3年目の第九合唱練習記(1)
2019年9月2日
昨日(9月1日)から、今年の「第九」がスタートしました。小生にとっては、3年目になります。さて、今年は、、、。
2019年9月1日(日)
元々「第九」は、冥土の土産で1回だけ歌うつもりだった。しかも指揮はシェレンベルガー氏で、1回だけやるにはちょうどよかった。ところが翌年(去年)は秋山和慶氏で、「指揮の技術は、小澤征爾より上」と言われる秋山氏の指揮を見たく、また秋山氏の「鉄」にも関心があったので、去年も歌ってしまった。去年の本番の控え室で、「実は来年早々に心臓の手術をする」と言ったら、「それは生きていたら報告がてら来年も顔を出せ」と言われ、素直な(?)小生はまた申し込んでしまった。しかしまともに歌えるかどうか、一抹の不安はある。
16時50分、発団式の受け付け開始は17時からだから、まだ少し時間がある。少し早めに来たのは、1階と地階にある本屋「丸善」によるためだ。岡山に大型書店はいろいろあるが、ここは品揃えが多い。特に文庫本の、ハヤカワ文庫などほかの書店ではあまり置いていない本の品揃えがよい。ただしここは、音楽関係の本もあるが、縮小版スコアも含め、楽譜は置いていない。楽譜は2階の「ヤマハ」である。
丸善で、一度図書館で借りたもののじっくり読みたいと思っていた本を買い、上に上がろうと思ったら出口でドクターと鉢合わせした。ドクターは今年も参加されるようだ。
受付を済ませ、オーディションの発表を見たら、今年はソプラノが多い。去年アルトが多かったことへの反動か?男性は相変わらず少なく、それでもテノールは3名。ベースは1名だけである。小生の番号(出席番号?)は、去年より1番若い。小生の本名は五十音でかなり後の方なので、全体の動きがもろに番号に反映する。新人さんが入ってこうだから、何人か抜けたか?
今年は合唱指揮者というものを置かず、指揮の村上寿昭氏の来岡の回数が多い。そしてその間は、地元のI先生とY先生で指導することになる。去年はI先生とY先生をホリヤンは完全に「一兵卒」として扱っていたが、今年は肩書きが「合唱指揮」である。それぞれの全体指導は、2回ずつである。
発団式が終わった後は、男声女声に分かれて第1回の練習。男性の指導者はM先生。この日は歌詞をつけずに全部「ナ-」で歌うが、これが大変である。全体のタイミング、ブレスの位置などは歌詞で覚えていたので、これがわからない。そして、子音でごまかしていた曖昧な音程が、露骨にわかる。小生が「怪しいなあ」と思っていたところは、皆さん怪しかった。途中で転調と言うか臨時記号が出るところで、半音上がるところが上がりきれず、下がるところが下がりきれないのだ。ここは、練習あるのみである。去年のホリヤンはやたら刻むように、怒鳴るように歌わせていたから、レガートに戻すのが大変だろう。
休憩を入れての2時間の練習だったが、後半で声が出なくなった。高音が、特にEから上ばかりのところを繰り返し歌っていると声がばてるのだが、今回はそればかりではないようだ。昔は5階までは平気で上がっていた階段が、今は3階がやっとである。あちこち筋力が落ちているので、心臓リハビリに加えて声帯リハビリもする必要があるか?しばらくは、声出しを毎日やった方が良さそうだ。
練習が終わって、男どもがピアニストのBさんところで「俺の指揮を見ろ!と言ったって、見えないじゃん。」など、ひとしきりホリヤンの悪口。Bさんは去年はホリヤンの日には当たらなかったが、噂は聞いていたと見え、笑うだけだった。どうも男の方が女性ピアニストに甘い?
そして今週から早速、保育園での練習が始まる。どこまで歌えるかな。
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球あげリハビリマシンなんか買わされませんでしたか?あれいいけどICUでやったら、たきりはじめて、除細動3連発になり苦しみました。
投稿: ひでほ | 2019/09/03 10:17
ひでほさん、ありがとうございます。
小生の時は、リハビリマシンなどは出てきませんでしたね。歌っていたので腹式呼吸は楽にできるし、息を長く伸ばす(ロングトーン)も得意でした。
声帯周りの筋肉は、まだ戻っていないようです。
投稿: 南海 凡吉 | 2019/09/03 18:44