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2019/12/01

岡フィル第九演奏会、無事終了

2019年12月1日(日)

 

岡フィルの第九演奏会は、無事終了しました。ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

 

さて、当日は、、。
今日はゲネプロと本番が連続するので、朝9時に家を出る。遠回りだが自宅近くのコンビニに寄り、昼食を仕入れる。サンドイッチとおにぎり1個、軽く食べるくらいでちょうど良い。今年は、心臓の薬は飲んでいるが抗生剤を飲んでいるわけではないので、体調は良い方だろう。とは言え一応病み上がりなので、バスとトラムを乗り継ぎ、シンフォニーホールの前まで電車に乗っていく。

 

シンフォニーホールに着いて控室に入り、今日のプログラムをもらう。村上先生が第九について書いてあるが、キーワードは「歓喜」(Freude)と「兄弟」(Bru¨der)である。たわいのないおしゃべりをして時間が来たので、イベントホールに移動し発声練習。それから一通りさらう。ともかく、子音を早く。

 

入場の練習を兼ねて本番通りの隊列で舞台袖へ。小生は列の切れ目になり、待機列では先頭になる。舞台ではゲネプロの真っ最中。3楽章のホルンソロでホルンが音を外し、マネージャーが「おいおい。」という顔になる。なに、本番でばっちりできれば良いのだ。3楽章が終わってオケは休憩、半数くらいの人が出てくる。高畑コンマスは出てきたところで店開き、もぐもぐタイムのようだ。舞台から外へ出る人が途切れてところで、入場。今年も段差が低い。これは体重を後ろにかけて待つと腰が痛くなるので、見栄えは良くないが、少し前屈みで座っていなければならない。しかしど真ん中は、照明がまぶしい。

 

4楽章のゲネプロは順調に進む。指摘は、オケに対するものが多い。アンコールの練習もして、予定より早く終わった。

 

控室に戻って昼食、お腹がごろごろ言っているので、念のために胃腸薬を飲んでおく。こういう薬類も常に携帯しているので、小生の鞄は重い。会長さんと雑談しながら待つ。会長さんは84歳、お元気だ。大学を聞かれてK大と答えると「ワグネル?」と聞かれる。さすが、ワグネルソサイティーをご存じだった。小生はあまり真面目に活動はしていなかったので、ワグネル出身を名乗るのはおこがましいのだが、レコーディングには参加したので、まあ名乗っても良いだろう。モニターからは、会場の「歓喜の歌」の伴奏をさらうTさんのピアノが聞こえる。

 

時間になりイベントホールへ移動し、最後の発声。簡単に終わる。今日はロビーコンサートもあり、時間が空いたので、Sさんが「覗いてみようよ」と言い出す。ロビーと行っても「改札内」だから、入場券がないと入れないと指摘する。残念でした。しかしこういう馬鹿話をやっていると、お腹の調子も良くなってくる。最後のトイレに行き、また隊列を組んで移動。舞台袖に着いたら、まだなにも始まっていない。村上先生のレクチャーは開演時間前ではなく、開演後だった。定刻、村上先生が舞台に登場し、解説と「歓喜の歌」の練習。都合4回で、ピアノ伴奏は最初の3回は歌詞の音階をなぞって弾くが、最後はオーケストラバージョン。Tさん、うまい。戻ってきたピアノにベーゼンドルファーのカバーが掛けられたので、あとで聞いてみたらカワイで、しかも音程が狂っていたそうだ。

 

入場し整列、本番である。今回は体力的に最後まで続けられる自信がなかったが、とうとう練習は皆勤でここまで来た。着席し、オケが入場しチューニング。村上マエストロの入場は起立して迎える。演奏開始。おー、ティンパニがすごい。顔で音圧というか音を感じる。今日のティンパニは、安江佐和子さん。フリーだが、サイトウキネンオーケストラに所属しているそうだ。弦は良い音が、自分の場所のせいか、第1ヴァイオリンの後あたりから聞こえる。クラリネットの西崎さん、うまい。2019002a

 

