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2020/06/26

シベノールは要注意

2020年6月26日

行きつけの内科に行ってきました。日頃飲んでいる薬(利尿剤その他)が切れたのと、一昨日S病院に行ったときの報告です。まだS病院からの連絡票は来ていなかったので、上室性の期外収縮だったことと、治療の必要は無いけど明け方期外収縮で目が覚めるのが不快だと言ったところ、シベノールを処方されたことを報告です。

ところがこのシベノール(シベリンコハク酸塩錠=Naチャンネル抑制剤)は、弁膜症に対しては投与注意(入院させて処方することを推奨)で、心不全に対しては禁忌なんですね。小生は心不全では無かったのですが、心臓を数時間止めて手術したので心不全からの回復期と同じで、現にBNPも高いです。S病院は過去の実績で、このくらいならOKと判断して処方したのですが、内科の先生としては、あまり飲んでもらいたくない薬のようです。シベノールは2週間分出ていますので、今回はシベノールは出ずに、飲んでみての様子見、ということになりました。シベノールはちょっと気になっていた薬でもあるので、様子見は大賛成です。

シベノールを飲み出しても、朝からの期外収縮は出ています。ただ明け方期外収縮のせいで目が覚めることはなく、朝起きたら期外収縮が出ていた、という感じですね。S病院の先生も「頓服的な飲み方」とも言っていましたので、1週間くらい飲んで、しばらく止めてみる手もあります。

話は少し脱線しますが、こういうガイドラインに関しては、往々にして専門医の方がガイドラインを逸脱しますね。豊富な実績に裏打ちされて、中には「ガイドラインよりこの方が良い」と主張されるところもあります。昔のTの門のIFNの投与法もそうでしたし、ワーファリン服用中のPT-INR値など、ガイドラインとは異なる値を目標値としている医療機関もあるようです。

おおむね開業医の先生方の方が慎重で(特に岡山は)、ワーファリンを飲んでいるとなかなか抗生剤を処方してくれませんでした。それどころか、胃や大腸の内視鏡検査でも、岡山の小生がかかっている医院は、ワーファリンやバイアスピリンはしっかり休薬させます。ガイドラインでは、生検や出血低危険度の処置まで休薬無しでOKなんですけどね。最もガイドラインは、「休薬せずにやって良い」であって、「休薬せずにやれ」ではないですから。

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コメント

On-X弁でPT-INRは1.5-2でいいようです。フランスかどこかで大規模治験やって最近の金属弁では1.5-2.0でも2.0-2.5でもおなじだそうで、Jでは1.5-2.0です。循環器系の不整脈については、圧倒的に不整脈の先生のほうが詳しいですし、アブカテやる先生が主治医がいちばんいいです。南○先生は延々一生診るらしいですが、おんなじ病院だし、かかりつけ医、循環器で1-2か月おき、S病院循環器とか、大学病院は6か月できれるので、駒込は半年おきに内視鏡です。S病院循環器で定期的にかかったほうがいいです。弁がやられてくると兆候があらわれます。Spo2低下とか、エコーとればばっちりです。BNPは正常値になるまでだいぶ時間がかかりますが、いま小生は2桁でおちついています。岡山のしきたりはいまいちわかりません。失礼しました。

ひでほさん、ありがとうございます。

やはりJの値は、一般のガイドラインと違っていましたか。
今S病院の循環器で、「何か気になったら来い」という感じですので、シベノールを今後どうするか、他の薬を使うか、何もしないかも含めて、相談できます。心房粗動になったときのカテアブも含めて、ですね。

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