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2017/12/11

第9演奏会、無事終了しました

第9の演奏会は、無事終了しました。良い演奏で、合唱も良かったようです。伝聞ですがオーケストラの方からも「今年の合唱はすごい」という声を聞き、オケ合わせの時からシェレンベルガー氏の指揮が合唱が入る部分でオーケストラに「もっと出せ」とあおるような指揮になったので、声も良く出ていたのでしょう。東京から聞きの来たドラ息子も「合唱は難しいところで声が良く出ていた。」と言っていたそうですし、指導のM先生も「PPのAhnest duのところは感動した。」とおっしゃっていましたので、合唱は良かったのでしょう。こればかりは自分では聞けませんので。

ご来場いただいた皆様、ありがとうございました。

さて、当日はというと、、、。

2017年12月10日(日)

いよいよ本番の日であるが、朝からおなかの具合が悪い。緊張なのか、日頃ぐーたらしているのがいきなり3日連続の練習本番となったからなのかは不明だが、体調は悪い。おまけに、自宅近くのコンビニでサンドイッチが品切れ、気分も悪い。10時半以降は外出禁止なので、昼食は仕入れておく必要があるのだ。バスを1駅手前で降り、ホール近くのコンビニでサンドイッチとおにぎりを仕入れる。

テノールの控え室で、なぜかいつもの最前列のメンバーが揃う。そう、バスの新人さんは部屋を間違えているのだ。このバスの新人さん、カラオケは得意だが譜面は読めないという75歳、良く挑戦されたと思うが、すべて記憶で譜面を覚え、見事皆勤で今日まで来られた。終わったら皆勤賞の賞状にシェレンベルガー氏のサインをもらうとのこと、小生もまねしよう。

声出しの頃にはおなかも何とか落ち着いた。控え室からイベントホールに移動して発声。この第一声が、見事にピッチが揃っている。今までの練習では、結構ピッチがばらばらだったのだ。気合いが入ると違うものだ。発声と昨日の指摘されたところの確認。早めに終わったので、また控え室に戻る。ところが、ゲネプロ開始12時の予定が10分早まった。またイベントホールへ戻り、今度は本番の出場の練習もかねてその通りに歩いて行く。このイベントホールは小ホールの扱いで、イベントホールから直接大ホールの楽屋へ行く通路はない。そのため、一旦大ホールの入口を横切っていくことになり、本番ではお客さんから見ると、「出演者がうろうろしている。」と見える。

上手から舞台へ入場、去年は合唱団が先に入場したが、今年は第9の前にエグモント序曲があるので、オーケストラがいるところを、上手はティンパニーの横を通って入る。階段が等ピッチでないので、つまずきそうになる。整列後着席。ゲネプロ開始だがすでに第1第2楽章は終わっているようで、第3楽章からだ。体調は良くなく、耳管開放症まで起こってきた。これは脳貧血の2歩くらい手前のところで、血圧が下がりすぎているのだ。会話の時には自分の声の高さがわからず不安になるが、歌で高音を出すときは問題ないので、歌えるはずだ。第3楽章を聞きながら、昼食は全部は食べずにおにぎりだけにしておこうか、など余計なことも考える。合唱部分はまあ歌えたが、最後のところのDeine ZauberとプレストのWeltを7拍延ばしたあとのBru¨der!は出損なった。

ゲネプロが予定より早く12時30分に終わったので、昼食はきちんと食べる。セ○ンイレブンのハムレタスサンドと梅おにぎり1個が旅行の時に定番昼食で、今回もいつもと変わらないようにそれにした。胃腸薬も、しっかり飲んでおく。小生も着替えたところで、バスの新人さんにドクターを入れて記念撮影。高齢者はトイレ談義。待機時間も入れて2時間で、映画1本の長さと変わりないのだが、やはり気になるのは同じだ。できるだけぎりぎりにトイレに行くようにする。のんびり無駄話をしていたら、体調もだんだん良くなってきた。耳管も戻った。

