大阪で日本センチュリー交響楽団
2019年11月4日
昨日、大阪のザ・シンフォニーホールに行ってきました。お目当ては日本センチュリー交響楽団です。日本センチュリーは在阪オケの中で一番評判が良く、一度聞いてみたいと思っていたものです。当日のプログラムは、まず上原彩子さんのピアノでラフマニノフの2番、メインはシベリウスの交響曲第2番で、2番つながりです。指揮は、飯森範親さん。
まずラフマニノフのピアノ協奏曲第2番。弦の配置を見たら、10-8-6-6-4です。意外と少人数です。上原さん登場しピアノの前に座ってもしばらくそのまま、会場が静まるのを待っているのでしょうか。そしてppから始まり、次第にfへ。飯森さんの指揮と言うかこのオケ、ダイナミックレンジが広いです。ラフマニノフあたりだと金管も数がいるし、その金管が揃っているので、迫力があります。ところが、18本しかないヴァイオリンが、その金管に負けていません。ピアノの上原さんは元々迫力のある人だし、すごい迫力でした。4本しかいないコントラバスも良く響いているし、会場の助けもあるのかもしれませんが、日本センチュリー、良いです。
上原さんはアンコールに応え、ラフマニノフの前奏曲(作品23-5)とチャイコフスキーの四季から11月のトロイカの、2曲弾いてくれました。
後半のシベリウスの2番も、ピアノからフォルテまで乱れがなく、ホルン5本(アシスト付き)、トランペット3本、トロンボーン3本にチューバという金管勢に、10型の弦が全く負けていません。岡山フィルのお手本があるような気がしました。
堪能しました。立て込んでいるスケジュールを縫って大阪まで行って、良かったです。
« バスの白色LED方向幕 | トップページ | 3回目の第九合唱練習記(10) »
「音楽」カテゴリの記事
- 第九のブルーレイ(2019.12.10)
- 岡フィル第九演奏会、無事終了(2019.12.01)
- 3回目の第九合唱練習記(15)(2019.11.30)
- 3回目の第九合唱練習記(14)(2019.11.29)
- tataのサロンコンサート(2019.11.28)
コメント