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2019/10/09

まつきとわたるとはなこのトリオ

2019年10月9日

岡山大学医学部構内にあるJホールに、「まつきとわたるとはなこのトリオ」を聞きに行ってきました。「まつきとわたるとはなこ」というのは、ピアノの松本和将氏、チェロの向井航氏、ヴァイオリンの上里はな子氏のピアノトリオです。いずれも腕利きの3人ですが、松本氏が倉敷市の出身のため、岡山県内のコンサートは多いようですね。J001a

曲目は、前半がモーツアルト「きらきら星変奏曲」(ピアノ)、クライスラー「前奏曲とアレグロ」、マスネ「タイスの瞑想曲」(以上ピアノとヴァイオリン)、モロー「愛の賛歌」、久石譲「おくりびと」(以上ピアノとチェロ)、モーツァルト「ピアノ三重奏曲K.254」。後半がベートーベンのピアノ三重奏曲第7番「大公」でした。松本さんと向井さんの解説が入ります。

向井さんは縦横大きく、服装も胸まであいた黒い襟なしシャツに金色のネックレスを覗かせ、黒い上着、金縁眼鏡にひげ面ですから、街を歩いたらやくざ屋さんが挨拶しそうな雰囲気です。上里さんも向井さんと一緒なので目だちませんが、結構がっちりした体つき、松本さんが普通の体つきなのですが、華奢に見えます。腕前の方は、すごいです。ピアノは音は減衰するものなのですが、オルガンのように持続するどころか、クレッシェンドしていきます。わからないように連打しているんですね。

ピアノ三重奏の「大公」は作品97番で、ピアノ協奏曲「皇帝」の作品73番よりももっと遅く、交響曲第8番の作品93番と同じくらいの時期ですね。ちなみに「第九」はもっと遅く、作品125番です。この「大公」の時期はカンタービレ期と言われ、「運命」などよりずっと軽い感じの名曲が多い時期だそうです。演奏は、堪能しました。

アンコールの予定はなかったそうなのですが「ブラボー」が飛んだため、松本さん「アンコール、やります」。向井さん「えっ、やるの?やるならもっと早く言ってよ。」譜面台は全部片付け、ぶっつけ本番しかも暗譜でピアノ三重奏版の「チャールダッシュ」が演奏されました。これは主旋律が途中でチェロになる版もあるようで、上里さんが目配せと動きで、「主旋律代わってよ」、向井さん「あんたがそのままやってよ」。結局主旋律はヴァイオリンのままでした。いやあ、これもすごかったです。最後におまけ、向井さんが松本さんに強制的にもう1曲やらせ、モーツァルトの「トルコ行進曲」も披露してくれました。

たっぷり2時間、楽しめました。これで1000円ですから、お買い得です。

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音楽」カテゴリの記事

コメント

ステキな秋のコンサートでしたね。
南海さんの解説は、とても、楽しいです。
ヤクザから挨拶、笑ってしまいました。
友人が、10月20日に、芦花公園の徳富蘆花の生家で、茅葺きコンサートをします。
楽しみです。

親しみやすい曲が多く、とても、充実したコンサートですね。
それに、2時間で、1000円とは、ほんとに、お得です。
南海さんの解説が楽しくて、笑えます。

うっかり、2回、コメント、失礼しました。

yokobueさん、ありがとうございます。

ココログの動作がどうも安定せず、コメントが消えてしまいます。実は消えたのではなく見えなくなっているだけで、管理ページから記事の保存動作をすると、また出てきます。ご迷惑をおかけします(小生が謝ることでもないですが(^_^;)。

Jホールは一流の演奏家が演奏し、格安の値段ですので、まさにお買い得です。しかも小生の家からごく近いです。

ブエノスアイレスの冬、これもまた素晴らしかった。

じいさんさん、ありがとうございます。

失礼しました。モーツァルトのピアノ三重奏の前の、ピアソラ「ブエノスアイレスの冬」が抜けていました。これもトリオで、素晴らしかったです。

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