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2018/11/16

呉に行ってきました

2018年11月16日

昨日(15日)、呉まで行ってきました。岡山から呉は新幹線を使って広島を回った方が早く、広島で外に出なければ、海田市経由の乗車券でそのまま新幹線に乗れます。もっとも、呉線の東側(三原方面)は7月の豪雨の影響で未だに普通ですから、他に行くルートはありません。18111504a


広島までは、「さくら」の指定席を奮発しました。下りの「さくら」はともかく混みます。しかし指定席は4列シートでゆったり。40分しか乗らないのが、もったいないようです。広島で呉線に乗り換え。げ!ダイヤが変わっている!不通のための暫定ダイヤです。発車時刻は同じですが、快速と各停が入れ替わっていました。ともかく各停に乗って呉へ。途中にまだ徐行区間があります。呉線は山が海に迫るところを走っているため、トンネルが多いです。こういう地形のところは、崖崩れに要注意です。被害はひどかったのでしょう。18111501a


呉線は、ほとんどが227系に変わっています。227系は最近のJR西の新車の方針通り、1/2MのオールMです。具体的に言うと、昔の115系はモーター付きのM車とモーターのないT車とがほぼ1:1で編成しますが、M車にはモーターが4個(各軸)付いています。227系などはM車にモーターを2台しか積んでおらず、その代わり全部M車です。編成全体のモーターの数は同じで、編成内すべての車両にバラ撒いています。227系は広島に集中投入され、追い出された古い車両は下関と岡山に移っています。岡山は昔から旧型車の吹きだまりです。通勤で乗っているわけではないから良いですけど。その227系、方向幕に行き先と交互にこんな文字が出ます。18111513a


呉での目当ては大和ミュージアムではなく、てつのくじら館。呉の駅を降りたら、すぐ前がバス乗り場ですが、どうやら港の方ではなく、山の方を向いているようです。一旦駅まで戻ってよく見たら横に通路があり、それを通っていくと、ペデストリアンデッキと言うにはちょっと貧弱ですが、歩道橋と言うには立派な通路があります。そのまま線路の上を横断し、そのままショッピングセンターに直結しています。そのままショッピングセンターを通り抜けたら、その先が大和ミュージアムです。てつのくじら館は道路の手前なので、1階に降りてその出口から出ます。

てつのくじら館は正式名称は海上自衛隊呉資料館、海上自衛隊のPR施設です。従って、入場は無料です。表に飾ってある潜水艦は「ゆうしお」型の「あきしお」、本物です。最新の潜水艦は葉巻型ですが、その前の涙滴型と言われる船形ですね。魚雷発射管が船首ではなく、かなり下がった位置にあります。18111517a


入って見たら、1階は海上自衛隊の歴史、2階は掃海でした。海上自衛隊の掃海部隊は、自衛隊の発足前から今日まで、唯一「実戦」を行っている部隊です。その活動には、小生も敬意を表します。展示は機雷や掃海具の実物があるのが見所。ペルシャ湾で実際に使われ、爆発で変形した掃海具もありました。掃海艇には20mm機銃が積まれていますが、バルカン砲でした。

3階が潜水艦の解説。見所は多かったのですが、旧帝国海軍からの継続性を謳うような展示が多かったのが気になりました。帝国海軍は民間商船を楯にして自分たちは生き延びました(帝国陸軍は民間人を楯にしました)から、あまり継続性を謳うと、民間の支持が得られなくなります(現に日本商船は、自衛艦とすれ違っても挨拶しません)。

3階の展示室から、そのまま表の展示してある「あきしお」のなかに入れます。まさに本物展示。アッパーデッキに相違等する士官室から発令所まで、一部床がガラス張りで、下の魚雷発射管室が見えます。発射管は正面ではなく、やや外側を向いていますね。実際の戦闘では漫画(サブマリン707など)のような潜水艦同士が多数の魚雷を撃ち合うようなことはなく、魚雷も誘導式なので、正面を向いて発射しなくても良いのでしょう。実際の魚雷戦は、隠密裏に近づいて1発を音もなく発射、魚雷は感知されない低速で近づき、目標艦の真下で有線で爆発(これが一番破壊力がある)。また音もなく去って行くという、暗殺者のような行動だそうです。

操舵室は、旅客機とほとんど同じで、操縦桿のようなハンドルにラダーペダルのようなペダルがあります。2名乗務ですが、旅客機のような正副ではなく、2人が別々の操作をするそうです。士官室は3人部屋で、3名分の名札差しがありました。潜水艦はスペースが狭いので、定員の2/3しかベッドがない(1/3は当直のため)と聞いたことがありますが、現在の自衛隊ではそうはなっていないようです。

てつのくじら艦をたっぷり見たため、ヤムなとミュージアムは省略し、バスに乗ってアレイからすこじままで行きました。ここは公園ですが、目の前に潜水艦が見えます。潜水艦専用桟橋があるのが、さすが呉。3隻いて、いずれも最新の「りゅう」型ですが、潜水艦は艦番号を書かないので、それがどれやらわかりません。ただこの日は何か旗を立てていましたから、隊指令か何か、エラい人の視察があったのかもしれません。

そこで帰りましたが、呉は広島からの移動に時間がかかるので、じっくり見ようと思ったらもっと時間をたっぷり取らなければいけません。

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コメント

呉へは夏に行ってまいりました。
てつのくじら館にも行きました。
その少し前にハンブルクに行着ましたが、ハンブルクにも潜水艦博物館があって、ロシアの潜水艦U-434の中を見学できます。
そのロシアの潜水艦、あきしおより一回り大きいのですが、機械の隙間に人間の場所があるといった風で、あきしおの余裕ぶりに驚きました。
http://m-kusunoki.cocolog-nifty.com/blog/2018/06/2_3-uboot-u-434.html

あきしお
 全長 76.0m
 最大幅 9.9m
 排水量 2,300t
U-434(タンゴ級)
 全長 91m
 最大幅 9.1m
 排水量 3,100t

楠の末裔さん、ありがとうございます。

夏だと、呉線がやっと呉まで開通した頃ですね。
どうやら日本の潜水艦は、居住性が良いみたいですね。ある程度居住性を良くしないと、人が集まらないのでしょうね。ただ新型は大きさの割に装備機器が増え、居住性が多少犠牲になっているようです。

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