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2017/11/03

第9合唱練習記(8)

2017年11月2日(木)

練習で気になっていたのが、高音が連続するとだんだん高い声が出なくなってくることである。普通の発声練習ではGは十分に張れるのだが、だんだんやっとこさになって、終いにはFも苦しくなる。特に有名なFreude,scho¨ner Go¨tterfunken、(ミミファソソファミレ)のところ、テノールはこの4ページ半のところで、上のCより下に下がるのは5箇所しかない。ずっと腕を上に上げて支えているみたいなもので、一旦下げられれば体勢を立て直せるのだが、体勢を立て直す暇がない。具体的に言うと、声帯を引っ張っている筋肉がバテてくる。そのため、後半のGが出なくなるのだ。これは適当にサボって体勢を立て直してまた復帰するのが一つの手だが、走り込みならぬ「歌い込み」で少しは喉のスタミナが付くのではないかと思い、毎日20分以上歌うことにした。カミさんは1時間くらいはやらないとと言うのだが、高音をそんなに出し続けると、声がつぶれる。コンコーネを2,3曲やってから第9の練習をした方が良いのかもしれない。

さて練習日、もう出かける頃は真っ暗だ。冷房の効きすぎ対策で上着を持って参加した初練習だったが、その上着は完全に防寒用になっている。もう少ししたら、厚手の防寒着に替えなければいけないだろう。今日は13夜か、月がきれいだ。タヌキの本性が出てぽんぽこぽんと言いたくなるが、不審者に思われるので我慢する(笑)。

会場に着いたら、身長を書かされる。ステージの並び方の参考のためなのだが、いよいよ本番が近いことを感じさせる。小生の身長だといつも最後列なのだが、小生は高所恐怖症の気があるので、あまり高い段はダメなのだ。学生時代はこれで失敗した。新人は最後列にはしないと思うのだが、ステージであまり高いところだったら、事情を話して少し前にしてもらおう。

今日はI先生。日頃の練習の出席率の悪い原因は、毎回先生が替わるせいではないかと思っている。合唱指導の先生は毎回は来られないので地元の先生になるが、その地元の先生を一人に絞った方が良いのではないだろうか。その先生の関係で、小生は休むなら今日と思っていた。ところが意外と出席率が良い。11月の声を聞いたら、みんなその気になったのだろうか。

練習会場の男性の椅子は6列(6行)で、半分がテノール、半分がバスである。最前列に座る顔ぶれは決まっていて、テノールの中央寄りから新人だがベテラン(他のところで第9は歌ってきた)の方、去年から参加のドクター、小生、一つ空けてバスの新人2人、である。ところがこのバスの新人さん、合唱経験も全くないそうで、ときどき音を外すのがわかる。それも少しフラットとかそういうレベルではなく、2度か3度外す。これは隣のドクターも気がついていて、言うわけにもいかないし、どうしたものかと休憩時間に2人で話していたら、先生も気がついていたようで席を変えた。小生の隣にベテランの方を据え、後に「なんちゃって新人」のうまい方(元岡大グリーのパトリ)を据えた。こうすると隣につられて良い音程になる。小生の隣がバスになるが、小生は違うパートの隣で歌っても平気である。ただ「テナーさん、音程が違ってますよ。」と言われかねない(笑)。

このバスのベテランの方、先日は津山で藤岡幸夫さんの指揮で第9を歌ってきたそうだ。津山まで練習に通うのは大変なので、さすがに「藤岡さんの時にしか練習には出なかった。」とおっしゃっていたが、エネルギッシュだ。良く響くバスで、子音が早く、テノールはバスと一緒かバスの後のことが多いので、小生も助る。ただ男声3部合唱のところは、テノールの隣2人は第1テノール、第2テノールは何故か後の方にいて、小生が一人で歌っていた。

練習の最後の方はDeine ZauberからプレストのSeid umschlungenまで通したが、最後の方のFとEが続くところではさすがにバテた。小生だけではなく、隣のテノールお二方も「昔はこんなことはなかったけど。」とおっしゃっていたように、皆さんバテたようだ。お互いに、「どこかでサボろう」と言い合っていたが、練習ではソロ4重唱のところをすっ飛ばしているので、本番は少し体勢を立て直す時間がある。場合によっては話し合いでサボる場所を振り分ける。

今日はほとんど暗譜で歌ったが、怪しかったのはヘ長調に転調した後のMuss(622小節)の出るタイミングだけだった。昔から暗譜にはあまり苦労はしなかったが、今回も暗譜は何とかなりそうだ。

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コメント

男声の並びが途中から変わったのはそういう事情だったんですね。
確かに昨日はみんなバテました。
体が動かないままいきなりダブルフーガですもんね。
みんなの声帯と気持ちがどんどん疲弊していくのが分かりましたよね(^_^;)

ドレミさん、ありがとうございます。

男声の前の方でごそごそやっていたので、女声からもわかりましたよね。ただテノールの後の方にも前に出るように言われていたのですが、テノールは出てきませんでした。
先週の練習の終わり方から昨日はダブルフーガから来るだろうと思って準備していたので、そこは平気でした。ダブルフーガのテノールは上がり下がりが激しいので、逆に覚えてしまえば声帯は楽です。テノールはフィナーレを繰り返される方が堪えます。

長い時間、練習すると、のどが、つぶれるのですか。声帯は、デリケートですね。
私は、1日の練習時間は、3時間くらいかな?
楽器と歌は、練習時間が違うんですね。でも、練習は毎日必要ですよね。
ところで、今日、勝沼ぶどう郷に日帰り旅行をしました。その道中で、夫が、バス好きと分かり、
南海さんの行楽園行きのバスの写真を見せてあげました!

yokobueさん、ありがとうございます。

声楽の練習は楽器ほど時間はかけられないのは確かなのですが、カルチャーセンターのヴォイストレーニングコースは1時間半でしたし、毎週の練習も2時間から2時間半です。自分でやる第9の練習はどうしても喉に無理がかかるところばかりになるので、時間を短くしています。トレーナーが付いていると良いんですけどね。
ご主人はバスがお好きですか。岡電バス在籍全車両のスペック一覧表を作っていますが、ご希望ならお送りします。

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