14時30分頃イベントホールに行き、発声と最終確認。この時は大ホールは入場の真っ最中で、小生から切符を買って下さったヴォイトレの方と出くわす。どこかでお礼に伺わねば。最終確認は短時間ですんだので、臨時の最終トイレタイムができた。ありがたく使わせてもらう。

行動が早め早めなので、あちこちで待機時間ができる。まあ遅れるよりは良い。オケの入場終了を待って移動開始。と思ったらまだ入場が済んでおらず、階段の途中で待機になった。女声はスカートが長く、階段は大変だ。舞台袖に着いたときにはまだチューニングの前、そこでまたしばらく待機。エグモント序曲は10分くらいでい終わるから良い。拍手が途切れたところで入場。そしてシェレンベルガー氏が入場してこちらを向いたところで着席する。

第1楽章が始まる。これから40分くらい待機する合唱団は眠くなることが多いと言われているが、ここは木管アンサンブルを聴くには特等席である。居眠りなど、もったいない。今日のオーボエは良い!後で調べたら、工藤さんは東京アーチスツの方だ。えっ。ティンパニの音がゲネプロと全然違う!トランペットももごもご言っていない。本番に照準を合わせてきたのだ。さすがプロ。ティンパニの深町さんは武蔵野音大出身、西日本には珍しいドイツ型配置だと思ったら、そういうことだった。管だけではなく、弦もなかなか良い。ドラ息子は終演後、「良いホールで聞くと、岡フィルもうまく聞こえる。」なんぞぬかしやがったそうだが、岡フィルはうまくなったと思う。

コントラファゴットはファゴット3番との持ち替えだが、リードは違う。すぐ目の前なので見ていたら、3番を吹きながらコントラファゴットのリードを水に漬けておき、3番の演奏が終わったら今度はそちらのリードの始末もする。オーボエやファゴットのリードは、湿らせておかないと音は出ないが、水につけすぎてもまた良くないという、時間管理が必要なリードだ。陰の大変さが、目の前で見られた。

第3楽章の前でソリストが入場するところで、肩を回す。本当は首も回したいところだが、それはあまりにも目だちすぎる。第4楽章に入ったところで、口の中で舌を動かしたり、唇を少し動かしたりしてウォーミングアップする。第1声のFreide!は客席の後ろまで響くように、と言われているのだが、実際にはウォーミングアップから時間は立っているし、身体はじっとして固まっているし、いきなりは難しいところなのだ。バスの片桐さんが立ち上がるのに合わせて合唱団も立ち上がる。Freude!はうまく響いた。マエストロにんまり。

前半の山場(と小生が勝手に思っている)vor Gott.はFの音を思いっきり響かせる。マエストロのフェルマータの引っ張りがいつもより長いが、ちゃんと付いて行ける。ばん、とオケと一緒に終わり、会場からぼわんと反響が来る。小生はこれを聞きたくて第9を歌うようなものだ。客席で聞いたのと舞台で聞いたのとの差はあるが、サントリーホールがバンという感じで帰ってくるのに対し、もっと豊かにぼわんという感じで帰ってくる。このホール、低音域の残響が長いのだろうか。2017001b


いわゆる「歓喜の歌」のFreudeは音量があった。Deine Zauber 今日はGが軽く出る。体調も完全に回復したようだ。我ながら本番に強い(^_^;。ただ本当の頑張りどころ(とこれまた小生が勝手に思っている)はこの後の男声だけのところだ。特に2回目の、Bru¨der以降のFの音、周りが息切れしてくるので小生はここで踏ん張る。うまく行ったようだ。あとは一気に。4重唱フーガではテノールソロの松本さんの声が良く聞こえ、初めてDeie Zauberがぴったり出られた。本番になると、ソプラノの浜田さんはすごい。そのままプレスト。ga-で伸ばしながら音程が上下するところは、音符ごとに腹筋で切る。最後のAの音は出ないので、その前のFreude,scho¨ner を思いっきり出す。最後のオーケストラは怒濤のように終わった。今日も「ブラボーおじさん」が来ていたようで、「ブラボー」がややフライング気味のようだったが、舞台で聞く「ブラボー」はまた格別だ。これはやみつきになる。

