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2019/12/03

本当はオーケストラに入りたかった

2019年12月3日

前の記事でも少し書きましたが、小生は学生時代にワグネルソサイティーという団体に一応所属していました。「一応」と書いたのは、専門課程になって実験が始まると、授業その他で練習に行けない期間が結構あり、実質1年半くらいしか活動しなかったからです。そしてこのワグネルには、オーケストラ、男声合唱、女声合唱の3部門があり(混声はありません)、小生は男声合唱団に所属していました。その当時は「名門」と言われた合唱団です。

小生は高校時代は弓道部で音楽関係のクラブには全く所属してはおらず、合唱は未経験でした。楽器も子供の頃バイエルを少しやった程度、あとは小学校の鼓笛隊です。高校では本当は吹奏楽をやりたかったのですが、いろんな事情が重なって、中学の同級生から誘われるままに弓道部に入り、そのまま国体の県予選にまで出場しました。結果は予選敗退でしたが。

大学に入って吹奏楽のクラブ事情を見たら、吹奏楽部は応援指導部直轄で、こんなクラブに入った日には、授業など出られません。あとの文化系クラブは、軽音楽かジャズバンドです。そこでワグネルソサイティーオーケストラの管楽器に潜り込むことを考えました。そしてある日ワグネルの部室を訪ねたらオーケストラの人はいなくて、いたのは男声合唱の先輩達。そこでまたものの弾みで男声合唱団に入部してしまいました。我ながら自主性のないことですが、高校にしろ大学にしろ、未経験者という気後れがあったのですね。

実は男声合唱団に入った後、オーケストラの先輩からオーケストラに誘われたことがあります。合同の新入生歓迎会(だったと思います)の帰りにオーケストラのフルート奏者の先輩と電車で一緒になり、管楽器だったら未経験者でも大丈夫、フルートをやりたいのだったら、歓迎する、と言われました。今なら未経験者はまず入部できませんが、その当時はOKでした。そこで思い切って移ることもできたのですが、せっかく合唱団になじみ始めたところでまた新しい環境というのも気後れがして、移動せずにそのまま合唱団に残りました。田舎から東京に出てきて、住環境も新しくなっているという事情もありました。ちなみに、その当時はアパートではなく下宿です。

岡山に来て第九に申し込んだのは、オーケストラ伴奏で歌いたい、というのが一番の理由ですね。ところがオーケストラと一緒にステージに上がってみると、オーケストラが身近です。木管は、目の前で鳴っています。スコアも買って、どこでどの楽器が鳴っているかも見るようになりました。舞台の上で聞くオーケストラはたまらなく、また岡フィルもどんどんレベルが上がっているので、来年も多分オーケストラを舞台上で聞くために第九に申し込むでしょう。

12月1日の第九本番のあと退場するときに、片付けをしているティンパニの安江さんの横を通ったので、「ブラボー!」と声をかけました。すると、「あ、ありがとうございます。」こうやって言葉を交わせるのも、舞台に上がることの特権です。

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