室期外収縮(SVPC)かですが、PVCは心室頻拍や心室細動に移行しやすいそうなので、あまり放っては置けません。小生の知人には、PVCから心停止にまで至った人がいます。PVCの特徴はこの本(「ゼロからわかるモニター心電図」成美堂出版)によると、
1)P波は確認できないことが多い。
2)正常より早いタイミングで幅広い(3mm以上)QRS波が現れる。
3)T波はQRS波と逆向きに現れる。
4)PVCの後の心拍は、ほとんどの場合1回休む。
まずP波ですが、簡易心電計はアースが不完全なのでノイズが乗りやすいですが、それらしきものはありますね。次のQRS波ですが、狭い(1mm位)です。T波はしっかりQRS波と同じ向きにあり、次の波は少し遅れてきますが1回休みではないですね。そして早く出るパターンをよく見ると、「正常・正常・早期」の繰り返しで、教科書に書いてある「PAC三段脈」というものと全く同じでした。今朝の心電図を見たら、「正常・早期」と「正常・正常・早期」が繰り返し出ていますが、どちらにしろ心房期外収縮(PAC)であることは間違いないようです。

PACを含むSVPCですが、緊急に対応しなければいけない不整脈ではありません。ただ多発している場合は、心房粗動や上室頻拍に移行するリスクがあるそうですから、あまりほったらかしにもできないでしょう。「たまに出る」くらいに押さえられれば、良いところのようです。

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