終演後着替えて、打ち上げ会へ。ソリストの方達は退出が早くサインはもらい損なったが、シェレンベルガー氏と渡部先生からは、「皆勤賞」の賞状にサインしてもらった。「冥土の土産」がまた一つ増えた。

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コメント

昨日は大変お疲れ様でした!!!
今回の演奏は渡辺先生がおっしゃるところの
”各自が仕事をちゃんとした”おかげで合唱のクオリティが上がり
それに伴ってオケも変わったというのが本当にうれしかったです。
本番終わってお疲れがどっと出ている頃でしょうか?
体力回復してまた来年も頑張ってくださいね!

ドレミさん、ありがとうございます。

昨日は大変お疲れさまでした。それに「管理職」は、それまでがいろいろ大変だったと思います。ありがとうございました。
確かに、回復したと思った胃腸の具合がまた悪くなりました。やっぱり、疲れですね。
昨日は、小生からチケットを買って下さった方(本文とは別の方)から差し入れをいただきました。どこかでお礼にお伺いせねば。

南海さん、こんばんは!
第九の大成功、おめでとうございます㊗️
体調管理と勤勉な練習の賜物ですね。
リードのある楽器には、そんな苦労があるんですか。
年末にオペラシティに第九を聴きに行くので、夫に講釈出来ることが増えました。
冥土のみやげが、増えて良かったです。多い方がいいに決まってます。
ところで、熊田先生は、やはり、合唱されてたんですって。
それも、高校から、ずーっとだそうです^_^

 こんばんは。2階バルコニー席から聴いていました。
 合唱・声楽・オーケストラ三位一体の素晴らしい演奏で、南海さんがポイントとおっしゃっていた、「ザイト ウムシュルンゲン ミリオーネン」の男声の神々しいまでの力強さと、対する女声の包み込むようなやさしさに、目頭がうるっと来てしまいました。
 「フォール ゴッド」の劇的な響きがホールに消えていくパウゼにも鳥肌が立ちました。声楽の皆さんも、そしてシェレンベルガーさん、高畑コンマスを中心としてオーケストラも我が街が誇れる宝物との思いをいっそう強くする演奏でした。
 舞台に立った人々も客席に居合わせた人々も、それぞれに人生があり、一瞬の邂逅ではありますが、同じ音楽で心を通わせることの素晴らしさを実感したコンサートでした。やはりこの曲は演奏する方々は大変だと思いますけど、本当に素晴らしい音楽だと思いました。

yokobueさん、ありがとうございます。

まさか当日の朝におなかに来るとは、思ってもいませんでした。ただ本番までには何とかなるだろうという、「根拠のない自信」はありました(^_^;。
リード楽器、特にダブルリードは大変なようです。「のだめ」にも、オーボエの黒木君がリードを水から出すタイミングを逸してダメにし、コンクールに落選してしまうシーンがありましたね。
熊さん、合唱やられていたんですか!テニスをされていたのは知っていましたが、高校からずーっと合唱とは。多分テノールでしょうね。

ヒロノミンVさん、ありがとうございます。それに、ご来場いただき、ありがとうございました。

ベテランのヒロノミンVさんに過分のお褒めをいただき、感激しています。合唱をぬきにしても、小生は3楽章までしか真剣に聞いていませんでしたが、オーケストラは良い演奏でした。高畑コンマス、すごいですね。
ヒロノミンVさんの第9前半までの詳しい分析と感想、それに各地のオーケストラの分析を、読ませていただいています。
小生、明日はシェレンベルガーさんのオーボエを聞きにJホールに行きます。

私も明日少し遅れてJホールに行けるかもしれません。
もしお会いできたらコンサート後お茶でもしましょう!

はい。喜んで!

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