第2楽章が終わったところで、ソリストと後半だけの奏者が入場。ソプラノの田井さんは、すごく華やかだ。第3楽章のホルンソロ、本番はばっちり決まる。さすが梅島さん。小生は第3楽章の途中から準備運動と言うか、舌や唇を動かし始める。第4楽章、今までにこやかだったマエストロの顔が一変厳しくなる。コントラバスは良い音だ。小生は肩を動かす。

 

バリトンの長冨さんが立ち上がるのに合わせて合唱団も起立。最初のFreudeはうまく響いた。このあたりからマエストロは実ににこやかだ。「さあ、みんな、歓喜だ!兄弟になろう!」というところか。合唱団は指揮者の顔にも反応するので、いい顔だと思う。合唱は、良い感じだ。vor Gottの2回目のAの和音がきれいだ。最後のFのvor Gottのフェルマータを伸ばし、バンと切ったらぼわんと帰ってきて、一瞬の静寂。良いなあ。

 

この後は、小生は例によって男声合唱重視で、ソプラノが入るところはソプラノにまかせてサボりを決め込む。おかげで男声だけのVaterのFはしっかり出て、ドッペルフーガもいつもより出た。後半、ソリストの4重唱が実にきれいだ。合唱団の楽譜はカワイだが、ソリストが使っているのはベーレンライターのようだ。最後のプレスティッシモ、いつもより声が良く出る。最後のFreude Sch¨nerを思いっきり出し、ゴール。指揮者を一生懸命に見ていると、小生は片目で両眼視差立体視ができないため、指揮者が後ろの観客に溶け込んでしまう。こうなるとバランスを崩す危険があるので、時々頭の位置を変えて運動視差立体視で指揮者を浮かび上がらせる。無事終了。アンコールの「歓喜の歌」は、久しぶりに思いっきり歌った。

 

打ち上げ会は、地元の指導者や今日のピアニストのTさんも出席し、和やか。ソリストの方が、「歌っていてこんな楽しい第九は初めてだ」と言われていた。確かに歌っていて、楽しかった。あとでカミさんに聞いたら、「聞いていて、気持ちの良い第九」だったそうだ。会場の評価は、どうだったろう。

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コメント

第九、お疲れ様でした。
例年より一週間早い日程だったので12月に入ったと同時に終わってしまいましたね。
合唱団の配置も見た目的にバランスが良かったんじゃないかな。
個人的にはいつも苦手だった箇所で少しだけマシに歌えたのは
よかったのですが、いつもより声が出なくて残念な部分も。
でもコンマスから「合唱よかったよ」と言ってもらえてお世辞と思いながらも嬉しかったです。
それではよいお年を。

ドレミさん、ありがとうございます。お疲れさまでした。

小生は今回は、出なくなった声でどうやって持たせるかと、体力的にどうかな、ということでした。足の筋力も落ちているようで、最後の頃右膝がちょっと危なかったです。今日写真とブルーレイが送られてきましたが、みんなが大きく口を開けているときに、小生あまり開けてない!今回は響き重視だったため、露骨に出ました。ブルーレイはまだ見ていませんが、見るのが怖いです。
あの席で歌っていても、アルトはあまり聞こえないものですね。ソプラノはよく聞こえます。ドレミさんの前の某氏は、かなり高いところまで出ますね。
カミさんが「聞いていて気持ちが良い」と言っていたので、合唱も良いことにしています。歌っていて、「ハーモニーがきれいだ」と思うところが何カ所かありました。

段差の低い階段だし、膝への負担が大きいですよね。
私も膝が痛くなりました。
口はそんなに開いてなくても響きの良い声のほうがいいし
自信もってブルーレイ鑑賞してください。
ソプラノが聞こえていてよかったです。
さすがにメロディラインですから聞こえないと…(^-^;

今、ブルーレイを見終わりました。
オーケストラは、とてもきれいです。マイクの位置の関係か、合唱はもう少しボリュームが欲しいところでした。全体のバランスから言うと、このくらいで良いのかもしれません。小生も、歌っているときはきちんと口は開いていました(笑)。大口は開けていませんが。
これまたマイクの位置の関係かもしれませんが、テノールが意外と聞こえてくるのに、びっくりしました。

2年前は段差が大きく、階段は別に作ってあったのですが、去年からその階段の廃止して全体を低くしたみたいですね。小生は膝だけではなく、腰にも来ます。

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