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2018/06/26

心電図の解読

2018年6月26日

何とか、心房細動に関するあたりだけは、心電図が読めるようになりました。貼り付けたのは、簡易型心電計で撮った小生の心電図ですが、何も異常が無いときのものです。左上の矩形が較正波で、Yが1mV、Xが0.1秒の矩形波です。ただ実際の心電図では較正波はY方向だけに使い、Xはいい加減だそうです。電気屋としてはこういういい加減さは気持ちが悪いのですが、小生の心電計はオムロン製ですから、Xもきっちり0.1秒で出ています。001a


波は、とがっていて高いのがR波、次になだらかに高いのがT波です。R波の前の小さい山がP波で、Pで始まって一周期です。Pが少し出てQで下がり、Rで高くなってSで下がり、Tで上がります。その後がU波です。

教科書で書いてあるのは、大抵12誘導心電図で、グラフが12個あります。その中で「不整脈はどのグラフが見やすい」とかあるのですが、小生の簡易型では撮れるのは1本だけ、胸部ですが位置は正確ではなく、V3かV4あたりでしょう。ただ典型的な波形は撮れますから、多少の判断は付きます。

そこで撮ったこのグラフですが、教科書のものに比べるとS波があまり下がっておらず、T波が高いですね。これが小生の心臓(左房肥大、僧帽弁逆流、大動脈弁逆流)から来ているのか、機械の癖なのかは不明です。このあたりは、もっと勉強します。ただ起きた状態で腕で持って計っていますから、筋電のノイズは入りやすいでしょうね。

さて、心房細動系の不整脈では、期外収縮→頻拍→心房粗動→心房細動、の順で症状がひどくなります。この区別は数が多いか少ないか、言い換えれば余分にはいるものの周波数で区分けされ、1拍だけ余分に入れば期外収縮、これが3拍以上持続し100~250拍/分だったら頻拍、250~350拍/分だったら心房粗動、350拍/分以上だったら心房細動です。350拍/分と言ったら約6Hz、小生の心電計の分解能で、対応できるのかな?

もう1枚のグラフ。これは起きたとき気持ちが悪く、「心房細動か?」と思って撮ったものです。脈拍は多いのですが、一応P波もT波もあるので、心房粗動ではなく頻拍みたいですね。右下の波形がもっと続けば心房粗動と診察されるかもしれませんが、続きませんでした。001a_2


なお心房細動について書いていますが、心房細動は起こると気持ちが悪いですが、ワーファリンを飲むなどそれにともなう血栓対策をきちんとやってあれば、直接命にかかわることはないそうです。そのため、小生も一時期放置されました(;_;)。しかしこれが心室細動になると、すぐにAEDを掛けないと命取りになります。心電図で見て、QRSの幅(とがっているところの麓の幅)が3mm以上だと心室系不整脈だそうで、小生は心房ですね。少し安心。

心房粗動は心電図で見ると、F波というのが出てきて(教科書で見ると、丸い瓦を並べたような波形です)P波が消え、RR間隔はわりと規則的だそうです。教科書ではT波も消えていますが、このあたりはどうなんでしょぅね。これが心房細動になると、RR間隔も全く不規則になります。小生の昔の心電図があれば心房細動のサンプルがえられるんですが、そこは全く記録が手元にはありません。これはしようがないですね。

心房細動/粗動の見分け方はわかったところで、せっかくですから心筋梗塞の兆候がつかめるか、そのあたりも勉強します。「心電図免許皆伝」(小沢友紀雄著、日本医事新報社)という本もあります。

なおここに書いた内容はあくまでも小生の覚え書きです。解釈が医学的に正しいかどうかは、責任もてません。

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コメント

もう不整脈まで勉強されたとはすごいです。期外収縮でていますね。わたしの波形より美しいです。簡易心電図計はだいたいアバウトでしらせてくれるものと先生が言っていました。あたしのは心室系不整脈で、開業医に「あなたの心臓そのうち停まっちゃうよ」なんておどされて、カリスマ医師、複数のカリスマ臨床検査技師にみてもらう(ほんとは医師でないといけないらしい)と1ぱつおきで放置プレイでへいきらしいです。

ひでほさん、ありがとうございます。

12誘導全部を理解する気は無く、簡易心電計と同じV4あたりに出やすい症状を重点的に読んだので、早めに不整脈に来ました。不整脈を見るには、簡易心電計は適していますね。
ひでほさんは心室系ですか。心房系よりちょっとやばそうですが、心房系でも何でも、連続して出てくるのがやっぱり対処の必要があるみたいですね。小生がRFCAをやったときも、もう心房細動継続でした。

断片的にはPVCとかチェックしましたが、実際電気信号の流れとかでいろんなパターンはチェックしたんですが、こいつをマスターするといいなと。関係部署に配属されたナースさんと違いお気楽だしゆっくりやります。

ひでひさんのおっしゃるあたりは、心電図の教科書の最初に出てくる部分ですね。ただ小生は、この分極からの信号の流れと心臓の異常と結びつけるには知識が圧倒的に足りず、放棄しました。心房粗動が右心房起因、心房細動が左心房起因というのも、まだ良く理解できていません。このあたりも、勉強しなければ。ゆっくりで良いんですけどね。

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