虫垂に石があった
2018年1月5日
今年の初通院、朝から朝食抜きで、お腹のCTを撮りに行ってきました。昨年暮れに受けた大腸内視鏡検査の時、虫垂の入り口が変に盛り上がっている(場合によっては、腫瘍の可能性あり)というので、精密検査に回されたのです。
行ったのは、CTやMRIなどの画像検査の専門機関です。ここは検査だけで、結果は教えてくれません。検査前に問診がありました。大腸内視鏡を受けたクリニックからの検査依頼に、小生の既往症の中にTB(結核)と書いてあったので、小生の時代はまだリファンピシンが実用化される前なので、どこかに結核菌は生きている、という話をしました。「ちょうどリファンピシンの治験をやっている頃です。」と言ったら、「そんな時代になりますか!」とまるで歴史の生き証人に会ったような感嘆の仕方、まあ今の若いお医者さんにとってはそうでしょうね。
検査自体は、簡単でした。小生の場合は特に造影剤を使うわけでは無いので、ベッドに上がってズボンを少し下げて、機械(輪っか)の中へ勝手に入ります。それもMRIと違って輪っかの幅が狭いので、閉所恐怖症にもなりません。検査結果と言うより検査の画像は、オンラインで依頼したクリニックに届きます。これが電子カルテの本当のメリットですね。終わって会計を済ませ、この建物内では食事禁止なので外に出てゼリー飲料で朝食代わり。そのまま内視鏡検査を受けたクリニックに行きます。
そしてそこで検査結果を聞いたら、何と虫垂に石がありました。石があっても特にどうと言うことはないのですが、炎症、すなわち虫垂炎を起こしやすいそうです。軽い虫垂炎くらいは一度起こって、勝手に治った状態なのかもしれません。下腹が痛かったり、微熱が続いたりしたら、すぐに医者に行け、と言うことです。なお大腸内視鏡検査の時に取ったポリープは、すべて良性でした。
石と言えば、小生は腎臓に石があると2013年に言われ、その後の超音波検査ではいつも指摘されてきました。その話をしたら先生、「腎臓まで写っていますけど、石は見えませんねえ。」意志(石)薄弱なのか、流れてしまったようです。RFCAの時、尿の出が悪いと利尿剤を処方されましたから、ひょっとしたらその時です。その後引っ越して、O大病院では半年に1回肝臓のの超音波検査を受けていますが、その時にも腎臓の石の話は全く出てきていませんね。今度聞いてみます。
ともかく、腫瘍でなくてよかったです。
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通院、お疲れ様でした。
虫垂の盛り上がりの原因が分かり、悪性の腫瘍がなく、なによりです。
腎臓の石も流れてしまうことがあるのですね。
流石、良かったです。
ところで、南海さんが大腸内視鏡検査を受けるようになったきっかけは、便潜血でしたか。それとも、志願してですか?
投稿: yokobue | 2018/01/06 16:35
南海さん、お久しぶりです。覚えておいででしょうか、肝炎ブログでお世話になったノン・トロッポです。yokobueさんのFBから来ました。腫瘍でなくて良かったですね。でも、虫垂炎にはお気をつけください。私は子どもの頃、慢性虫垂炎から腹膜炎になり、生死の境を彷徨いました。癒着した小腸を10センチほどチョン切り排膿して何とか収まりましたが。それにしても虫垂に石とは! 私は胆石持ちですけど、流石に流れてはくれませんね。
投稿: ノン・トロッポ | 2018/01/06 17:10
yokobueさん、ありがとうございます。
腎臓や尿路の石は、大量の尿で流れることがあるのは聞いていました。ただ小生のは4mmくらいあったので、Tの門のY先生も「これは引っかかりますね」と何やらにやり(引っかかると、ものすごく痛い)だったのですが、石がぐずぐずだったのか、いなくなったようです。ただ本当にいなくなったのかは、今度肝臓の検診で超音波検査をやりますから、その時聞いてみます。
小生は、会社の健診で便潜血で引っかかりました。この時は痔の調子が悪く、小生は大腸からの出血ではないとわかっていたのですが、会社の看護師さん(女性)に相談したら、「一度もやってないんだったら、一度やってみたら?」とこれまたにやりでした。それでかかりつけの内科に、「痛くないところを紹介してくれ(大病院ほど、痛く苦しい)」と頼んで、やってもらったものです。
投稿: 南海 凡吉 | 2018/01/06 17:47
ノンさん、お久しぶりです。昔の仲間の何人かとは、上京したときにときどき会っています。
虫垂炎が破裂して腹膜炎になる話は、よく聞きますし、実際に姉が虫垂炎の手術をしたときの隣の病室の方がそうでした。ノンさんも腹膜炎まで行きましたか。あれもものすごく痛いそうで、小生、痛いのはきらいです。
小生の家族は、母と姉2人の女3人は虫垂を切っているのに、父と小生は、切っていません。父などは虫垂炎になったのに、散らしてそのまま治っています。小生はどうなるか、手術台に送り込もうとしている病気が、また増えました。
投稿: 南海 凡吉 | 2018/01/06 17:54